Student Voice

充実した研究室での活動

私たちの研究室では毎朝ゼミを行ない、研究活動の進捗報告はもちろんのこと、学生主体による勉強会や研究室の運営に関することをブレーンストーミング形式で決定したりしています。また研究以外のイベントや他大学の研究室との交流ゼミを開催するなど、非常に活発な研究室です。研究室には留学生を含む、学部から大学院後期課程の個性豊かな学生が在籍しているため先輩から研究や私生活に関するアドバイスをいただいたり、日常から海外の異文化や語学を学ぶことができたりするので、毎日がとても充実しています。研究に関しては実験結果だけではなく、なぜそうなるのかを考えることや相手にどのようにわかりやすく伝えるかということも重要視した指導をしていただいているため、エンジニアとして必要な能力が日々磨かれていくのを実感できます。

機械創造工学専攻 修士1年
東京工業高等専門学校 出身


安心して使える通信インフラを実現するために

私はニューラルネットワークを利用したインターネット上の通信を再現する研究を行っています。普段スマホやパソコンでニュースを読んだり、動画を見たりするかと思いますが、コンテンツによって通信の仕方は様々な特徴を持っています。私たちはその通信の特徴をニューラルネットワークに学習させることにより、通信を再現しています。再現したネットワークトラヒックは、通信システム開発での性能評価やキャパシティプランニングに使われ、安心して使える通信インフラを実現します。研究室ではゼミで学生と先生とのディスカッションを行うことにより、多様な視点から研究に取り組むことができ、問題解決能力を身につきます。また、研究以外でも自発的なチャレンジも推奨されており、IoT システムやウェブアプリを作って発表しています。

電気電子情報工学専攻 修士1年
東京工業高等専門学校 出身


大学での生活

私は有機化学、その中でもとりわけ高分子化学に興味があり、また、実務訓練という長期のインターンシップ科目があるという点も魅力的であったため、物質材料工学課程への進学を決めました。大学では、平日は授業や修士論文のための研究実験、休日はサークル仲間とゲームなどをして過ごしています。研究室では週の初めに朝礼があり、そこで研究の進捗等を報告する場が設けられている他、先生がよく研究室に顔を出してくださるため、先生―学生間のコミュニケーションが活発です。また、学生間でも気軽に後輩が先輩に質問出来る環境が整えられており、研究終わりに学生同士でご飯を食べに行くこともあるなど良好な関係を築いています。そんな環境で私は、新規のポリエステル合成に関する研究を行っています。実験が思うように進まず行き詰ることも多々ありますが、先生や研究室の先輩に相談したり、自分で試行錯誤したりしながら少しずつ進めています。

物質材料工学専攻 修士1年
茨城工業高等専門学校校 出身


これからの社会基盤のありかたを考える

自然災害は、私たちに現在の社会のありかたについて疑問を抱かせます。誰もが明日にも被災者になりうる時代に、私は災害に対して関心を持たずにはいられませんでした。私にとって大学は、たくさんの専門家がおり、たくさんの本があり、自分の関心に基づいてたくさん悩む時間があり、同じような関心を持った仲間たちがいる、魅力的な場所です。講義のあとに提出するレポート課題に取り組むとき、講義で先生が話していたことをもとに考え、それを自分の言葉にしていくことを通して、自分が社会とどのようにつながっていくのかがイメージできるようになったと思います。研究では、一人で作業に打ち込むだけでなく、先生方からアドバイスをもらったり、仲間たちと意見を言い合ったりするなかで、それまでできなかったことができるようになっていくことの喜びを感じています。

環境社会基盤工学専攻 修士2年
木更津工業高等専門学校 出身


生物機能の解明から応用へ

高専時代から微生物について研究していたこともあり、微生物が有する機能の解明やその産業的な利用に興味を持ち、生物機能工学課程に編入しました。現在、私は酵母のD-アスパラギン酸オキシダーゼという酵素の発現メカニズムに関する研究を行っています。この酵素は生体内のD-アミノ酸の分解代謝に関わっていることが知られています。近年、様々な生物においてDアミノ酸が重要な役割を担ってり、ヒトでは肌機能や精神神経疾患などに関係している可能性が指摘されています。しかし、その詳細は不明であり、今後の解明が期待されています。私の研究がD-アスパラギン酸オキシダーゼやD-アミノ酸の機能解明の一助となり、その研究成果が新たな食品や医療技術の開発などに貢献することを期待して日々研究に励んでいます。

生物機能工学専攻 修士1年
長岡工業高等専門学校 出身


未知の分野に挑戦できることが楽しい

高専在学中から起業に興味があり、大学では経営学を学びたいと考えていました。本課程を志望したのは、高専の専門分野によらず受験が可能であること、長岡が起業に力を入れている土地であることに魅力を感じたからです。入学後は経営学に触れながら、視野をさらに広げるために、未知の分野に挑戦してきました。学部3年時には「研究対象はヒトとカニ」という紹介に惹かれ、理論生命科学研究室の第1期生となりました。学部4年時には、産業技術総合研究所で約4ヶ月半、実務訓練を行い、飲食店の業務改善に関する研究に携わりました。現在私は「身体感覚変容と痛み知覚に関する研究」に取り組む一方で、起業支援センターでアルバイトをしています。起業を志す方や実際に起業した方とお話できる環境は、学生生活においての良い刺激となっています。

情報・経営システム工学専攻 修士2年
八戸工業高等専門学校 出身


高電圧パルスを大電力マイクロ波に

核融合や加速器、宇宙送電、医療などへの応用が期待される、大電力マイクロ波の発生に関する研究を行っています。大電力マイクロ波の発生源の一つに、高電圧パルスによる大電流電子ビームを利用した仮想陰極発振器があります。私の研究室では、“ETIGO-IV”と呼ばれる高電圧パルス発生装置によって、仮想陰極発振器を作動させ、実際に大電力マイクロ波を出力することができます。より大出力で高効率かつ耐久性、出力電力や周波数の可変性に富む仮想陰極発振器の開発、それに向けた仮想陰極の挙動解析のための実験、発振器の設計等を行っています。研究室の皆と議論し、理解を深め、次の方針を決定し、協力して実行できるこの環境は、研究の質の向上と自分の成長が見込めるため、非常に魅力的だと感じます。

原子力システム安全工学専攻 修士1年
奈良工業高等専門学校 出身