企業法学科
企業法学科とは
企業活動に関係する法律を中心に学ぶのが、本学の企業法学科の特徴である。 憲法、民法、商法が法学の中での総論だとすれば、企業法学科で学ぶのはそれに加えての各論であるとも言える。 本学科は商学部の中にあるが、法律の伝統的、基本的分野は法学部のカリキュラムにも引けを取らない。基本的な法律の知識を学んだ上で、さらに今日の社会において企業人が知るべき各種の法律を学んでいく。 昨今の諸問題、例えば、ブラック企業、TPP、といったことについては、労働法や国際経済法の知識が役に立つ。これまでは、ふつうの仕事に就けば法律の知識を必要とされる場面はあまりなかったが、コンプライアンスが企業の大きな社会的責任となっている今日、法律を知っているビジネスパーソンとなることが重要になってくる。 「法律しか知らない」人材を雇用したいという企業はあまりない。商学部の中にあって、法律以外の幅広い知識を身に付けた上で、企業活動において法律の知見を実践的に活かす方法を学ぶ。