令和2年度より開始された給付型奨学金と授業料等減免の2つの支援が受けられる制度です。

支援の内容

・授業料等の減免(授業料と入学料の免除又は減額)
・給付型奨学金(返還が不要な奨学金)

支援の対象

　勉学に励む意欲があり、またそれにふさわしい能力を持った学生が、経済的理由により修学をあきらめることがないよう、国が経済的な支援を行う制度です。本学もこの制度の対象校として認定され、令和2年度から実施しています。

第一種奨学金

(特徴)
�@貸与奨学金 ※給付ではないので、卒業後に分割して返還します
�A無利子 ※貸与総額のみを返還
�B貸与月額は通学形態別に選択
�C家計基準は二種より厳しい
�D学力は高校評定値が3.5以上必要

(奨学金の月額)※1
・学部生
自宅通学 20,000円、30,000円、45,000円から選択
自宅外通学 20,000円、30,000円、40,000円、51,000円から選択

※1：第一種奨学金と給付型奨学金を一緒に受ける場合、第一種奨学金の貸与月額が制限されます。

第ニ種奨学金

(特徴)
�@貸与奨学金 ※給付ではないので、卒業後に分割して返還します
�A有利子(利率上限 年3.0％) ※貸与総額に利息も併せて返還
�B貸与月額を選択できます(貸与開始後に月額の変更も可能)
�C家計基準は一種より緩やか
�D学力基準は一種より緩やか

(奨学金の月額)※1
2万円〜12万円(1万円単位)から選択

入学時特別増額貸与

上記何れかの奨学金貸与を受ける新入生(編入学者を含む)は、一定の条件を満たす場合に限り、希望により、奨学金の初回振込時に入学時特別増額(10万、20万、30万、40万、50万円から選択)(有利子)の貸与を受けることができます。

看護学生奨学金制度について

対象者：
医学部看護学科(看護師等養成施設)に在学中の方で、免許取得後、本学医学部附属病院の看護師・助産師として勤務を希望する方(2年生以上)

貸与額：
月額50,000円

貸付期間：
貸与を決定された年度の4月から卒業する月まで

返還の免除：
卒業後、看護師・助産師の免許を取得され、本院に採用となり、一定期間勤務されたときは奨学金の返還が免除

【問い合わせ先】
TEL 059-231-5046
https://www.hosp.mie-u.ac.jp/nurse/recruit/scholar/

渡邉文二奨学金について

対象者：
生物資源学部3年次の学生で経済的理由により、就学が困難である者
将来、三重県内で畜産、食品、水産および農業の事業に携わる見込みがある者

給付年額：
480,000円

給付期間：
2年間

返還の免除：
本奨学金制度の特徴として返還の必要がなく、2年間にわたり給付されます。また、他の奨学団体から給付を受けている場合(応募している場合)でも応募できます。

【問い合わせ先】
TEL 059-231-9673
E-mail bio-somu@ab.mie-u.ac.jp

　�T〜�Vの制度の他、地方公共団体や民間団体等の奨学金もあります。これらの奨学生募集は、大学を通して募集を行うものと、団体が直接募集するものがありますが、大学へ募集案内が届いたものについては、大学HPや掲示にてお知らせしています。募集時期は4〜5月に集中しており、学業成績優秀で経済的に修学が困難な者を対象とした貸与型奨学金が多い状況です。申請を希望する学生は、修学支援センターにご相談ください。
　また、大学に個別に募集案内が来ない奨学金もあり、出身地の教育委員会等が直接奨学生を募集しているものもあります。