学生交流事業「大学生の想いを詰めるグリーンツーリズム」を実施しました

 8月26日(木)〜27日(金)、本学と連携協力協定を締結する小坂町の協力を得て、生物資源科学部の3・4年生9人の学生が参加し、学生交流事業「大学生の想いを詰めるグリーンツーリズム」を実施しました。

 本交流事業は、生物環境科学科地域計画グループが主催し、ワインを核に誘客を図る「ワインツーリズム」を推進する小坂町において、果樹園での農業体験やブドウ生産者さんとの交流を通して、中山間地域特有の農業の抱える現場を理解し、地域の課題解決に向けた提言することを目的に、今年初めて実施したものです。

 1日目は、小坂町が推進するワイナリー事業の概要ついて聴講した後、実際にブドウ農園に移動し夏季剪定の枝切りなど管理作業を体験したり、ブドウ生産者さんと交流したりしました。また、夜には小坂七滝ワインと地域食材のペアリングも体験しました。

 2日目は、小坂町の第三セクター・小坂まちづくり会社が運営するワイン醸造所「小坂七滝ワイナリー」で地元産ワインの醸造過程を見学しました。
また、小坂鉱山事務所では、小坂町やまちづくり会社の皆さんと誘客を図る方策や農作業体験を中核としたグリーンツーリズムなどについて活発にディスカッションしました。
 
 学生からは「今回のような機会を増やし、多くの人に町を知ってもらうべきだ」、「日本酒のイメージが強い中で、秋田のワインを知ってもらうためのPRが大事」、「いろいろなワインが楽しめるよう、少量の飲み比べセットを考えてはどうか」「町の景色や自然を会員制交流サイト(SNS)できめ細かく発信し、若者に気付いてもらうことが必要」など、学生・若者目線の数多くのユニークなアイデアが出されました。

 今後も引き続き、県内で農作業体験を中核としたグリーンツーリズムを広げるため、小坂町と様々な形で交流を深めることとしております。

★生物環境科学科 川 訓昭 助教のコメント
 今回の交流事業は、共同での農作業を通して学生間の交流を深めることや、グリーンツーリズムを体験し地域の課題に対し学生のアイデアを活かすことを目的に実施しました。前者に関しては、朝の集合場所では皆さん緊張の面持ちでしたが、一緒にブドウの剪定作業をしながら、「切る副梢はこれだよ」「この葉とこの葉を残そうよ」など、次第に学生同士に会話が生まれ、終わる頃には普段の生活や趣味の話など、多岐にわたる会話をしていました。後者に関しては、最後に小坂町の方々と意見公開会を開催しましたが、学生一人一人が自分の提案を堂々と発表する姿に驚きました。今回、学生たちから多彩なアイデアが提案され、今後もグリーンツーリズムに限らず、秋田県内の様々な農業・地域振興のプログラムに、県大生のアイデアを活かしていける可能性を大いに感じました。

※本交流事業は、令和3年9月1日(水)付けの秋田魁新報に掲載されました。
「ワインツーリズムに大学生のアイデアを 小坂町」(秋田魁新報電子版にリンク)

※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.akita-pu.ac.jp/oshirase/oshirase2021/6976