経済学部
◆ようこそ、私たちの経済学部へ・・・
皆さんは「大学での勉強」にどのようなイメージを抱いていますか。高校までの学習の多くは「正解が1つ」しかないような知識の習得が中心ではなかったですか。少しヘンな質問をしましょう。「100円の鉛筆を2本買いました。全部でいくら?」答えは1つ、「200円」ですね。同じように、教科型の入学試験でも、「正しい」答えにマークしなければ得点できません。
これに対して、大学では「正解がいくつもありうる」問題に対して、皆さんが自分の頭で考え、自分なりに答えを見つけ、自分の意見をもてるようになることが大事になります。とはいえ、「正解が1つ」型の基礎知識の習得が軽視されるわけではありません。そうした知識が土台にあるからこそ、自分の頭で考えることができるようになるからです。
経済に関する例で説明しましょう。2008年の後半、日本を含む世界各国の景気は同時に悪化しました。その背景にはアメリカのサブプライム問題があったといわれます。では、サブプライム問題とは何でしょうか。ここで詳しい説明はできませんが、どうやら、お金の貸し借りに関係がありそうだ、ということがわかったとしましょう。お金の貸し借りには必ず「金利(利子率)」というものが登場するので、さらに質問することにします。「金利とは具体的にどのようなもので、どんな種類がありますか?」そう、この「金利とは?」は、おそらく基礎知識に属すると考えられます。しかし、「サブプライム問題に端を発するといわれる世界同時不況がなぜ起こったのか、日本はどのような経済政策をとるべきか」という大きな問題になると、いくつも答えがありそうですね。こうした問題を基礎知識なく「自分の頭で考えろ!」といわれても困っちゃいます。
もうわかりましたね。基礎知識をしっかりと習得し、それらを土台に、あるいは、道具にして、自分が関心を持った(専門的)問題を自分の頭で考えられるようになることこそが、大学での勉強の核心といえるのです。
というわけですから、國學院大學経済学部での皆さんの学習・研究も、基礎的な科目からスタートすることになりますし、そうした基礎的な科目のいくつかは「必修」といって、単位の修得(一定以上の成績をとって合格すること)が義務付けられてもいます。一年生で学ぶことになる『日本の経済』はその1つで、上に述べた「金利とは?」を最初に学ぶのもこの科目になるでしょう。そうした基礎的な知識を習得して、準備が整ったら、皆さんは(広い意味での)経済学の大海原へと船出することになります。もちろん、どんな船旅にするかは、皆さんの自由です。
さあ、下記URLよりサイトをどんどんクリックしてみてください。実にさまざまな専門領域が広がっていることに気づかれるでしょう。皆さんの大航海が実り豊かなものになるように、私たちも努力を惜しみませんが、皆さんも、「これはおもしろい」と思えるものを見つけてとことん追求するのだという意気込みで、この大航海にのぞんでください。いっしょに楽しく勉強していきましょう!!
皆さんは「大学での勉強」にどのようなイメージを抱いていますか。高校までの学習の多くは「正解が1つ」しかないような知識の習得が中心ではなかったですか。少しヘンな質問をしましょう。「100円の鉛筆を2本買いました。全部でいくら?」答えは1つ、「200円」ですね。同じように、教科型の入学試験でも、「正しい」答えにマークしなければ得点できません。
これに対して、大学では「正解がいくつもありうる」問題に対して、皆さんが自分の頭で考え、自分なりに答えを見つけ、自分の意見をもてるようになることが大事になります。とはいえ、「正解が1つ」型の基礎知識の習得が軽視されるわけではありません。そうした知識が土台にあるからこそ、自分の頭で考えることができるようになるからです。
経済に関する例で説明しましょう。2008年の後半、日本を含む世界各国の景気は同時に悪化しました。その背景にはアメリカのサブプライム問題があったといわれます。では、サブプライム問題とは何でしょうか。ここで詳しい説明はできませんが、どうやら、お金の貸し借りに関係がありそうだ、ということがわかったとしましょう。お金の貸し借りには必ず「金利(利子率)」というものが登場するので、さらに質問することにします。「金利とは具体的にどのようなもので、どんな種類がありますか?」そう、この「金利とは?」は、おそらく基礎知識に属すると考えられます。しかし、「サブプライム問題に端を発するといわれる世界同時不況がなぜ起こったのか、日本はどのような経済政策をとるべきか」という大きな問題になると、いくつも答えがありそうですね。こうした問題を基礎知識なく「自分の頭で考えろ!」といわれても困っちゃいます。
もうわかりましたね。基礎知識をしっかりと習得し、それらを土台に、あるいは、道具にして、自分が関心を持った(専門的)問題を自分の頭で考えられるようになることこそが、大学での勉強の核心といえるのです。
というわけですから、國學院大學経済学部での皆さんの学習・研究も、基礎的な科目からスタートすることになりますし、そうした基礎的な科目のいくつかは「必修」といって、単位の修得(一定以上の成績をとって合格すること)が義務付けられてもいます。一年生で学ぶことになる『日本の経済』はその1つで、上に述べた「金利とは?」を最初に学ぶのもこの科目になるでしょう。そうした基礎的な知識を習得して、準備が整ったら、皆さんは(広い意味での)経済学の大海原へと船出することになります。もちろん、どんな船旅にするかは、皆さんの自由です。
さあ、下記URLよりサイトをどんどんクリックしてみてください。実にさまざまな専門領域が広がっていることに気づかれるでしょう。皆さんの大航海が実り豊かなものになるように、私たちも努力を惜しみませんが、皆さんも、「これはおもしろい」と思えるものを見つけてとことん追求するのだという意気込みで、この大航海にのぞんでください。いっしょに楽しく勉強していきましょう!!
◆経済学部の教育研究上の目的
経済学部は、多元化しグローバリゼーションの進展する社会の中にあって、経済学の基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備え、未来への実践的で創造的な対応力を身につけた、社会に貢献できる専門的教養人を育成することを目的とする。
経済学部各学科の「人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的」
経済学科
経済学科は、経済学の基本的な分析ツールと幅広い歴史的パースペクティブに依拠し、身近な地域から世界に至る経済・社会・政治の動向を踏まえつつ、日本経済の一層の発展と人類の福祉の向上に貢献できる人材を育成することを目的とする。
経営学科
経営学科は、経営学と会計学の専門基礎力を備えるよう実践力、創造力、分析力を鍛錬し、企業をはじめとするさまざまな組織の中で、課題の発見と解決にリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的とする。
経済ネットワーキング学科(2019年度以前入学者、募集停止)
経済ネットワーキング学科は、環境問題や地域問題など新しい問題群を対象にしつつ、ネットワーキングの視点に立ち、問題の起きている現場に即して自ら考え、問題解決を図ることのできる人材を育成すること。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/economics
経済学部は、多元化しグローバリゼーションの進展する社会の中にあって、経済学の基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備え、未来への実践的で創造的な対応力を身につけた、社会に貢献できる専門的教養人を育成することを目的とする。
経済学部各学科の「人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的」
経済学科
経済学科は、経済学の基本的な分析ツールと幅広い歴史的パースペクティブに依拠し、身近な地域から世界に至る経済・社会・政治の動向を踏まえつつ、日本経済の一層の発展と人類の福祉の向上に貢献できる人材を育成することを目的とする。
経営学科
経営学科は、経営学と会計学の専門基礎力を備えるよう実践力、創造力、分析力を鍛錬し、企業をはじめとするさまざまな組織の中で、課題の発見と解決にリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的とする。
経済ネットワーキング学科(2019年度以前入学者、募集停止)
経済ネットワーキング学科は、環境問題や地域問題など新しい問題群を対象にしつつ、ネットワーキングの視点に立ち、問題の起きている現場に即して自ら考え、問題解決を図ることのできる人材を育成すること。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/economics