文学部

人間と文化の本質に迫り、人類の未来への地図を描きます

文学部について

現代社会では、加速度的に国際化・情報化が進んでいます。ますます拡大し、複雑化する現代社会において、「人間」と「文化」の本質をさまざまな角度から探求するのが、文学部。哲学科、日本文学科、英文学科、史学科、地理学科、心理学科の各分野で、それぞれの視点から「人間であること」について深く掘り下げます。 各学科での専門教育を支え、さらに幅広さと奥行きを与える多彩な教養教育科目が、体系的・総合的に設置されているのも特長。また、日本文学科ではフレックスタイム制を導入するなど、より多くの学びの機会を提供するよう環境をととのえています。

特色

1.全員がゼミナールに入れます。

ゼミナールとは一人の先生の元に少人数の学生が集まり、主体的に学び、発表や討論を行う学習方法です。 大教室で講義を聞く勉強は知識の習得に偏りがちですが、ゼミナールでは知識見識を自ら切り開く方法と技術を学びます。 調査、プレゼンテーション、質疑応答、討論、そしてそれらへの先生の指導を通して、問題提起のあり方、調査研究の技術、 魅力的なプレゼンテーションの方法などを学びます。だからこそ文学部の卒業生は社会に出て、多様な分野で立派に活躍できるのです。 また、それらの学習を通じて人間的な出会いや信頼関係が生まれることもしばしばあるのが、ゼミナールの魅力のひとつです。 ゼミナールの仲間が一生の友人となることも珍しくありません。信頼できる先生がいて、心の通じる仲間がいるからこそ、 厳しい授業が成立します。文学部では各分野のゼミナールを開設しています。そして、全員がゼミナールを受講します。


2.卒業論文指導が充実しています。

大学は学生が一方的に知識を習得するだけの場ではありません。問題点、疑問点を見出し、それを解決する方法を探し出し、新しい叡智を生み出す方法と技術を身につける場でもあるのです。卒業論文は大学在学中に学んできた事柄の集大成を 示すものです。学生も皆さんそれぞれが研究テーマを定めるところから、先生とマンツーマンの指導が始まります。 マンツーマンの指導は卒業論文を書き上げるまでの1年間を通して行われます。充実した指導を受けることができます。 卒業論文を書き上げたのち、先生と学生の1対1で口頭試問(卒業論文の内容について質問され、それに回答すること)が行われます。 こうして完成した卒業論文(作品製作の場合もあります)と、卒業論文を書き上げたという経験は必ず一生の宝となることでしょう。


3.文学部独自開講科目があります。

文学部独自開講科目として「文学部生のキャリア形成」「現代のコモンセンス」を開講しています。

「文学部生のキャリア形成」
さまざま業界で活躍する文学部OB・OGをゲスト講師に迎え、仕事のやりがいや喜び、その業界が抱えている問題など、仕事や社会の実像を幅広く学びます。社会に出て働くことの意義や、大学生の間にすべきことを考える絶好の機会です。

ゲスト講師の業種一覧(例)
・総合人材サービス
・地方公務員
・国家公務員
・学校教員
・出版
・人事関係
・ホテル
・サービス
・一般社団法人
・放送

「現代のコモンセンス」
職業モラル、人間関係の常識、異文化との共生、メディアと倫理などについて、専門家を講師に迎え解説。現代社会に数多く存在している、容易には答えを導きだせない事象に目を向け、社会で生きていくために必須の知識やスキルを学びます。

講義テーマ一覧
・LGBTQの動向とメンタルヘルス
・依存症とメンタルヘルス
・身近なハラスメントとDV問題
・パーソナリティ障害と発達障害
・減胎手術は許されるか
・若者をねらう悪質商法と、SNSの注意点紹介
・職業モラルと社会人のマナー
・ビジネス・コンプライアンス(職場と法令遵守)
・都市開発・まちづくりにおけるジレンマ
・「耐える」・「辞める」以外の「職場を改善する」という選択肢を考える
・異文化との共生
・著作権の現在


4.文学部は4年間を市ケ谷キャンパスで過ごします。

入学から卒業まで文学部は市ケ谷キャンパスで過ごします。市ケ谷キャンパスは都心に位置しています。 交通手段は利便性が高く、また周辺には学習の助けになる様々な施設があります。また、都心とはいえ、校舎の前には 旧江戸城の外濠とそれを囲む緑地が広がり、良好な環境を維持しています。高層校舎ボアソナードタワーに続き富士見坂校舎が 加わり新施設として外濠校舎も完成しました。

<学科>
・哲学科
・日本文学科
・英文学科
・史学科
・地理学科
・心理学科