よくある質問
Q.01
油画専攻の一般選抜で、実技試験は「木炭デッサン又は鉛筆デッサン」、作品提出は「油彩又はアクリル」とある。これは、例えば実技試験において、木炭又は鉛筆を選択するということか?併用しても良いか?
A
実技試験は、木炭及び鉛筆の単独使用、又は、併用どちらも可能です。希望者には、木炭紙と画用紙の交換も行っています。作品提出も同様に、油彩及びアクリルの単独使用、又は、併用どちらも可能です。
Q.02
彫刻専攻の一般選抜で、実技試験Iは「木炭デッサン又は鉛筆デッサン」とあるが、これはどちらかを選択するということか?併用して良いということか?
A
木炭及び鉛筆の単独使用、又は、併用どちらも可能です。希望者には、木炭紙と画用紙の交換も行っています。
Q.03
芸術学専攻の一般選抜で小論文を選択した場合、実技を全く見ないで入学するという事もあると思うが、その場合は実技に差がついていて、入学後不安があるのだが?
A
選抜した以上は大学側が責任を持って一人一人の個性や能力に応じて指導します。これはどの専攻でも同じことが言えます。
Q.04
一般選抜の共通テストについて、国語と外国語以外の選択科目は、大学入学共通テストにおいて最高得点を得た1科目の成績を採用する、とあるが共通テストでは最高3教科600点満点ということか?
A
本学一般選抜の共通テストで得点に採用するのは3教科・3科目です。それ以上の受験も可能ですが、国語と外国語が必須科目で残りの1科目は、国語と外国語以外の受験科目のうち最高得点の科目の点数のみを採用します。ただし、地理歴史、公民及び理科において2科目受験した場合は、第1解答科目の成績を採用し、判定の対象とします。
Q.05
入試では学科と実技、どちらを重視するのか?
A
どちらも重視していますが、例えば、日本画専攻、油画専攻、彫刻専攻、デザイン科、工芸科では、学科(共通テスト)が600点で、実技検査等が1400点の配点なので、単純計算で3対7の比率となります。芸術学専攻だと、学科が1200点、実技検査等が800点なので3対2です。この比率が各科・専攻の重視の度合いになります。
Q.06
実技だけのボーダーライン、共通テストだけのボーダーラインはあるのか?
A
原則として総合点で判断します。本学では、共通テストを受験していれば全員が実技検査等を受けられます。ただし、実技試験Iから実技試験IIに進む際、絞込みを行ないます(油画専攻、芸術学専攻を除く。)。その後、実技試験IIを実施し、総合点で順位が決まります。
Q.07
だいたいどの位の点数を取れば安全圏なのか?
A
安全圏の点数は公表していません。共通テストのような評価とは異なり、実技の場合は、前年と同じように単純に比較できるものではありません。
Q.08
学校で、共通テストにおいて、専攻によって目指す点数が違うと言われるが、そのような事はあるのか?
A
共通テストの点数での足切りという意味では、そのような事はありません。共通テストと実技試験の比率については、3対7や3対2であるので、専攻によって違います。そのような意味では目指す点数は違ってくるのかもしれません。同じ比率の専攻ということであれば、受験倍率での影響があるかと思います。
Q.09
共通テストの得点の扱いで、県内と県外とで扱いに違いはあるのか?
A
県内、県外は全く関係なく取り扱っています。
Q.10
実技の試験ではどういう所を重視して選抜するのか?
A
毎年7月に学校推薦型選抜学生募集要項を、10月に一般選抜学生募集要項を発表しています。その中に採点・評価基準を各科・専攻ごとに記載しています。そちらをご参照ください。
Q.11
「市内居住者」と「市外居住者」で入学金の違いがあるのはなぜか。また、その基準を教えてほしい。
A
本学は金沢市が設置団体の公立大学であるため、大学の運営経費は市民からの税金でまかなっています。このため、「市内居住者」には入学金を優遇しております。また、「市内居住者」は、次のいずれかに該当する者としています。
1.入学の日の1年以前から引き続き金沢市内に住所を有する者
2.入学の日の1年以前から引き続き金沢市内に住所を有する配偶者又は1親等の親族のある者なお、上記に示す入学の日とは、通常、入学を希望する年の「4月1日」を指します。
油画専攻の一般選抜で、実技試験は「木炭デッサン又は鉛筆デッサン」、作品提出は「油彩又はアクリル」とある。これは、例えば実技試験において、木炭又は鉛筆を選択するということか?併用しても良いか?
A
実技試験は、木炭及び鉛筆の単独使用、又は、併用どちらも可能です。希望者には、木炭紙と画用紙の交換も行っています。作品提出も同様に、油彩及びアクリルの単独使用、又は、併用どちらも可能です。
Q.02
彫刻専攻の一般選抜で、実技試験Iは「木炭デッサン又は鉛筆デッサン」とあるが、これはどちらかを選択するということか?併用して良いということか?
A
木炭及び鉛筆の単独使用、又は、併用どちらも可能です。希望者には、木炭紙と画用紙の交換も行っています。
Q.03
芸術学専攻の一般選抜で小論文を選択した場合、実技を全く見ないで入学するという事もあると思うが、その場合は実技に差がついていて、入学後不安があるのだが?
A
選抜した以上は大学側が責任を持って一人一人の個性や能力に応じて指導します。これはどの専攻でも同じことが言えます。
Q.04
一般選抜の共通テストについて、国語と外国語以外の選択科目は、大学入学共通テストにおいて最高得点を得た1科目の成績を採用する、とあるが共通テストでは最高3教科600点満点ということか?
A
本学一般選抜の共通テストで得点に採用するのは3教科・3科目です。それ以上の受験も可能ですが、国語と外国語が必須科目で残りの1科目は、国語と外国語以外の受験科目のうち最高得点の科目の点数のみを採用します。ただし、地理歴史、公民及び理科において2科目受験した場合は、第1解答科目の成績を採用し、判定の対象とします。
Q.05
入試では学科と実技、どちらを重視するのか?
A
どちらも重視していますが、例えば、日本画専攻、油画専攻、彫刻専攻、デザイン科、工芸科では、学科(共通テスト)が600点で、実技検査等が1400点の配点なので、単純計算で3対7の比率となります。芸術学専攻だと、学科が1200点、実技検査等が800点なので3対2です。この比率が各科・専攻の重視の度合いになります。
Q.06
実技だけのボーダーライン、共通テストだけのボーダーラインはあるのか?
A
原則として総合点で判断します。本学では、共通テストを受験していれば全員が実技検査等を受けられます。ただし、実技試験Iから実技試験IIに進む際、絞込みを行ないます(油画専攻、芸術学専攻を除く。)。その後、実技試験IIを実施し、総合点で順位が決まります。
Q.07
だいたいどの位の点数を取れば安全圏なのか?
A
安全圏の点数は公表していません。共通テストのような評価とは異なり、実技の場合は、前年と同じように単純に比較できるものではありません。
Q.08
学校で、共通テストにおいて、専攻によって目指す点数が違うと言われるが、そのような事はあるのか?
A
共通テストの点数での足切りという意味では、そのような事はありません。共通テストと実技試験の比率については、3対7や3対2であるので、専攻によって違います。そのような意味では目指す点数は違ってくるのかもしれません。同じ比率の専攻ということであれば、受験倍率での影響があるかと思います。
Q.09
共通テストの得点の扱いで、県内と県外とで扱いに違いはあるのか?
A
県内、県外は全く関係なく取り扱っています。
Q.10
実技の試験ではどういう所を重視して選抜するのか?
A
毎年7月に学校推薦型選抜学生募集要項を、10月に一般選抜学生募集要項を発表しています。その中に採点・評価基準を各科・専攻ごとに記載しています。そちらをご参照ください。
Q.11
「市内居住者」と「市外居住者」で入学金の違いがあるのはなぜか。また、その基準を教えてほしい。
A
本学は金沢市が設置団体の公立大学であるため、大学の運営経費は市民からの税金でまかなっています。このため、「市内居住者」には入学金を優遇しております。また、「市内居住者」は、次のいずれかに該当する者としています。
1.入学の日の1年以前から引き続き金沢市内に住所を有する者
2.入学の日の1年以前から引き続き金沢市内に住所を有する配偶者又は1親等の親族のある者なお、上記に示す入学の日とは、通常、入学を希望する年の「4月1日」を指します。
Q.01
学校推薦型選抜の出願要件に「学業成績が優秀な者」とあるが5段階評定の平均でどれくらいか?
A
数値的な明示の規定はありません。学校長が成績優秀で本学の要件に合致すると判断し、推薦するということであれば、それが優秀だということです。
Q.02
学科の成績は考えないという事なのか?
A
評価は総合的に判断しますので、学科も実技も両方含めて優秀であるという事が必要となります。現在は、芸術学専攻とデザイン科、工芸科について学校推薦型選抜を行っていますが、これは特別選抜なので、一般選抜とは違う形で、能力・資質のある人に門戸を開きたいという事であります。
Q.03
デザイン科の学校推薦型選抜において、作品写真提出4点とあるが、デッサンが何枚とか決まりはあるのか?
A
デザイン科の作品写真提出には、必ず鉛筆デッサンを2点入れてください。
Q.04
各科・専攻において、学校推薦型選抜のある・なしの区分はどういう考えでなされているのか?
A
基本的には各科・専攻でどういう学生を育てたいか、それによってどういう試験を行うかという意向を受けたうえで、学内で検討し、決定しています。
学校推薦型選抜の出願要件に「学業成績が優秀な者」とあるが5段階評定の平均でどれくらいか?
A
数値的な明示の規定はありません。学校長が成績優秀で本学の要件に合致すると判断し、推薦するということであれば、それが優秀だということです。
Q.02
学科の成績は考えないという事なのか?
A
評価は総合的に判断しますので、学科も実技も両方含めて優秀であるという事が必要となります。現在は、芸術学専攻とデザイン科、工芸科について学校推薦型選抜を行っていますが、これは特別選抜なので、一般選抜とは違う形で、能力・資質のある人に門戸を開きたいという事であります。
Q.03
デザイン科の学校推薦型選抜において、作品写真提出4点とあるが、デッサンが何枚とか決まりはあるのか?
A
デザイン科の作品写真提出には、必ず鉛筆デッサンを2点入れてください。
Q.04
各科・専攻において、学校推薦型選抜のある・なしの区分はどういう考えでなされているのか?
A
基本的には各科・専攻でどういう学生を育てたいか、それによってどういう試験を行うかという意向を受けたうえで、学内で検討し、決定しています。
Q.01
金沢美術工芸大学に合格せず、他の大学に合格した時に編入できるのか?
A
本学には編入学制度はありますが、近年実績はありません。改めて一年次から入学した場合は、他大学で認定された単位を、一定の範囲内で本学の単位として認めています。ただし、在学期間の短縮はありません。
Q.02
例えばデザイン科に入学し、途中で各科・専攻を移籍することは可能か?
A
転科又は専攻を変える制度はありません。本学では4年間を通じて学生を育てたいという考え方があります。自分の適性を見極めることは難しいでしょうが、例えば学部から大学院に進む時に別の専攻を選ぶことでの進路変更は可能です。
金沢美術工芸大学に合格せず、他の大学に合格した時に編入できるのか?
A
本学には編入学制度はありますが、近年実績はありません。改めて一年次から入学した場合は、他大学で認定された単位を、一定の範囲内で本学の単位として認めています。ただし、在学期間の短縮はありません。
Q.02
例えばデザイン科に入学し、途中で各科・専攻を移籍することは可能か?
A
転科又は専攻を変える制度はありません。本学では4年間を通じて学生を育てたいという考え方があります。自分の適性を見極めることは難しいでしょうが、例えば学部から大学院に進む時に別の専攻を選ぶことでの進路変更は可能です。
Q.01
奨学金において色々種類があると聞いたが、具体的にどのような種類のものがあるのか?
A
様々な機関が取り扱っているものがあり、本学の学生の多くは、日本学生支援機構に申請しています。内容としては、利子の付くもの、付かないものなどがあります。新入生においては、約3人に1人の割合で日本学生支援機構から奨学金を受けています。
Q.02
学生寮はあるのか?または安くて安全な宿舎を紹介することはあるのか?
A
大学独自の学生寮はありませんが、大学周辺にはたくさんのアパート等があります。昔からの大学ということもあり、非常に手ごろな価格にて住宅を提供して頂いています。アパ-トで言えば8畳一間バス・トイレ付きで3万円台からあります。制作系の学生は、一軒家を数人で借りているケースもあります。また、大学から物件や業者の紹介はしておりません。大学事務局にアパート情報のファイルがありますので、そちらをご覧ください。
Q.03
学生は年に何回位の頻度で外国にいくことができるのか?
A
スウェーデンのイエーテボリ大学ヴァランド芸術学院、ベルギーのゲント王立美術アカデミー、フランスのナンシー国立高等美術学校、中国の清華大学美術学院という大学と、学生の交換留学を毎年行なっています。もう一つは金沢市がフランスのナンシー市と姉妹都市提携を結んでおり、金沢市の大学とナンシー市の大学とで学生の交換を行なっています。金沢市にはいくつもの大学があり、選考となりますが、本学から選ばれる頻度は高いです。
Q.04
交換留学等の選抜方法はどうなっているのか?
A
本学独自の留学の選抜は学内で審査します。毎回応募が多くだいたい12~3人で、選ばれるのはそのうち約2名になります。内容としては、面接(ポートフォリオによる作品説明、語学等)により選抜されます。また、大学院生や卒業直後の学生の中にはロータリー財団の奨学金を得て、留学する人もいます。各国政府が奨学金を出しています。ベルギーやイタリアなどの試験を受けて留学している学生もいます。
Q.05
OBとの交流の場にはどのようなものがあるのか?
A
各科・専攻により様々な形はありますが、デザイン科の場合、OBを訪ねて企業見学会を行っています。また、就職に関する企業説明会には多くのOBが来学します。更に大学同窓会と現役学生が共に行う活動も多くあり、先輩後輩の結びつきが強く、公私共々の交流があります。
Q.06
帰国生徒(帰国子女)の制度はあるのか?
A
特別に帰国生徒対象の入試は行っていません。他の受験生と同じく一般選抜ならば、大学入学共通テストから受験してもらうことになります。
Q.07
工芸科では、過程の前半部分は造形基礎、後半部分は陶芸、漆・木工、金工、染織に分かれるとあるが、一つに絞らなければならないのか?
A
基本的には、一年次にすべての素材を経験し、二年次に一つのコースを選択することになります。例えば、漆を選べば、漆に入る、陶磁を選べば陶磁に入る、漆と陶磁を両方選択することは不可能だと考えてください。
Q.08
就職先や雇用してくれる会社が極端に少ないとか、卒業生が会社に入る意思があっても入れないで残っているということはあるのか?
A
まず本学の場合、各科それぞれに特徴があり、美術科や工芸科では、作家、教員、学芸員志望の学生が多いので、通常の意味で企業への就職を考える学生は少ないです。そのため、この質問においては、デザイン科があてはまると思われます。デザイン科ではもともと社会と直結した分野を4年間学ぶので、就職が前提になっていることが多いです。そういう点では就職率は他大学に比べても高いと考えています。もちろん、希望通りいかず、苦労している学生もいます。また、就職だけでなく、他の進路を模索する学生や、本学の大学院へ進む学生もいます。もちろん、美術科や工芸科にも就職希望の学生はいますので、そのような学生にも丁寧に対応する体制があります。美術系の大学だからこそ、かなり多様な進路をとることが可能です。
Q.09
運動場はあるのか?またクラブ活動で運動するクラブはあるか?
A
運動場はあります。運動系のクラブでは、野球部、ラクビー部、硬式テニス部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部、剣道部、山岳部などが活動しています。体育系、文化系のクラブがそれぞれ10クラブ程度あります。また東京藝大、愛知県立芸大、京都市立芸大、沖縄県立芸大、本学とで五芸祭という交歓会が毎年行われており、スポーツや文化交流を行っています。入学してから同好会のようなものを自発的に作ることも可能です。もちろん大学全体の方針や秩序の中での活動となりますが、その範疇でなら大学は積極的に援助しています。
奨学金において色々種類があると聞いたが、具体的にどのような種類のものがあるのか?
A
様々な機関が取り扱っているものがあり、本学の学生の多くは、日本学生支援機構に申請しています。内容としては、利子の付くもの、付かないものなどがあります。新入生においては、約3人に1人の割合で日本学生支援機構から奨学金を受けています。
Q.02
学生寮はあるのか?または安くて安全な宿舎を紹介することはあるのか?
A
大学独自の学生寮はありませんが、大学周辺にはたくさんのアパート等があります。昔からの大学ということもあり、非常に手ごろな価格にて住宅を提供して頂いています。アパ-トで言えば8畳一間バス・トイレ付きで3万円台からあります。制作系の学生は、一軒家を数人で借りているケースもあります。また、大学から物件や業者の紹介はしておりません。大学事務局にアパート情報のファイルがありますので、そちらをご覧ください。
Q.03
学生は年に何回位の頻度で外国にいくことができるのか?
A
スウェーデンのイエーテボリ大学ヴァランド芸術学院、ベルギーのゲント王立美術アカデミー、フランスのナンシー国立高等美術学校、中国の清華大学美術学院という大学と、学生の交換留学を毎年行なっています。もう一つは金沢市がフランスのナンシー市と姉妹都市提携を結んでおり、金沢市の大学とナンシー市の大学とで学生の交換を行なっています。金沢市にはいくつもの大学があり、選考となりますが、本学から選ばれる頻度は高いです。
Q.04
交換留学等の選抜方法はどうなっているのか?
A
本学独自の留学の選抜は学内で審査します。毎回応募が多くだいたい12~3人で、選ばれるのはそのうち約2名になります。内容としては、面接(ポートフォリオによる作品説明、語学等)により選抜されます。また、大学院生や卒業直後の学生の中にはロータリー財団の奨学金を得て、留学する人もいます。各国政府が奨学金を出しています。ベルギーやイタリアなどの試験を受けて留学している学生もいます。
Q.05
OBとの交流の場にはどのようなものがあるのか?
A
各科・専攻により様々な形はありますが、デザイン科の場合、OBを訪ねて企業見学会を行っています。また、就職に関する企業説明会には多くのOBが来学します。更に大学同窓会と現役学生が共に行う活動も多くあり、先輩後輩の結びつきが強く、公私共々の交流があります。
Q.06
帰国生徒(帰国子女)の制度はあるのか?
A
特別に帰国生徒対象の入試は行っていません。他の受験生と同じく一般選抜ならば、大学入学共通テストから受験してもらうことになります。
Q.07
工芸科では、過程の前半部分は造形基礎、後半部分は陶芸、漆・木工、金工、染織に分かれるとあるが、一つに絞らなければならないのか?
A
基本的には、一年次にすべての素材を経験し、二年次に一つのコースを選択することになります。例えば、漆を選べば、漆に入る、陶磁を選べば陶磁に入る、漆と陶磁を両方選択することは不可能だと考えてください。
Q.08
就職先や雇用してくれる会社が極端に少ないとか、卒業生が会社に入る意思があっても入れないで残っているということはあるのか?
A
まず本学の場合、各科それぞれに特徴があり、美術科や工芸科では、作家、教員、学芸員志望の学生が多いので、通常の意味で企業への就職を考える学生は少ないです。そのため、この質問においては、デザイン科があてはまると思われます。デザイン科ではもともと社会と直結した分野を4年間学ぶので、就職が前提になっていることが多いです。そういう点では就職率は他大学に比べても高いと考えています。もちろん、希望通りいかず、苦労している学生もいます。また、就職だけでなく、他の進路を模索する学生や、本学の大学院へ進む学生もいます。もちろん、美術科や工芸科にも就職希望の学生はいますので、そのような学生にも丁寧に対応する体制があります。美術系の大学だからこそ、かなり多様な進路をとることが可能です。
Q.09
運動場はあるのか?またクラブ活動で運動するクラブはあるか?
A
運動場はあります。運動系のクラブでは、野球部、ラクビー部、硬式テニス部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部、剣道部、山岳部などが活動しています。体育系、文化系のクラブがそれぞれ10クラブ程度あります。また東京藝大、愛知県立芸大、京都市立芸大、沖縄県立芸大、本学とで五芸祭という交歓会が毎年行われており、スポーツや文化交流を行っています。入学してから同好会のようなものを自発的に作ることも可能です。もちろん大学全体の方針や秩序の中での活動となりますが、その範疇でなら大学は積極的に援助しています。