人材養成の目的(学則第12条の2)
「平和・自由・進歩」の建学の精神に基づいた幅広い教養と調和のとれた知・徳・体をそなえた人材及び心身の健康を支援する有為な人材を養成する。
スポーツ健康学科
人間の「こころ」と「からだ」を科学的に研究し、人格の尊重、生命の尊厳を指導できる資質をそなえた健康支援人材を養成する。
看護学科
人間としての尊厳・健康に生きる権利を擁護し、自己評価能力・自己教育力を身につけ、広く社会に貢献できる看護職者を養成する。
教育研究上の目的(学則第12条の3)
スポーツ健康学科
人間理解、健康理解を基礎として、食生活・栄養、運動・スポーツ、心理、社会福祉、保健・医療の幅広い視点に立った多角的角度から「スポーツと健康」を探求・究明する。
看護学科
地域に根ざしたケアリング文化を発掘・継承・発展させ、人類の健康増進に務め且つ看護学のグローバルな発展に寄与することを目的に教育研究活動を推進する。
人間健康学部の教育の目標
スポーツ健康学科の教育目標
- からだの健康、こころの健康とスポーツ、栄養学を基礎におきながら健康、養護、看護、福祉を幅広い学問領域から科学的・総合的に探求する。
- 幼児から高齢者まですべての人間を対象として「スポーツ」と「健康」を通じて人間の「生き方」を探り、個々人が質の高い健康生活を営み、満足した生涯を送ることができる社会の形成に貢献することをその特色とする。
- 「人間が生きることの理解」、「人間と健康の理解」、「人間のこころとからだの理解」を基礎に、健康に関わる食生活・栄養、運動・スポーツ、環境、社会・福祉、保健・医療に関する専門知識を習得し、健康の保持・増進の方策を科学的・総合的に究明し、健康に生きる人間の生き方を解明する。
- 時代を担う、幼・少・青年期の心身の健やかな成長・発育のために健全な食習慣、運動習慣、生活習慣を育成すると同時に、中・壮・高年期の健康増進、生活習慣病の一次予防対策を探求し、生活の質の向上や健康寿命の延長に寄与する。
- 専門性を身につけるための基礎教育を十分に行うと同時に、即戦力を養うために実験・実習を重視する。
- 本学が基本理念とする「平和」「自由」「進歩」を教育目標にすえ、地域文化の核となる地域振興に貢献し、多様化する時代のニーズに応え、ボーダーレス化する国際舞台で活躍できる創造性豊かな人材を育成することを目指す。
- 基礎・基本の習得を基に、探究心、発想力や創造力を伸ばし、知の創造を推進することができる人材の育成を目指す。
- グローバル化時代に生き、地域社会を担う責任ある個人として高い倫理観と責任感を持って判断し行動できる能力を育成する。
- 異なる歴史的・文化的背景や価値観の存在を視野に入れながら地球的規模で物事を考える基礎を培う観点から、自らの文化と世界の多様な国の歴史や伝統、文化を理解するための教育を行う。
- 個々人のかけがえのない価値を尊重し、個人の能力を最大限に引き出すことを重視し、それぞれの能力を高め、自らの得意とする分野にその才能を伸ばし、自発的精神を育成することが大切である。したがって、カリキュラムは、スポーツと健康科学を基礎とした人間の健康を総合的な視野から考察する上で必要とされる主要な領域に編成する。
看護学科の教育目標
- 幅広い教養を身につけた良識ある社会人として、思いやりのある豊かな人間性を培い、人間としての尊厳と権利を擁護できる能力を養う。
- 多様な背景を持つ人々と信頼関係を築き、看護専門職としてケアリングとヘルスプロモーションの能力を育成する。
- 成長し続ける看護職として、自己評価能力・自己教育力を身につけ、倫理的判断力とクリティカルシンキングに支えられた実践能力を育成する。
- 保健・医療・福祉において、看護専門職者としての自律性と参画力を育むとともにヒューマンサービスを提供する人々との協働者・調整者としての能力を養う。
- 看護の社会的役割を認識し、国際性を育みながら広く社会に貢献する能力を養う。
- 科学的探究心および研究開発能力を培い、知識創造の喜びを感得し、創造的な人間として看護実践科学の発展に貢献できる能力を養う。