大学について
建学の精神
「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」
公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学は、地方都市における落ち着いた教育環境のもと、学校法人東京理科大学との姉妹校関係を維持強化しつつ、薬工系の基礎的知識と専門的な学術を教育・研究するとともに、地域に根差し、地域社会の発展に寄与する「地域のキーパーソン」の育成に貢献することを目的とします。基本理念
・世界的視野で物事を思考できる人間性豊かな人材の育成・波及効果の期待できる独創的・ 先進的研究の推進
・教育・研究と地域貢献が一体化した生涯教育の充実
教育方針
総合教育と専門教育を通じて、以下に記す能力や知識・技能を備えた人材の育成に努めます。総合教育
・人間や自然、環境を意識して問題を解決できる能力(倫理とマネジメント力)・世界の動きや文化を理解できる素養と国際的に通用する語学力(文化理解と語学力)
・自己理解を深め自分の考えを表現する能力(キャリア開発と表現力)
・情報リテラシーと情報を有効活用する能力(情報と解析力)
専門教育
・社会に役立つ工学・薬学を開拓できる専門知識(専門知識と応用力)・先進技術の習得と工学・薬学に応用できる実験技術(実験知識とデザイン力)
工学と薬学の本質に迫る確かで徹底した基礎学力。
事象の本質的な理解を深め、応用の創造力と課題解決力を養う高度な専門知識。
地域活動や産学官との連携を通して育成する多様な価値観をもった豊かな人間力。
次代を拓くキーパーソンに必要な3つの力を山口東京理科大学の「Only One教育」で磨く。
確かな基礎学力
技術の進歩は速く、産業界・医療界では最先端技術のみに精通することではなく、技術の進歩に素早く対応できる確実な基礎学力が求められています。
山陽小野田市立山口東京理科大学では、体系的な教育により、変化の早い技術の進歩に対応できる「確かな基礎学力」を身につけ、技術革新をリードできる、柔軟性豊かな人材を育成します。
高度な専門知識
地域産業界・医療界の中枢で活躍する人材(キーパーソン)になるには、 学問の本質に迫る深い専門知識を有し、応用を創造できる力が必要です。
高度な専門知識と応用技術、研究方法を習得し、事象の本質的な理解を深めるとともに、応用を創造できる能力と、課題を発見し解決できる能力を身につけた、独創性豊かな人材を育成します。
豊かな人間形成
リーダーとして活躍するには、世界の動きや文化を理解できる深い教養と学際領域の幅広い知識が必要です。
国際感覚、社会認識、経済感覚、倫理や責任感、自然科学に対する教養を育み、物事に対する自分の考えや視点を持ち、口頭・文章で表現できる能力や国際的に通用する英語力の基礎を身につけた、人間性豊かな人材を育成します。
学生消防団の活動を通して地元の社会人と接することで、社会に出たときのコミュニケーション能力を高めることができます。また、年末特別警戒出発式など消防署のイベントに関わることで、臨機応変に対応する力や責任感を養うことができます。
山陽小野田市・山口東京理科大学連携協議会主催による、山陽小野田市「かがく博覧会」。市内の小学校・中学校・高校・大学・ 企業が一同に会し、科学の面白さや楽しさを体感することができるイベントです。毎年、数千人規模の来場者で賑わい、本学からも実験ブースを出展し、学生が子供たちに科学の魅力を伝えます。
小野田セメントの創始者で小野田市(現 山陽小野田市)の名誉市民第1号である笠井順八翁の功績を称え、復活した「住吉まつり」。本学学生もボランティア団体を結成し、イベントに参加します。学業の合間に日々練習を重ね、パレードやステージにおいて龍舞を披露するなど、地元企業や地域との絆を深めています。
事象の本質的な理解を深め、応用の創造力と課題解決力を養う高度な専門知識。
地域活動や産学官との連携を通して育成する多様な価値観をもった豊かな人間力。
次代を拓くキーパーソンに必要な3つの力を山口東京理科大学の「Only One教育」で磨く。
確かな基礎学力
-基礎学力を育成する体系的な教育システム-
技術の進歩は速く、産業界・医療界では最先端技術のみに精通することではなく、技術の進歩に素早く対応できる確実な基礎学力が求められています。山陽小野田市立山口東京理科大学では、体系的な教育により、変化の早い技術の進歩に対応できる「確かな基礎学力」を身につけ、技術革新をリードできる、柔軟性豊かな人材を育成します。
数学・物理学・英語の基礎学力を高める「習熟度別少人数授業」
専門科目を学ぶための基礎となる数学や物理学の知識を確実に身につけるために、1年次の数学・物理学・英語に習熟度別の少人数クラスを設けています。まず確認テストで理解度を確かめ、理解度に応じたクラスが決まります。「確実に基礎が身につく」と学生の満足度が高いシステムです。短期的に集中して学ぶ「基礎科目クォーター制」
工学部では1年次の数学・物理学など重要な基礎科目に「クォーター制(4学期制)」を導入しています。クォーター制は1つの科目を週2、3回の授業、8週間で完結するプログラムで、短期間に集中して学ぶことで高校から大学への接続をスムーズに行い、学習効果を高めています。疑問をすぐに解消できる「学習サポート教室」
「高校で学習していない分野がある」「授業で理解できないところがあった」等の不安を解消する強い味方が学習サポート教室です。教員の個別指導やグループ指導を通して、授業で理解できなかった点や疑問を解決し、知識を着実に身につけていきます。高度な専門知識
-応用を創造する力と課題を発見・解決する力-
地域産業界・医療界の中枢で活躍する人材(キーパーソン)になるには、 学問の本質に迫る深い専門知識を有し、応用を創造できる力が必要です。高度な専門知識と応用技術、研究方法を習得し、事象の本質的な理解を深めるとともに、応用を創造できる能力と、課題を発見し解決できる能力を身につけた、独創性豊かな人材を育成します。
豊かな人間形成
-深い教養と幅広い知識を備えた豊かな人間力-
リーダーとして活躍するには、世界の動きや文化を理解できる深い教養と学際領域の幅広い知識が必要です。国際感覚、社会認識、経済感覚、倫理や責任感、自然科学に対する教養を育み、物事に対する自分の考えや視点を持ち、口頭・文章で表現できる能力や国際的に通用する英語力の基礎を身につけた、人間性豊かな人材を育成します。
Point 01 地域との連携・交流を通して、社会人基礎力や人間力を養う
防災イベントの広報活動で、自主的に行動する力を身につける
消防士×山口東京理科大学学生消防団の活動を通して地元の社会人と接することで、社会に出たときのコミュニケーション能力を高めることができます。また、年末特別警戒出発式など消防署のイベントに関わることで、臨機応変に対応する力や責任感を養うことができます。
子供たちと触れ合いながら、科学の面白さを伝える
市内の小・中・高・企業×山口東京理科大学山陽小野田市・山口東京理科大学連携協議会主催による、山陽小野田市「かがく博覧会」。市内の小学校・中学校・高校・大学・ 企業が一同に会し、科学の面白さや楽しさを体感することができるイベントです。毎年、数千人規模の来場者で賑わい、本学からも実験ブースを出展し、学生が子供たちに科学の魅力を伝えます。
地元の祭りの復活に一役
山陽小野田市×山口東京理科大学小野田セメントの創始者で小野田市(現 山陽小野田市)の名誉市民第1号である笠井順八翁の功績を称え、復活した「住吉まつり」。本学学生もボランティア団体を結成し、イベントに参加します。学業の合間に日々練習を重ね、パレードやステージにおいて龍舞を披露するなど、地元企業や地域との絆を深めています。
Point 02 細やかなアドバイスやサポートを通して、自信、自己肯定感を身に付ける
「チューター制度」1対1で学習から生活までアドバイス
学生一人ひとりに担当教員チューターを設け、学習・生活指導を定期的に実施。1対1の個別指導のため、学生が作成する履修計画表の点検とアドバイスを行うなど、細やかに対応します。「学生相談室」健やかな大学生活を送るための『きっかけ』に
学業面や生活面での困りごと、友達や家族には言いにくいこと、大学生活で起こる様々なことなど、どんなことでも気軽に相談できる学生相談室には4人のカウンセラーがいます。また、医師・保健師・看護師などの有資格者が、健康・医療・メンタルヘルス・介護などさまざまな相談に対応する24 時間年中無休の相談ダイヤルもあり、健やかな大学生活を全力でサポートしています。アドミッションポリシー(入学者受入方針)
1.大学の理念を十分理解している人を求めます。2.高等学校教育課程もしくは同等の学習内容を修了し、工学に関する基礎的並びに専門的知識を身に付ける上で十分な学力を有している人を求めます。
3.工学の本質に迫る深い専門知識と工学的な応用を創造できる力の修得を目指し、地域産業界の中核で活躍する人材(キーパーソン)として活躍したいと希う人を求めます。
4.科学技術を通して社会に貢献できる人材を育成するという本学の理念を理解し、科学技術者にふさわしい独創性、思考力、積極性、行動力を備えた将来性のある人材を求めます。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)
1.大学の理念に基づいて各学科が定める教育目標を実現するための教育課程を編成します。2.高度な専門知識と応用技術を修得するとともに、人間や自然・環境を配慮した問題を解決できる能力、自己表現力や情報解析能力を修得できる体系的な教育課程を実践します。
3.段階的な知識の修得を支援するため、一般的素養を深めるための「一般科目」、工学分野における各専門分野の基盤をなす「基礎科目」、専門家としての能力を養うための「専門科目」の3種類の授業科目を体系的に配置します。
4.「一般科目」は、人文科学、社会科学、自然科学、健康科学、外国語等に関する科目を配置します。
5.「基礎科目」は「基幹基礎科目」と「専門基礎科目」の授業科目を効果的に配置します。「基幹基礎科目」は工学部の学生にとって必須な科目とし、「専門基礎科目」は学科ごとに特色ある「専門科目」との接続を図ります。
6.「専門科目」を通じて、工学分野における高度な専門知識と応用技術、研究方法を修得し、事象の本質的な理解を深めるとともに、工学的な応用を創造できる能力と、課題を発見し解決できる能力を身につけます。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
1.人間や自然、環境を配慮して問題を解決できる能力を修得している。2.世界の動きや文化を理解できる教養と国際的に通用する言語能力を修得している。
3.自己理解を深め自分の考えを的確に表現する能力を修得している。
4.情報リテラシーと情報を有効活用する能力を修得している。
5.社会に役立つ工学を開拓できる基礎学力と専門知識を修得している。
6.先進技術の習得と工学に応用できるデザイン能力を修得している。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
- 「薬学をとおして人の健康を守る」という高い志と研究心・倫理観の習得を目指し、山口県地域をはじめ国内・国外に関わらず自らの関係する様々なコミュニティー(職業、学問領域など)で活躍したいと願う人を求めます。
- 高等学校教育課程もしくは同等の学習内容を修了し、薬学に関する基礎的及び専門的知識を身に付ける上で十分な学力を有している人を求めます。
- 薬剤師養成の学部であることに鑑み、薬剤師としての活動に意欲を持ち、将来的に薬学人として医療・創薬・公共福祉など様々な分野で研究心を持った問題発見・解決できる薬剤師として生涯を通して成長・活躍したいと願う人を求めます。
- 関係する周囲の人々との円滑な意見交換や意思疎通などを図るために必要な、基本的なコミュニケーション能力を有する人を求めます。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)
- 「薬学人としての教養と倫理観、地域愛、リーダーシップ」を醸成するために、以下に示す総合教育科目群を受講する。
・幅広い教養と人命を最大限に尊重することのできる人間性豊かな人材を育むことを目的として、「一般科目」で人文科学に関する様々な科目を受講する。
・薬学人としての基本姿勢を学ぶため、医療倫理教育やヒューマニズム教育科目を履修する。
・地方公立大学薬学部として地域愛を高めるため、山口県や山陽小野田市の学術文化に関する講義を受講する。
・所属するコミュニティーにおいて、薬学・健康に関わるリーダーとして活躍するために求められる、薬学的素養(意欲、使命感と責任感、知識、技能、態度)を養うための科目を履修する。
・地方公立大学薬学部として、地元をはじめ様々なコミュニティーにおけるキーパーソンとして貢献する意識を高めるために、山口県や山陽小野田市の学術文化に関する講義を提供するとともに、山口県内の病院や薬局、製薬関連企業等の見学の機会やその第一線で活躍する県内薬剤師等との意見交換の場を提供する。 - 「薬学人としての基本的な知識・技能と、それらに裏付けられた応用力」を習得するために、以下に示す教育課程を年次進行で受講する。
・1年次では、薬学教育の基本的事項を習得するため、薬学の概略や物理・化学・生物の基礎を身につけるための科目を受講する。また、近年の薬学分野で必須の情報リテラシーや統計学の基礎科目も受講する。
・2年次では、1年次基礎教育を基に、薬学教育の土台となる有機化学・物理化学・生化学を中心に、講義・演習・実習を組み合わせて体系的に学ぶことができる科目を受講する。また、医療・社会健康薬学に関する基礎科目も受講する。
・3年次では、学修者自身が多様性をもって志望するキャリアに沿った薬学教育の中でもより専門性の高い科目を受講する。すなわち、患者情報に応じた最適な薬物治療を実施する総合医療薬学を実習と併せて集中的に学習する。また、創薬で欠かせない最新の専門知識を習得する科目を受講する。
・4年次では、調剤、服薬指導、チーム医療など、薬剤師としての職務に必要な知識・技能・態度を身に付けるための科目を履修する。また、5年次の実務実習に向けた薬剤師実務の能力を習得するための科目を受講するとともに、その知識と技能を確認する共用試験(CBT、OSCE)を実施する。なお、合格者のみが5年次の実務実習に参加可能である。
・4年次〜6年次の期間、それまでに習得した基本的な知識・技能を活かして、課題発見・問題解決能力などを含む総合的薬学研究遂行能力を修得するため、卒業研究を受講する。すなわち、薬学部の各研究室に配属され、担当教員から教育指導を受けながら各自に与えられたテーマについて研究活動を継続的に行う。また、研究室内外で実施される各種セミナーや学会等に参加し学術発表を行い、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力等も修得する。
・5年次では、病院と薬局双方の現場での薬剤師業務を通じて実践的かつ総合的な臨床薬学能力を習得すべく、病院薬局実務実習を受講する。
・6年次では、薬学人としての知識の総合力を高めるため、薬学教育を総括する科目を受講する。また、4年次から取り組んできた卒業研究の内容を卒業研究論文として取り纏めると共に、その成果を発表する。 - 「薬学人としての問題発見・解決能力と研究遂行意欲」を育成するために、
・1・3・4年次の開講科目で実施されるPBL(Problem-Based Learning) やSGD (Small Group Discussion)を含むアクティブラーニングを通じて、問題点の洗い出しや論点の整理、問題解決のためのプランニングなど、問題発見・解決能力の醸成と基本的な技能を習得する。
・学生実習や実務実習、卒業研究において、自身が得た経験と観察、実験・研究データから様々な原因・理由を考察し、他のメンバーやグループなどとの様々な議論や意見交換を経ながら問題解決の糸口を見出すための実践的な技能を取得する。更に卒業研究では、問題解決手法を自ら実践し、その結果をもとに更なる改良・改善を目指すことで、高い研究遂行意欲の醸成を図る。
・収集情報の的確な整理・分析に極めて重要な統計学関連の講義を受講する。 - 「薬学人としてのコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力」を習得するために、
・医療機関の他職種連携・協力(チーム医療)においてそれぞれの立場を理解し、薬剤師として積極的に参画することで地域医療に大きく貢献する意識を醸成する科目を受講する。
・幅広い教養と薬学人としての基本姿勢を学ぶために、1年次開講科目でスモールグループディスカッションを積極的に実施し、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の意識づけと基本的な技能を習得する。
・学生実習や実務実習、卒業研究において、各実習グループ・研究グループ内でのデータ共有や考察を実施し、他のメンバーやグループなどとの様々な議論や意見交換、更には学術発表をはじめ様々な発表を経験することで、コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の一層の向上を図る。
・国際社会で必要不可欠な言語として、英語科目を提供する。また、本科目では、理解度・習熟度に応じたグループ別指導を実施するなど、第二言語である英語のきめ細かい指導により能力育成を行う。
・薬学分野の専門英語の基礎力習得のために、科学英語を提供する。
・卒業研究では、与えられた研究テーマや配属された研究室の研究内容に関する世界の最新研究動向について俯瞰的に捉えその詳細を理解するために、国際的な研究論文を解読する機会を提供する。更には、研究成果が国際学会や英文科学誌に投稿するに値する場合は、その発表の機会を提供する。 - 薬剤師・薬学人として活躍できる教養と倫理観、基本的な知識・技能を身に付けている。
- 薬剤師・薬学人として薬学に関する知識と研究心(研究能力)を身に付け、問題発見・解決能力を身に付けている。
- 薬剤師・薬学人として必要なコミュニケーション能力を身に付けている。
- 薬剤師・薬学人として地域貢献をはじめとして広く社会に貢献する意欲を身に付けている。