植物生産科学ユニット

土壌から作物の生理,生態,育種までを総合的に学ぶ
 日本の食料基地である北海道・十勝の立地条件を活かし,作物生産を支える土壌と病害虫を含めた栽培環境から,その環境で育つ作物の生理,生態,育種までを総合的に理解できる専門職業人を育成します。
●食用作物学
 わたしたちの主要な食料であるイネ・コムギ・ジャガイモ等の食用作物について,その起源・伝播・生産・利用と植物学的特性及び作物学的特性について解説します。さらにそれら作物の改良に利用されている遺伝育種,生理,バイオテクノロジーの基礎的知識を教授します。

●植物生産土壌学
 作物の生産基盤である土壌を対象に,土壌の成り立ちや分類,構成成分,化学性,物理性,生物性等の基礎的な原理と特徴について概説します。また,植物栄養学に係る基礎的な事項についても説明します。さらに土地利用や農業利用による土壌特性の違い,土壌診断技術とその結果に基づく施肥管理の手法等,作物生産に係る応用的な技術と関連させて講義します。

●植物育種学
 栽培植物の栽培化の歴史について学び,実際の育種法である遺伝変異の分離と組合せによる育種法,そして新たな遺伝変異を創出する育種法を教授します。本講義を通して,育種に関する幅広い知識を習得し,育種方法及びその理論的背景を理解することを目標とします。
【取得可能な資格】
●学芸員任用資格
●高等学校一種免許状(理科)農業は他ユニット科目履修を要する

【主な進路】
●農作物のタネ・肥料の開発
●農業普及指導員
●農畜産の生産者や農協等の農業団体
●植物バイオサイエンス関連企業
●食の安全と環境を守る公務員
●JICAやNGO等の職員
●高等学校教員になって未来へつなげる役割を担う
●大学院へ進みさらに研究を重ねる