専攻科/大学院紹介
専攻科
安心して健康な子どもを産み育てられる地域づくりに貢献する助産師を育成します。
本専攻科は、沖縄の地理・歴史的文化的特性、とりわけ健康長寿社会の中で育まれた人々の豊かなケアリング文化に根ざした助産ケアを提供できる助産師の養成を目指し、地域社会の保健・医療・福祉との連携を推進することを特色とする。養成する人材像
本専攻科は、以下のような人材を養成する。- 安全で質の高い助産実践能力および他職種と協働できる能力を身につけ、地域住民と相互にパートナーシップを築く存在として自己研鑚し、地域・国際社会の母子保健の発展に貢献できる助産師。
- 豊かな人間性と倫理観に基づき、地域特性や対象のニーズを踏まえた適格な対応ができ、女性とその家族のライフサイクルに応じた健康支援を自立して実践できる助産師。
教育目的
助産学専攻科は、看護学を基盤に、人間の生命の尊厳を守り、人権を擁護できる豊かな人間性を培うとともに、女性、母子やその家族を全人的に理解し、寄り添い、かつ、継続的に健康教育支援ができる助産師を養成する。また、安全で質の高い助産実践能力を維持し、他職種と協働して、地域・国際社会の母子保健の発展に貢献できる自律した助産師を養成することを目的とする。目指す進路・就職先
・病院などの医療機関・助産所
・保健所・保健センター
・大学院進学
目指す資格・免許
・助産師国家試験受験資格・受胎調節実地指導員申請資格
・新生児蘇生法修了認定(Aコース)受験資格
大学院
本大学院では、さまざまな文化を理解する能力を持ち、国内外における地域課題の解決に必要な視野を持った高度の専門的職業人及び高度の研究能力を有する人材の養成に努めています。
社会人や留学生の就学環境を考慮し、昼夜開講制やセメスター(学期)制等を採用しています。なお、中学校教諭専修免許状(英語)及び高等学校教諭専修免許状(英語及び商業)も取得できます。
学位
修士(国際文化)特徴
言語文化教育研究領域
言語の特質や文化についての専門的な知識を持つ人材を育成。琉球列島や東南アジア及び中南米諸国などの環太平洋地域及び英米における特色ある言語文化と地域文化の研究を行い、言語文化研究の専門家を養成します。
社会制度政策教育研究領域
政治・経済の改革や産業の在り方について政策提言できる人材を育成。地方、国、国際社会の各レベルにおける組織の構造と機能及び制度の在り方について研究し、政治・経済・法学的な立場で政策提言ができる人材を養成します。
経営情報教育研究領域
情報科学を理解し実務に応用して地域経済に貢献できる人材を育成。グローバリゼーション、情報化、福祉化が進展しつつある社会の中で高度の情報技術を有し、産業活動を文化や福祉等の視点から理解し実務に応用して地域経済に貢献できる人材を養成します。
観光環境教育研究領域
総合科学としての観光環境を理解し地域特性を活かした国際的提言のできる人材を育成。総合科学と呼ばれる観光学を文化と自然環境の視点から、熱帯・亜熱帯性、海洋性、島嶼性等について観光政策的及び環境科学的に研究し、国内外で政策提言ができる人材を養成します。
環太平洋という視点に立って沖縄(琉球)・アジアと(ハワイを含む)南北アメリカの地域文化研究を深化する
国際文化研究科国際地域文化専攻(博士後期課程)は、普遍的研究課題に取り組み、その成果を生かし研究者として活躍する能力を有する者及び専門分野に加えて環太平洋地域に関する幅広い学識と国際感覚を有する者の養成を目指す。学位
博士(国際地域文化)教育研究上の目的
本博士後期課程は、文化の多様性を理解し、グローバルな視点から国際社会が抱える多様かつ重要な課題の解決に向けた普遍的な研究を行い、高度な水準の研究を行うために必要な能力及びその基礎となる豊かな学識を有する創造性に富む人材を養成することを目的とする。養成する人材像
本博士後期課程は、普遍的研究課題に取り組み、その成果を生かし研究者として活躍する能力を有する者及び専門分野に加えて環太平洋地域に関する幅広い学識と国際感覚を有する者の養成を目指す。- 高度の普遍的な研究能力を有する研究者の養成
- 地域の社会文化振興の諸課題に的確かつ柔軟に対応できる研究者の養成
本大学院では、スポーツ・健康分野に関する高度な専門的知識と研究力を身につけ、理論と実践を往還できる高度専門職業人を養成します。
学位
修士(スポーツ健康科学)養成する人材像
スポーツ・健康分野に関する学修を通して、高度な専門的知識と研究力を身に付け、理論と実践を往還できる高度専門職業人を養成する。下記に、3つの具体的な高度専門職業人としての人材像を掲げる。
〇スポーツ教育モデル
〇地域のスポーツ指導モデル
〇地域の健康支援モデル
・スポーツ教育モデル〇地域のスポーツ指導モデル
〇地域の健康支援モデル
先進的な教育カリキュラムおよび授業の開発・実践・評価ができる、高度な専門性を有する保健体育の教員の養成。
・地域のスポーツ指導モデル
子供から高齢者まで幅広い年齢層の参加者に対して、データを活用したプレイヤー主体の指導を実践し、スポーツを通した地域復興に貢献できる人材の養成。
・地域の健康支援モデル
子供から高齢者までの健康課題に対応した健康プログラムの指導・開発ができる、地域社会に貢献できる人材の養成。
研究科長あいさつ
本研究科では、スポーツ・健康分野に関する学修を通して、高度な専門的知識と研究力を身に付け、理論と実践を往還できる高度専門職業人(保健体育教員、地域のスポーツ指導者、さらに健康運動指導士をはじめとする住民の健康増進を支援する者等)を養成することを目的としています。授業は講義形式だけでなく、演習・実習系の授業を通して、理論の実践への応用、あるいは実践の課題から理論への還元を繰り返し、課題に取り組んでいきます。また様々な分野のスポーツや身体活動・運動を指導する教員・指導者に対応できるように、3つの履修モデル(スポーツ教育・地域のスポーツ指導・地域の健康支援)を提供しています。現代は学び続ける時代であります。これまでの人生は教育→仕事→引退という3つのステージで構成されていると言われています。しかし、今後の日本社会で活躍していくには、時代の変化に応じて適応していく必要があり、仕事を中断し、学び直す。または、仕事をしながら学び続ける必要があります。そのために、現職の保健体育教員、地域のスポーツ指導者、健康運動指導士や健康運動実践指導者の資格を持ったスポーツインストラクターなど、スポーツや運動を指導している社会人のリカレント教育の場を提供しています。このように、本研究科では、学部卒業生だけでなく、社会人経験者の方々も入学後、確実に学位取得が可能となるよう、柔軟なカリキュラムを取り入れております。
誰もが様々な形でスポーツを楽しみ、健康で生きる社会を実現するために、スポーツの意義と価値、身体活動・運動の重要性を伝えられるスポーツ指導者、保健体育教員を目指し、また地域だけでなく、日本・世界でも活躍できる人材となるために本研究科で学んでみませんか。
大学院スポーツ健康科学研究科長 奥本 正
看護学研究科は、健康問題を創造的に解決できる専門性の高い看護実践能力と教育研究能力を有する人材を育成します。
本学は、沖縄県北部12市町村の「公設民営」の大学として設立され、平成22年4月、北部広域市町村圏事務組合を設立団体とし、公立大学法人に移行した経緯から、教育・研究の両分野において沖縄県北部地域との連携が重視されています。北部12市町村は、過疎化、山間へき地、離島を含む広大な地域であり、医療機関や療養施設・医療人材の慢性的な不足、医師不在による産科病棟の休診、妊産婦の低い受診率、山間へき地の孤立した育児環境、生活習慣病の増大、心を病む人の増加、救急医療や在宅療養資源(サービス)の不足など人々の健康を守るには多くの課題を抱えています。一方、長い歴史の中で、「ちむぐくる」や「ゆいまーる」という沖縄特有の相互扶助の精神が息づいており、恵まれた自然の中で医食同源の生活を送ってきた長寿の人々が多く暮らす地域でもあります。しかしながら、健康長寿社会を支えてきたこれらの地域の歴史や文化が失われつつあり、住み慣れた地域でその人らしい生活を再構築できるように支援するかかわりは重要になります。上記の課題を解決・支援できる高度な専門的技能を持つ看護実践者、教育者・研究者を養成することを目指し、看護学研究科を設置いたしました。
本研究科は、名桜大学の建学の精神である「平和・自由・進歩」を踏まえ、生命の尊厳と人権を尊重し、擁護する倫理観と豊かな幅広い人間性を培うとともに、その人がその人らしく生きられるように、沖縄のケアリング文化に根ざしたケアを提供できる看護職者を育成します。
また、保健・医療・福祉を統合的に捉え、社会のニーズに対応し、地域社会および国際社会に貢献しうる実践能力のある健康支援人材を育成することを目標に、沖縄の歴史やケアリング文化を基盤として、地域の健康問題を創造的に解決していく看護実践能力の育成とグローバルな視野で看護の新たな価値の創出を目指した教育・研究能力を育成することを教育理念とします。
健康長寿社会を支える文化、精神を看護学科として体系化
〇沖縄特有の「ゆいまーる」という相互扶助の精神〇恵まれた自然の中で医食同源の生活
〇「ちむぐくる」の精神
学位
修士(看護学)養成する人材像
本研究科は、地域に根差し地域の健康問題を創造的に解決していく卓越した看護実践能力の養成と看護現象の解明を目的とした研究能力の開発、看護の新たな価値の創出を目指し、高度専門職業人及び教育・研究者の養成を目的としています。1.高度専門職業人の養成
地域の看護需要に対応して問題を解決するための指導的役割を果たす看護実践のリーダーを養成します。
2.教育・研究者の養成
ケアリング文化に根ざした看護教育を探求する教育者及び研究者を養成します。
教育目的
名桜大学大学院看護学研究科(博士前期課程)では、博士前期課程の理念を踏まえ、地域の健康問題を創造的に解決していく専門性の高い看護実践能力と看護の教育、研究能力を有する人材を育成し、保健・医療・福祉の質的充実・向上を目指すことを目的とします。教育目標
- 科学的思考と倫理的・文化的感受性に基づいた判断力・問題解決能力を備えた看護職者の育成
- 保健・医療・福祉分野における他職種及び市民と協働できる調整能力を備えた看護職者の育成
- 地域の特性を踏まえ、住民の保健医療ニーズに応えうる看護職者の育成
- 生涯学び続ける看護職として、看護学の専門性を探究する看護職者の育成
- グローバルな視野で看護の役割を創造する能力を備えた看護職者の育成
沖縄の歴史や文化に根差したケアリングの理解をもとに、人々の健康と生活の質向上のための看護学研究を自律して行い、看護学の発展に寄与する高度な研究能力を有する教育研究者を育成します。
学位
博士(看護学)教育研究上の目的
本博士後期課程は、沖縄の歴史や文化に根差したケアリングの理解をもとに、人々の健康と生活の質向上のための看護学研究を自律して行い、看護学の発展に寄与する高度な研究能力を有する教育研究者の育成を目的とする。育成する人材
ア 沖縄の歴史や文化に根差したケアリングの理解をもとに、人々の健康と生活の質向上のための看護学研究を自律して行い、看護学の発展に寄与する高度な研究能力を有する教育研究者を育成する。
イ 沖縄県及び我が国の地域医療の課題に取り組み、牽引する看護人材の継続教育を主導できる人材を育成する。
ウ 看護ケアが提供される場に存在する多様な課題を研究しその成果に基づき、看護実践の改善・改革を主導できる看護人材を育成する。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.meio-u.ac.jp/academics/
https://www.meio-u.ac.jp/academics/