大学の特長

◆奈良県立医科大学の建学の精神
(平成29年4月4日制定)
 最高の医学と最善の医療をもって地域の安心と社会の発展に貢献します

◆教育の理念・方針
(平成29年4月4日制定)
【理念】
 豊かな人間性に基づいた高い倫理観と旺盛な科学的探究心を備え、患者・医療関係者、地域や海外の人々と温かい心で積極的に交流し、生涯にわたり最善の医療提供を実践し続けようとする強い意志を持った医療人の育成を目指します。

【方針】
@良き医療人育成プログラムの実践
 人間性教育・社会性教育・倫理教育・医療安全教育を核とした、医学科6年・看護学科4年一貫教育である本学独自の「良き医療人育成プログラム」を実践します。

A教員の教育能力開発と教育の質保証
 自己啓発のための研修の実施、授業評価、教育実績の評価等を通じて、教員の教育能力向上と、教育の質保証を図ります。

B教育全般に関する外部有識者評価と学生参加の推進
 魅力ある教育を実現するため、カリキュラム・シラバス・授業方法など教育全般について外部有識者評価と学生の参加を推進します。

C学習環境と教育環境の充実
 豊かな知識と優れた技能、地域貢献の気概を持った国際水準の医療人を育成するために、学習環境と教育環境の不断の改善に取り組みます。
【医学の力で社会に貢献】
 奈良県立医科大学は、昭和20年(1945年)4月に奈良県立医学専門学校として設立されました。昭和23年(1948年)に奈良県立医科大学(旧制)が開設、昭和27年(1952年)には新制大学として奈良県立医科大学医学部医学科が設置され、現在へと続いています。また、平成8年(1996年)には看護短期大学部、平成16年(2004年)には医学部看護学科が開設されました。このときより本学は医学部医学科、看護学科を擁する医科大学となり、以後着実に歩み続けています。

 本学は奈良県橿原市に位置し、国公立や民間の研究機関と連携大学院協定を結んで広く教育・研究活動を行っています。また、世界で活躍できる医師の養成を目指して臨床英語教育に力を入れ、海外研究機関での研修などを行っています。

 特色ある取組として、医学を基礎とするまちづくり、MBT(Medicine-based Town)構想を展開しています。これは、従来の医工連携が主に工学的知見を医学に応用するものであったのに対し、医学的知見を工学やまちづくりに活用するものです。医師が有する膨大な知識を、患者さんの治療だけではなく、医学的に正しい製品や住居、そしてまちづくりに関わるすべてのものに生かすべく、医学に基づいた社会貢献を目指しています。この目的を実現するために、平成28年には一般社団法人MBTコンソーシアムを立ち上げました。コンソーシアムには、エネルギー、機械、金融、生命保険などさまざまな分野から民間企業約100社が参加しています。企業の力と医学との融合により、新しい産業を生みだしたいと考えています。

 本学は、世界に羽ばたく医療人を育成する場、最善の医療を提供する場、そして大学職員並びに本学に関わるすべての人の拠り所となり活躍の舞台を提供する場でもあります。このような役割を改めて認識し、本学の責務を果たすべく取り組んで参ります。

理事長・学長 細井 裕司