在学生のメッセージ
環境生態学科
琵琶湖の調査でその面白さを知ったプランクトンをいつか南極で研究したい
自然環境や生物に関心があり、フィールドワークの機会が豊富な本学への入学を決意しました。「琵琶湖環境学」は、琵琶湖で独自に形成された生態系を学ぶ魅力ある授業です。学びの中で、生態系の基盤となるプランクトンの奥深さを知り、卒業研究のテーマに選びました。研究室の先生の勧めもあり、将来の夢は、南極調査に行くこと。夢に向け、研究者としての知識とスキルを身につけるために日々努力しています。(4回生/女性)
環境政策・計画学科
幅広い専門知識とメディアでの発信力を武器に環境課題の解決に取り組む
環境を軸に、自然科学から社会科学まで幅広い専門分野を学べることが本学科の強みです。特に印象に残っている講義は環境政策デザイン論・演習。多様なメディアのプロから、コンテンツ制作やデザイン技法について教わりました。物事や意見を発信するには、ただ事実を述べるだけではなく、魅力を引き出す簡潔な文章や、印象的な色使いが重要だと実感しました。現在は、これまでの学びを生かし、アフターコロナの商店街の活性化について研究しています。(4回生/男性)
環境建築デザイン学科
自らのスキルや知識を磨くと同時に建築を中心とした環境づくりに取り組む
建築を環境の一部としてデザインすることに魅力を感じ、本学科へ入学しました。建築設計課題や建築史、構造力学などの基礎学修を経て、3年次からはアイデアを図面や模型で表現する技術を磨きます。さらに、私はいつも「建築を通して社会にどのような価値を与えたいか」を意識して取り組むようにしていました。現在は、建築物を軸とした懐かしさを感じられる環境づくりの実現を目指し研究に取り組んでいます。(4回生/男性)
生物資源管理学科
他ではできない経験が私の畜産への思いを後押ししました
フィールドワークでは、ヤギの小屋作りや牧草の栽培・分析をし、実践的な学びを得ました。このような貴重な経験ができるのは、大学の自然豊かな環境があってこそ。本学科では、動植物、微生物、水資源など多岐にわたる分野を学びます。幅広い学問に触れる中で、自分が取り組みたい研究テーマを見つけました。今は、飼料費高騰による農家の負担を減らすため、使われない資源を飼料化する研究に注力しています。(4回生/女性)
材料化学科
幅幅広い学びからより深い学びへ 深い学問だからこそ、とことん向き合いたい
有機・無機・高分子の分野を幅広く学べることが、材料化学科の魅力です。総合的な理解を深めることは、多角的な視点での思考力や問題解決力を育む土壌になりました。現在は、研究室で高分子の複合実験に取り組んでいます。膨大な実験データから自分の力で課題を発見し、考察をレポートにまとめ上げたときは、大きな達成感を得ることができました。将来は研究員として高分子の研究をさらに極めていきたいです。(4回生/男性)
機械システム工学科
備わった基礎力が自身の可能性を切り開く武器になる
ものづくりに携わる仕事がしたいという思いから、機械システム工学科へ。実験では、設計からスケジュール管理、評価やプレゼンまで全て自分たちで行い、実践的な内容に取り組みます。プログラミング通りにいかず苦労することも多いのですが、1・2回生でしっかりと身につけた基礎力が、問題解決の糸口に。完成したものが評価され、学年でチームの代表に選ばれたときは、とてもやりがいを感じました。(4回生/女性)
電子システム工学科
積極的な学びの姿勢が次の挑戦の糧となる
入学前からプログラミングを含む情報系の分野に興味があり、電子システム工学科を志望しました。電子システム工学科では、電気・電子・情報について幅広く学びます。複雑な内容の授業もあり、積極的に教授に質問しに行く習慣がつき、自主性、行動力が身につきました。ゼミ配属後は、暮らしに役立つものづくりやシステムの開発におけるプログラミングに挑戦できるように、情報分野をより深く学んで行きたいです。(3回生/女性)
地域文化学科
夢に向かって一歩ずつ より実践的な経験を積んでいます
中学生の頃から歴史に興味があり、学芸員を目指して滋賀県立大学に入学しました。地域文化学科では、学芸員の資格を取得できるだけでなく、故郷である滋賀県の文化についても深く学べます。今は考古学を専攻し、土器実測や測量の仕方など発掘現場での実践的なノウハウを学んでいます。今後は、卒業論文のテーマである滋賀県で出土している湖東式軒丸瓦の研究に専念したいです。(4回生/女性)
生活デザイン学科
一対一の手厚い指導からデザインを深く知り、表現力を磨く
生活デザイン学科の強みは、先生方の指導が手厚いこと。住環境設計演習では、週末住宅や増築建築など具体的な条件設定の課題に取り組みました。先生から一対一でフィードバックを受けるなかで、それぞれのデザインがもつ意味を深く考え、自ら発信する力を養います。3回生で設計した自分の制作物が、学外のコンペティションで受賞できたときは、喜びとともに自身の成長を実感することができました。(4回生/男性)
生活栄養学科
幅広いジャンルの授業と学外での体験が自身の視野を広げてくれました
高校生の頃から「食」に関わる仕事に興味がありました。医療分野に加え「運動やスポーツに特化した栄養学」など、特徴的な内容を幅広く学べるという点に惹かれ、本学科を志望しました。3回生では大量調理や実験実習に挑戦。臨地校外実習では学外で複数の仕事を体験しました。施設によって管理栄養士に求められる役割が異なることや、患者さん・地域住民の方々への寄り添い方を学ぶことができました。(4回生/女性)
人間関係学科
心理学や行動学を通して常識にとらわれない自由な発想を得られるように
もともと興味があった社会福祉に加え、心理学や教育学も学べるという点に魅力を感じ、人間関係学科を志望しました。授業ではよくディスカッションを行います。例えば、現場心理学やカウンセリング論の授業では、ディスカッションを通して現場で起きたことや人物の心境についての理解を深めていきます。多くの意見に触れることで、既定の概念にとらわれず問題を深く掘り下げる姿勢が身につきました。(4回生/女性)
国際コミュニケーション学科
英語プラスワンの学びでコミュニケーションの幅が広がりました
高校生の時から得意だった英語。試験での数字的な伸びはもちろん、実際に話すことへの抵抗が無くなったという点で自身の成長を感じています。もともと韓国文化に興味があり、3回生を終えたタイミングで韓国に留学。留学前には韓国の歴史や日韓関係についての講義を受けました。留学者向けの授業にも参加。ほかの学生や韓国出身の教員の方と会話することで、ネイティブの発音や文法が身につきました。(4回生/男性)
人間看護学科
個性を見極め一人ひとりに向き合える看護師に
看護師の母の影響を受け、自分も身の回りの人を助けたいと思うように。グループ単位で病院に行く実習では、限られた時間の中で効率よく動けるよう、メンバーで何度も話し合いを重ね、チームワークの重要性を学ぶことができました。また、たとえ同じ疾患の人でも看護は別物。一人ひとりに合わせ、退院後も視野に入れた看護を心がけることが重要だと、実習を通して学びました。(4回生/女性)