学生が日本スポーツ心理学会第51回大会で最優秀発表賞を受賞
9月27〜29日に広島大学で開催された「日本スポーツ心理学会 第51回大会」において、稲 岳斗さん(修士課程 情報学コース1年・大阪府・私立箕面自由学園高等学校出身・指導教員:門田 宏准教授)がポスター発表を行い、96演題の中から最優秀発表賞を受賞しました。

稲さんが発表したテーマは「運動学習における罰と報酬が学習の各段階へ与える影響」です。
運動技能を獲得する過程で罰や報酬を与えると学習速度が向上することが先行研究により明らかになっています。稲さんは、学習の段階を初期・中期・後期の3段階に分け、各段階における罰や報酬がもたらす影響について検討しました。被験者に画面上の目標地点へカーソルを直線的に動かす到達運動課題を与え、分散分析を行った結果、学習の初期段階で罰が学習速度に影響を与える可能性があることが示唆されました。

稲さんは「発表をしている中でさまざまな人と意見交換し、新しい視点や気づきを得ることができました。今回、初期段階では罰が学習速度に影響を与えるという事象を確認しましたが、今度はそのメカニズムを解明するため、MRIを使って脳活動との関連をみていきたいです」と話しました。

稲さんが発表したテーマは「運動学習における罰と報酬が学習の各段階へ与える影響」です。
運動技能を獲得する過程で罰や報酬を与えると学習速度が向上することが先行研究により明らかになっています。稲さんは、学習の段階を初期・中期・後期の3段階に分け、各段階における罰や報酬がもたらす影響について検討しました。被験者に画面上の目標地点へカーソルを直線的に動かす到達運動課題を与え、分散分析を行った結果、学習の初期段階で罰が学習速度に影響を与える可能性があることが示唆されました。

稲さんは「発表をしている中でさまざまな人と意見交換し、新しい視点や気づきを得ることができました。今回、初期段階では罰が学習速度に影響を与えるという事象を確認しましたが、今度はそのメカニズムを解明するため、MRIを使って脳活動との関連をみていきたいです」と話しました。