【競技フットサル部】秋田県フットサル選手権大会で優勝!&全日本フットサル選手権大会東北大会第3位!


 令和7年2月1(土)〜2日(日)、由利本荘市・ナイスアリーナで「第52回秋田県フットサル選手権大会」が開催され、秋田県立大学競技フットサル部GERANT(本学卒業生や社会人も所属)、およびALTESAOの2チームが出場しました。本大会には、秋田県内から9チームが参加してトーナメント形式で優勝を競いました。本年度、東北フットサルリーグ1部でも健闘したGERANTが安定した試合運びで悲願の優勝を果たしました。2回戦では、日ごろ一緒に切磋琢磨するGERANTとALTESAOとの“兄弟対決”が実現し、両者譲らずの大接戦となりました。これからもお互いに高め合って頑張ってください!!


全日本フットサル選手権大会東北大会

 令和6年11月1(土)〜12月1日(日)、由利本荘市・ナイスアリーナで「JFA全日本フットサル選手権大会東北大会」が開催され、秋田県立大学競技フットサル部GERANTが出場し、見事、第3位に輝きました。チーム史上最高の成績で!


GERANT 五十嵐 信也 キャプテン(生物資源科学部応用生物科学科卒)のコメント

■チーム史上の快挙を達成
 私は秋田県立大学のOBでGERANTとALTESAOに所属し11年目、その中で、全日本フットサル選手権東北大会には今大会で2度目の出場です。前回は3年前で一回戦敗退、そして、今回は堂々の東北3位、チームとして過去最高の成績を収めることができました。選手個人としては、全国大会出場を逃したことに悔しさを感じる一方で、これまでのチームの歴史を振り返るとこの成績は誇りに思います。今はチームを去った社会人の先輩方や、卒業していった秋田県立大学のメンバーが山あり谷ありの中で、少しずつ積み上げた結果により花開いた成果だと思っております。
■大会を振り返って
 率直に振り返ると楽な試合は一つもありませんでした。2回戦で対戦した「イタチカ八戸」は東北1部リーグ戦で惜敗を期した相手であり、前回大会優勝チームの強豪ですが、チームの持ち味である攻守において献身的なプレーを全員で実行し、PK戦の末に勝利することが出来ました。準決勝で対戦した「あしざるFC」は、登録者284万人のyoutubeチャンネルで設立したチームで、所属選手は元プロフットサル選手が多数所属するチームです。言うまでもなく、過去に対戦した中で1番の強豪でした。選手個人の強さと上手さを強く実感しましたが、チームとしては十分戦えていました。結果は1-2での惜敗でしたが、守備の時間が長い中で、これまで培ってきた経験を十分に発揮して善戦できたと思います。今のチームは東北王者や元プロ集団相手でも十分勝負になるチームで、ここ数年で目覚ましい成長をしたことを実感します。今大会で各選手は自分たちはもっとやれる!という確たる自信を得ることが出来たはずです。さらに飛躍するべく、この体験をした選手が試合に出場できなかった後輩や、これから秋田県立大学に入学してくる新入生に対して紡いでいく義務があると思います。より熱く真摯に競技フットサルに向き合っていこうと思います。
■大学生、卒業生へ
 当チームは社会人と大学生の混成チームです。社会人は10年近くフットサル経験がある選手もいる中で、大学生は初めて競技フットサルに向き合うことになります。サッカー経験者であれば、ある程度フットサルもやれると思うかもしれませんが、そんなことはありません。いままでサッカーで培った経験で同様にフットサルもできると思ってプレーしても、対戦相手のレベルが上がると全然上手くいきませんし、監督や先輩からは改善の指示の連続です。今のチームは全国大会出場、東北大学選手権優勝を目標に掲げていることもあり、要求されるレベルも高いものになります。ボールの止め方、貰い方、攻撃の戦術、守備の戦術、セットプレーの攻撃、セットプレーの守備、パワープレーの攻撃、パワープレーの守備…。私が大学生だった頃とは比べ物にならないほど、覚えることがあります。チームはここ数年で急成長したわけですが、その背景では、在学中の大学生とここ数年の卒業生がチームにとっての成長痛とも呼べるような苦しい思いをしてきたことを見てきました。今大会、それが報われるような結果が出たことが非常に嬉しく思います。また、この場を借りて、勝手ながら賛辞を送ります。「お前らすごいよ!」今後は積み上げてきたものを基準にして、それを当たり前にして、引き続き頑張っていきましょう!!


佐々木大輔 監督(ささき歯科クリニック院長)のコメント

 夏の「全日本大学フットサル選手権大会東北大会」に続き二つ目の全国大会予選、「全日本フットサル選手権大会東北大会」に出場しました。この大会は、社会人も参加する一般の大会となります。全国大会に進むとフットサルのプロリーグであるFリーグのチームと対戦し、フットサルの日本一を決める大会です。私たちはこの東北大会で勝利をあげたことがなく、難しい大会であります。初戦は、東北2部に所属する福島県代表チーム。私たちは東北フットサルリーグ1部所属のチームのためシードされ、形の上では挑戦を受ける立場。自分たちは大会未勝利でありながらも格上でもあるという複雑な試合。試合は幸先よく先制するも、エース阿部秀哉(共同サステナブル専攻2年)を退場で欠くというアクシデントから同点に追いつかれ、ネガティブな雰囲気に支配されてもおかしくないところ。しかし、選手たちからはリードしていた時よりも大きな声、ポジティブな声が溢れていました。夏の大会の敗戦から人間性が大きく成長したと感じ、嬉しく、そして頼もしかったです。本来であれば追いついた相手チームの勢いが増すところですが、逆に2点追加し、しっかり突き放した素晴らしい勝利で初戦を突破しました。今大会は、普段、学生を指導してくれている社会人メンバーとの合同チームGERANT(ジェラン)として参加。競技フットサルを続ける卒業生も数多く参加しました。そして2回戦。5人の学生GKを指導してくれている社会人GKが出場し、躍動。相手は、全国大会常連の「イタチカ八戸」。強豪相手に2-2で試合を終え、決着はPK戦へ。GKコーチの面目躍如、PKを2本止め、チームをベスト4に導いてくれました。4年生GKや院生は研究や学業などでコンディションが上がらず、試合で活躍できる状況になかったが、普段、ともに練習し指導してくれる社会人がいるおかげで戦力を維持し勝ち上がることができました。これは下級生にとっては大きなこと。選手層の薄い当大学は、本来であれば敗戦していた可能性が高いが、社会人との融合がスケールメリットとなり、下級生は貴重な経験を得た。後日談とはなりますが、その3年生が次世代エースとして、東北フットサルリーグでハットトリックを達成し、素晴らしい成長のきっかけとなる大会でした。あと一つ勝てば全国大会の準決勝の相手は「あしざるFC」。関東で結成された元プロ集団。その中には元フットサル日本代表も。全国大会に出場するために東北に乗り込んできたユーチューバーチームで資金力も豊富。結果は、前半を1-1で折り返すも後半0-1と勝ち越され、トータル1-2の敗戦。先制点を奪い、チャンスも多く作り、レベルが高い相手に堂々と渡り合いました。負けはしたものの、大会関係者や観戦者からは数多くの称賛を頂きました。東北大会3位。真摯に向き合ってきた練習、試合における気持ちの強さ、チームワーク…選手たちが積み上げてきたものは素晴らしい。全国に秋田県立大学の名を刻むまで、あと一歩でした。夢を現実にするために、選手たちとともに日々を大切に過ごしたい思います。みなさん、フットサルは観てて楽しいスポーツです。ぜひ、会場にお越しください。応援、よろしくお願いします!


最前列1番右が佐々木大輔監督 いつもご指導いただきありがとうございます!







関連リンク

>秋田県立大学競技フットサル部Instagram
>ささき歯科クリニックホームページ
>2024年度 1部リーグ 東北フットサルリーグ日程表

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