在学生のメッセージ

環境生態学科

恵まれたフィールドでの学びが課題の発見・考察力を磨く土台となる

琵琶湖をフィールドに、多様な経験を通して学べる環境に惹かれ、入学を決意しました。実践的な学びが多い授業では、調査船に乗って琵琶湖の採水を実施するなど、環境調査の「現場」を肌で感じられます。
実験・調査を行うなかで、さまざまな環境因子に着目して考察する力が培われました。今は、水生昆虫について研究中。研鑽をさらに積み、博物館の学芸員になるという目標に向けて邁進します。
(4回生/男性)


環境政策・計画学科

フィールドワークをはじめとする学びを糧に環境問題の解決に寄与したい

豊かな自然の中で環境について学びたいと思い、滋賀県立大学へ。フィールドワークでは地域の方々から獣害についてお話を伺い、解決策を議論するとともに、事前準備の大切さや客観的な調査の難しさを学びました。今は海洋プラスチックごみをはじめとする「廃棄物」をテーマに研究を進めています。将来は、自治体から環境問題の解決に寄与できる公務員になることが目標です。
(4回生/女性)


環境建築デザイン学科

全力で課題に取り組み、確かな成長を実感 建築家という夢に向かって、学びを深めています

建物の模型を制作する設計演習の授業では、納得するまで課題に打ち込んだことで、苦労や努力が設計力の向上に反映され、自身の成長を実感できました。滋賀県立大学の先生方が、学生の熱意に手厚いサポートで応えてくださったのも成長できた理由の一つです。デザインの力で生活を豊かにできる建築家を目指して、設計や読書、建築巡りと、日々勉強に励んでいます。
(4回生/男性)


生物資源管理学科

夢中になれる学びと自然豊かな環境が整っています

生物資源管理学科では、キャンパスにある「圃場」で生物や植物に触れながら、動植物・微生物・水資源など幅広い分野を学ぶことができます。野菜の栽培や生物の解体などの貴重な体験は、命の大切さを学び、食物を育てる難しさを知るきっかけに。学科での学びを通じて、自然環境に対する関心を深めました。将来は農業や環境を支える仕事がしたいと考えています。
(4回生/男性)

材料科学科

幅広い領域を学べる環境で前向きな自分に出会う

基礎から応用まで丁寧に学ぶことができる授業で、化学に対する苦手意識がなくなり、何事もまずはやってみようと前向きに取り組むようになりました。有機・無機・高分子の分野を自由に学べることは、滋賀県立大学ならではです。総合的な理解が深まるだけでなく、それぞれの学びを生かすことで、将来の選択肢の幅が広がります。今は、憧れのプロダクトマネージャーになるため日々努力を続けています。
(4回生/女性)


機械システム工学科

繰り返しの実践が課題解決への第一歩

機械部品の設計図や、熱力学・流体力学等の機械設計の基礎を学んだ1・2回生。それらの知識をもとに3回生からは実験を行ってきましたが、思い通りの結果が得られないことも。繰り返し課題に向き合うなかで、学んできた法則を生かして結果が得られたときは、自らの成長を実感します。そして、何よりも学ぶことの楽しさを感じる瞬間です。
(4回生/男性)


電子システム工学科

原理や理論を実際に活用する実験では広く深く学ぶ姿勢が身につきました

電気・電子・情報について幅広く学べることに魅力を感じ、電子システム工学科を志望しました。1回生後期から始まる実験では、オシロスコープなどの実験器具を用い、実際の現象や動作を観測できます。また、事前に理論を深く理解したり、考察のために文献を読んだりと、主体的に学習する機会が増えました。他にも、プログラミングや量子力学など多岐にわたる授業があり、さまざまな知識が得られます。
(3回生/女性)

地域文化学科

教室を飛び出し、発掘調査にも参加 古代の歴史に思いを馳せる、考古学に夢中です

地域文化学科では、歴史について幅広い方法でアプローチできます。埋蔵文化財など歴史的価値のあるものを保護し、後世に伝える意義や方法などを学んだことで、それらを守り伝えたいと思うようになりました。なかでも考古学に興味を持ち、講義や先輩が開いてくださる勉強会だけでなく、大学の近くで日常的に発掘調査にも参加。今は卒業論文のために、一歩ずつ力をつけています。
(4回生/女性)


生活デザイン学科

地域や社会と交わりながら視野を広げ実践的なデザインを習得

環琵琶湖文化論実習という授業で、琵琶湖周辺の施設を巡り、チームでタブロイド紙を制作した経験から、自ら現地に足を運び、デザインを形にすることのおもしろさを実感しました。3回生からは、服の大量廃棄など社会課題の解決にまで踏み込み、より実践的なデザインを求められるように。自己と社会とのつながりについて、深く考えるきっかけになりました。
(4回生/男性)


生活栄養学科

食品栄養の基礎知識を基に学外などで実習に挑戦しました

1〜2回生では、食品の機能や特徴、栄養素の代謝について学びました。3回生では、2回生までに学んだことを身につけるための実験や実習が中心。100食分の献立作成から調理、提供までを行う大量調理実習や、病院などで管理栄養士の仕事を学ぶ学外実習も経験しました。病院や介護老人施設など慣れない場所で緊張しましたが、自分が将来管理栄養士として働くイメージが持てました。
(4回生/女性)


人間関係学科

多様な視点から人と人を紐解く経験が主体性を磨くきっかけになりました

人間関係学科の魅力は、幅広い分野から人間関係についてアプローチできること。保育の現場調査やカウンセリング体験などを通じ、他者の気持ちに寄り添って考える力と、多角的な視野を養うことができました。また、学科での学びを活かして、米原少年サポートセンターのボランティア活動にも参加。どんなことでも全力で挑戦できるようになったことが、私の大きな成長だと感じています。
(4回生/男性)


国際コミュニケーション学科

世界を広げてくれる「異文化」との出会いが学びの原動力になっています

国際コミュニケーション学科では、語学力を高めるだけでなく、国際社会や多文化共生などを学び、異文化への総合的な理解を深めてきました。交換留学生と地域の農業を体験する「近江楽士」の活動にも積極的に参加。地域性を考慮しながら、地球規模の視点で考え・行動する「グローカル」の視点を養いました。異文化理解を通じて、自らの世界を広げることが、学ぶ喜びにつながっています。
(4回生/女性)

人間看護学科

一人ひとりに寄り添った看護で患者さんの良きパートナーになりたい

幼少期から病気と向き合う機会があり、自分も看護師になって患者さんを支えたいと思うように。その人らしい生活を支援するためには、患者さんの個性にあった看護を提供することが大切。相手を尊重してコミュニケーションを図ることが欠かせません。初めは人前で発言することが苦手でしたが、授業のグループワークや実習を通じて、チームで考え、意見を発信できるようになりました。患者さんが明るく前向きになれるような看護を提供したいです。
(4回生/男性)