日本トレーニング科学会学術誌「トレーニング科学」で村川助教が2022年度トレーニング実験研究賞を受賞!

令和5年10月29日に行われた日本トレーニング科学会で村川助教(サッカー部コーチ)が、学術誌「トレーニング科学」の2022年度トレーニング実験研究賞を受賞しました。

論文タイトルは「サッカー選手の視点変換能力における映像を用いたサーヴェイ的視点トレーニングの有効性」です。本学博士課程在籍時に取り組んでいた論文をもとに研究を進めた結果、今回の受賞につながりました。

研究では、熟練したサッカー選手が通常の視点から俯瞰的な視点(サーヴェイ的視点)へ変換する能力を獲得し空間を把握していることに着目。サーヴェイ的視点トレーニングを行うことで、サッカー選手の視点変換能力の獲得に効果があるのか検証を行い、視点変換能力の向上に効果的である可能性が示唆されました。

受賞報告を受けた金久博昭学長は「研究で新たな価値を生み出すには、別の領域からの客観視が大事だと思います。スポーツ実践科学の領域とスポーツ心理学の領域を専門とされているので期待しています。研究を進める中で悩むこともあると思いますが、これからも頑張ってください。」と激励の言葉をかけました。

<村川助教コメント>
このような光栄な賞をいただけたのは、共著者である中本浩揮先生、塩川勝行先生、向井遼児さんのご協力のおかげであると感謝しております。一般的に、トレーニングというと筋力や走力などの末梢系が着目されますが、知覚・認知・意思決定などの中枢系を鍛えることも、優れたパフォーマンスを発揮するためには重要になります。今回の受賞は、そのような中枢系に焦点を当てたトレーニング効果が評価された結果ではないかと考えています。今後も、日々の指導現場で起こる現象や疑問を多角的な視点から捉えながら、研究活動に取り組んでまいります。


左から金久学長、村川助教