学長あいさつ

青葉の森に抱かれた教師を目指す学び舎

 宮城教育大学は、自然豊かな青葉山にあり、四季を通じて美しい情景が眼前に広がる素晴らしい環境にあります。その美しい自然と共に、本学の歴史は半世紀を越え、東北における教育の広域拠点として、これまでに多くの教員を輩出してまいりました。
 近年、少子化とグローバル化が進み、ICT(情報通信技術)が進歩発展を遂げる一方で、地方創成が一層重視されるようになっています。こうした時代の流れの中で、学校現場から大学の教員養成に求めるニーズも多様化しています。
 本学は東北唯一の教員養成単科大学として、次の世代の学校をどうつくり、未来の子どもをどう育てるか、実践力のある学校教員をどう養成するか、こうした課題に日々取り組んでまいりました。
 そして、未曾有の大災害となった東日本大震災から10年という節目の年を迎えた中で、専門性や実践的な指導力を有すると共に、高い倫理観と使命感、情熱を持ちつつ、児童生徒のみならず、保護者・地域・同僚との関わりを大切にしながら、生涯にわたり学び続ける優れた資質・能力を持った人材を養成するため、令和4年4月から、本学は大幅な学部改組を行います。さらに、教員への強い志向性を持った入学者を確実に確保したいという思いから、新たな入学者選抜方法を導入します。
 このように、従来の組織とカリキュラムをさらに発展させることによって、本学のモットーである「教育の未来と子どもたちの未来のために」を体現できる学校教員を養成するために、教育活動に一層の情熱を傾けていく所存です。
 宮城教育大学は、教職員と学生が共に考え、共に学び、共に悩み、共に進み、共に創造する大学です。教員の魅力は無限大です。真の輝きを求めて、一緒に進んでまいりましょう。

国立大学法人
宮城教育大学長 村松 隆