学術誌「Journal of the American Geriatrics Society」オンライン版に研究成果が公表されました

認知症をもつ患者に対するアドバンス・ケア・プランニングのコミュニケーション研修教材:医療者の自信向上に効果あり

 本学地域家庭医療学講座の井上真智子特任教授と、米国ノースカロライナ大学のクリスティン・キスラー准教授は、認知症をもつ患者に対するアドバンス・ケア・プランニングのコミュニケーションスキル研修を、日本のプライマリ・ケア医療者に提供し、その効果を検証しました。米国で開発された教材の日本語版は概ね好評で、日本における実践に役に立つ内容であると評価されました。
 本研究成果により、認知症をもつ方の意思決定支援への取り組みへと繋がることが期待されます。

 本研究成果は学術誌「Journal of the American Geriatrics Society」オンライン版に2024年6月19日に公表されました。

論文情報

論文タイトル:Pre-post-evaluation of a dementia-specific advance care planning toolkit for Japanese primary care clinicians
DOI:10.1111/jgs.19040

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