博士前期課程畜産科学専攻1年の学生,畜産科学課程4年の学生が日本畜産学会第131回大会において「English Presentation Award」を受賞
日本畜産学会第131回大会(9月18日(月)〜9月21日(木):帯広畜産大学)において,大学院博士前期課程畜産科学専攻1年のNyirimana Prudenceさん(指導教員:後藤達彦助教),畜産科学課程家畜生産科学ユニット4年の倉知啓介さん(同上)が「English Presentation Award」を受賞しました。本賞は,英語によって優秀な発表をした者に与えられる賞です。
Nyirimanaさんは「Morphological traits in an intercross population based on Ko-shamo and Minohikichabo chickens」の発表演題で,二品種のニワトリの交雑集団における形態形質の多様性を報告し,倉知さんは「Strain differences of egg size traits using three strains of quail」の発表演題で,ウズラ3系統の卵形質について報告しました。ともに英語で発表を行い,プレゼンテーションや質疑応答の内容が優秀と認められました。
本研究では,異なる体型を示す日本鶏二品種を基にしたF2交雑集団における形態的なバリエーションから,形態的な特徴がどのような遺伝様式で制御されているのかを推測しました。また,遺伝的背景が大きく異なる野生由来ウズラ系統と家畜ウズラ系統の系統間で,卵重における優位な系統差が発見されました。
本研究の成果により,今後は,ゲノム解析によりどのような遺伝子群がニワトリの体格の制御に関わっているのかを明らかにする研究や,ウズラを対象とした,野生と家畜の遺伝学的な違いを明らかにする研究への展開が期待されます。
Nyirimanaさんは「English Presentation Awardの受賞は,今後の研究キャリアにおいて,自分の知識と技術を向上させるための大きなモチベーションになります。」,倉知さんは「大好きなニワトリやウズラの世界へ多少なりとも貢献できたことを誇りに思います。今後はオーストラリアの大学院で観光学を学ぶ予定なので,将来,畜産と観光の架け橋になれればと思います。」と受賞の喜びを語りました。
受賞したNyirimanaさんと倉知さん
Nyirimanaさんは「Morphological traits in an intercross population based on Ko-shamo and Minohikichabo chickens」の発表演題で,二品種のニワトリの交雑集団における形態形質の多様性を報告し,倉知さんは「Strain differences of egg size traits using three strains of quail」の発表演題で,ウズラ3系統の卵形質について報告しました。ともに英語で発表を行い,プレゼンテーションや質疑応答の内容が優秀と認められました。
本研究では,異なる体型を示す日本鶏二品種を基にしたF2交雑集団における形態的なバリエーションから,形態的な特徴がどのような遺伝様式で制御されているのかを推測しました。また,遺伝的背景が大きく異なる野生由来ウズラ系統と家畜ウズラ系統の系統間で,卵重における優位な系統差が発見されました。
本研究の成果により,今後は,ゲノム解析によりどのような遺伝子群がニワトリの体格の制御に関わっているのかを明らかにする研究や,ウズラを対象とした,野生と家畜の遺伝学的な違いを明らかにする研究への展開が期待されます。
Nyirimanaさんは「English Presentation Awardの受賞は,今後の研究キャリアにおいて,自分の知識と技術を向上させるための大きなモチベーションになります。」,倉知さんは「大好きなニワトリやウズラの世界へ多少なりとも貢献できたことを誇りに思います。今後はオーストラリアの大学院で観光学を学ぶ予定なので,将来,畜産と観光の架け橋になれればと思います。」と受賞の喜びを語りました。
受賞したNyirimanaさんと倉知さん