大学について
愛知教育大学の理念
愛知教育大学は,学術の中心として,深く専門の学芸を教授研究するとともに,幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い,豊かな人間性を涵養する学問の府として,日本国憲法,教育基本法,ユネスコの高等教育に関する宣言等の理念を踏まえ,教育研究活動を通して世界の平和と人類の福祉及び文化と学術の発展に努めることが,普遍的使命であることを自覚し,愛知教育大学憲章を定める。愛知教育大学は,学部及び大学院学生,大学教職員,附属学校教職員等を構成員とし,大学の自治の基本理念に基づき,大学における自律的運営が保障される高等教育機関として,また国により設置された国立大学として,その使命を果たすため,本学の教育目標と研究目標,教育研究及び運営のあり方を定め,これを広く社会に明らかにするものである。
愛知教育大学の教育目標
愛知教育大学は,平和で豊かな世界の実現に寄与しうる人間の教育をめざす。学部教育においては教養教育を重視し,教員養成諸課程では多様な教員養成プログラムを通して,平和な未来を築く子どもたちの教育を担う優れた教員の養成をめざし,学芸諸課程では,社会の発展と文化の継承及び創造に貢献できる広い教養と深い専門的能力を持った多様な社会人の育成をめざす。
大学院教育においては学部教育を基礎に,学校教育に求められるさらに高度な能力を有する教員の養成をめざすとともに,諸科学の専門分野及び教育実践分野における理論と応用能力を備えた教育の専門家の育成をめざす。また,大学院を教員の再教育の場としても位置付け,教師教育の質的向上を図る。