大学院紹介

さらなる学びで新たな世界の扉を開く

大学院は、2020年度に修士課程を再編、2022年度には博士後期課程を新設(一部再編)し、学部卒業生だけでなく、社会人学生も多く受け入れています。現代社会を取り巻く複雑かつ困難な諸問題を解決するため、俯瞰的かつ多面的な視点を持ち、領域横断的な専門応用力を備えた人材の育成を目指しています。

研究科紹介

地域創生研究科

地域創生研究科は修士課程3専攻9コース、博士後期課程1専攻3分野で構成されています。

社会・経済の変化に適応できる人材を目指す。

「地域社会マネジメント専攻」はグローバル化への適応と共に地域課題の解決、そして資源・エネルギー環境の変化や労働市場の変化等々に対応する必要性から創設され、4つのコースを設置しています。
「ビジネス・マネジメントコース」では、環境適応=マネジメントの研究を、「経済・地域政策コース」では、「市場」という適応すべき環境とその市場と協力して社会を維持させていく「行政」の研究、「メディア社会コース」では、マネジメントおよび行政において決定的に重要な「情報、コミュニケーション、メディア」の研究教育、そして「国境離島文化振興コース」では長崎県の特徴的環境である「離島」に関する研究を行います。

学びのポイント

01.より高度な経済分析能力が習得できる。
02.地域課題の原因や対処方法について専門的に理解することができる。
03.メディア社会コースには、中国人の教員が在籍し、中国語と日本語で学ぶことができる。
04.国境離島の文化や経済振興に関する科目が充実している。

設置コース

・ビジネス・マネジメントコース
・経済・地域政策コース
・メディア社会コース
・国境離島文化振興コース

高度情報化社会における問題を自ら発見し解決する能力を身に付ける。

「情報工学専攻」は、情報処理技術者及び情報工学研究者として必要な、高度な専門的知識や能力を修得するため、情報セキュリティコース、及び人間情報科学コースの2コースを設置しています。
「情報セキュリティコース」では、暗号理論、データセキュリティ、セキュアな情報システムの運用、ネットワークの状況把握や攻撃検知、またリスクマネジメントといった講義科目を揃えます。「人間情報科学コース」では、情報処理システムとしての人間理解、実世界のデジタルモデリング、デジタル情報処理、デジタルおよび物理レンダリングまでをカバーする講義科目を揃えます。この2コース各々から講義科目を選択し履修することも可能です。

学びのポイント

01.情報工学に関する多彩な領域を研究することができます。
02.国内初の情報セキュリティ学科での学びをさらに深める高度なカリキュラムがあります。
03.人間情報科学コースには各種メディアを駆使し、情報をデザインするカリキュラムがあります。
04.課題設定・調査・分析・考察・解決法の提案等の能力を涵養する研究指導をおこないます。

設置コース

・情報セキュリティコース
・人間情報科学コース

保健・医療・福祉の領域における課題解決のための研究者および高度専門職業人を育成する。

「人間健康科学専攻」は、保健・医療・福祉に関する領域における課題解決のための高度な専門的知識や技術を創造する研究者および高度専門職業人を育成することを目的に3つのコースを設置しています。
看護学実践コース、公衆衛生看護学コース、栄養科学コースそれぞれに、各専門分野における知識、経験、研究実績が豊富な専任教員を配置しており、各コースの連携によって、昨今の保健および医療現場で見られる複雑多岐にわたる諸問題に柔軟かつ適切に対応でき、質の高い高度な知識や技術を持った専門的職業人、研究者、指導者を育成し、社会に貢献することを目指しています。

学びのポイント

01.社会学系の科目を取り入れており、経済や政策の情勢を学ぶことで知識の幅を広げることができる。
02.多くのOB・OGが病院、行政機関、高等教育機関、研究機関で教育研究者として勤務している。
03.公衆衛生看護学コースでは、講義・演習・実習を通して実践力を獲得し、様々な機関で充実した臨地実習を体験することができる。
04.公衆衛生看護学コースでは、保健師国家試験の受験資格だけでなく、養護教諭二種免許状、第一種衛生管理者免許の資格が取得できる。
※保健師免許取得後、申請が必要

設置コース

・看護学実践コース
・公衆衛生看護学コース
・栄養科学コース

教育目標

地域創生専攻では、修士課程で培った専門知識と技術をさらに発展させながら自らの専門領域の高度な研究能力を身に付け、さらに他領域との連携を図る視点を養うことにより地域貢献に資するための多面的な知識の修得を目指します。本専攻は三つの分野から構成されます。地域社会マネジメント分野、地域情報工学分野、人間栄養健康科学分野の三つの専門領域が横断的な協働体制をとることにより、地域・情報・健康に関する幅広く深化した知識を有する人材の養成を目標とします。同時に、世界的視野のもとで高い水準の先端的な学術研究を自立して行える能力を身に付け ることで、高い倫理性と豊かな国際性を併せ持った高度な学識と研究能力を有する人材の養成を目標とします。

分野について

・地域社会マネジメント分野
・地域情報工学分野
・人間栄養健康科学分野
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://sun.ac.jp/department/graduate/