医薬工学科が「食品衛生管理者」及び「食品衛生監視員」の 国家資格を取得できる養成施設に認定されました

 令和6年4月に開設する、本学の工学部医薬工学科が、厚生労働省から認定される国家資格「食品衛生管理者」及び「食品衛生監視員」の養成施設として山口県知事による登録を受けました。
 これにより、医薬工学科の所定の単位を修得することで、卒業と同時に「食品衛生管理者」と「食品衛生監視員」の両方の任用資格を取得できるようになりました。

 工学部が、厚生労働省の「食品衛生管理者」及び「食品衛生監視員」の養成施設として認定されるのは、西日本の国公立大学では、本学が初めてとなります。

 医薬工学科では、ライフサイエンスとデータサイエンスの両方に精通し、バイオ医薬品・医療機器、化粧品・食品に関する製造技術及びプロセス開発、製品の品質評価・品質保証に貢献できる専門的な人材を育成します。

医薬工学科の特設サイトはこちら

登録通知書(PDF)

○食品衛生管理者
食品衛生管理者は、食品衛生法により、食品又は食品添加物を製造・加工する施設において配置が義務付けられた国家資格です。食品及び食品添加物の製造過程、加工過程において関連法規に対して違反が行われないよう監督し、食の安全を守る大切な役割を担います。

○食品衛生監視員
食品衛生監視員は、食品衛生法により、国及び保健所を設置する地方自治体に配置が義務付けられた国家資格です。食品衛生監視員は国家公務員と地方公務員に分けられ、国家公務員は厚生労働省や地方厚生局のほか、空港・港の検疫所で輸入食品由来の感染症を防ぎ、食中毒の危険性がある汚染食品の流通等を防ぎます。地方公務員は保健所で食品に関する流通と取扱を監視・指導し、私たち国民の健康と食の安全を守る大切な役割を担います。