学部、学科等情報

学部の特徴

 本学部は、人文・社会科学の幅広い領域をカバーし、人間が生み出した文化と人間の暮らす社会について、さまざまな視点から学べる学部です。確かな思考力や想像力をはぐくみ、卒業後のキャリアの基盤をしっかり作るために、次のような特色のある教育を行なっています。

幅広く学ぶ

  • 2年次からの専修課程・専攻に所属する前に、1年次に基盤科目や基礎的な講義を幅広く学びます。
  • 2年次以降も、他専修課程・他学部の科目を幅広く学べます。
  • 留学先で取得した単位も、卒業単位として認定します。

専門を深く学ぶ

  • 卒業に必要な単位の約半分以上は、自分が所属する専修課程のプログラムから履修します。
  • 段階的に専門性を深めていけるよう、さまざまなタイプの授業を配置しています。
  • 少人数授業や丁寧な個別指導によって、深い学びを可能にします。

多様な文化や価値観を理解する

  • 多文化理解科目や英語による日本理解科目を開設しています。
  • 英語以外のさまざまな外国語を学びます。
  • 外国籍の専任教員が、語学以外にも多様な視点から授業を行っています。

みずから問いかけ、考える力を高める

  • 「アカデミック・スキルズ」で学びの基礎力を養います。
  • ※「アカデミック・スキルズ」とは、資料や情報の探し方からレポートの作成方法まで、大学における学びと研究に必要な基礎知識・技術を身につけることを目的とする、新入生のための授業です。
  • 研究法・実習・インターンシップ科目によって専門知識を実地に応用する力を養います。
  • 演習や卒業研究によって、問題設定・解決能力を高めます。

伝える力を高める

  • 外国語教育を重視しています。
  • 高度な英語スキル教育を提供しています。
  • 演習や卒業研究によって、情報発信力を高めます。

学科・専攻

教養学科
・グローバル・ガバナンス専修課程
・現代社会専修課程
・哲学歴史専修課程
・ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程
・日本・アジア文化専修課程

平成27年度、経済学部が変わりました!

埼玉大学経済学部は、平成27年度から、学部の教育体制を抜本的に改善し、4つのメジャーから構成される専門教育体制を導入します。

みなさんは、この新しい体制の下で学ぶことにより、専門基礎学力を確実に身につけると同時に、複眼的思考による汎用能力を身につけることができます。 また、それぞれのメジャーでは卒業研究が必修化されており、みなさん自らが問題を発見・解決し、それを文章で説得的に示すという、 現代のホワイトカラーに必須の能力を磨くことができます。 さらに、この新しい制度には、みなさんがグローバルに生き抜く力(グローバル展開力)を育成するための様々な仕掛けが組み込まれています。

私たちは、みなさんがこのような新しい体制の下で学ぶことで、「自ら問題を発見し、分析し、解決することができる人材」 (経済学部の人材育成目標)として成長し、競争の激しいグローバル化した社会のなかで、 着実に、しかしビジョンをもって能動的かつ大胆に生きて行く力を身につけることを期待しています。


初年次から卒業まで体系的に学ぶ、基礎から一歩一歩前へ進む

経済学部では、入学直後の初年次教育から、卒業時の卒業研究にいたるまで、着実に一歩一歩学んでいくことのできる体制を整えています。

まず、入学後、すべてのみなさんは、大学で学ぶための方法や知識を修得するための「学部基盤科目」と、専門に通じる「入門科目」をまなび、プレゼミに所属します。 プレゼミでは、教員や友人とのフェース・トゥ・フェースのやりとりのなかで、広く社会科学の勉強の仕方や考え方を磨きます。

こうした勉強を基礎に、すべてのみなさんは、1年終了時に、所属するメジャーを選択します。各メジャーには、必修科目、選択必修科目、演習(ゼミ)、 卒業研究が配置され、それぞれの専門科目を段階をおって勉強します。 演習(ゼミ)と卒業研究では、みなさんが問題発見・解決型の勉強を自立的に行ない、自分の考えをロジカルに示すという、現代のホワイトカラーに必須の能力を身につけます。

また、複眼的な思考力を身につけるために、他のメジャーの科目を体系的に学ぶことによって「マイナー」が認定されます。 さらに、すべてのみなさんがグローバルな能力を身につけるために、各メジャーには英語の専門科目が必修として配置されると同時に、 すべてのメジャーに共通の選択科目として、英語による「日本研究」科目が用意されています。グローバルな能力を徹底して身につけたい人のために、 入学時から卒業時までのメニューを揃えたグローバル・タレント・プログラムも設置されています。

※図解等詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.eco.saitama-u.ac.jp/about

教育・カリキュラムの特色

埼玉大学教育学部カリキュラムのあらまし
学校種別にきめ細かな指導体制が準備されています
埼玉大学教育学部では、小学校・中学校・高等学校・幼稚園・特別支援学校の教諭や養護教諭、保育士になるために、各々の学校種に応じた特色あるカリキュラムを用意しています。

より体系的になった教員としての実践力育成の仕組み
大学内でのアカデミックな学習・研究は、学校教員を目指す上でしっかりやっておかねばならないことですが、4年次において教員採用試験に合格する力量や、卒業してから教壇に立った時に備えておくべき力量を鍛えておくことも大切です。そこで、教育学部では“力量ある質の高い教員を育成する”という大きな目標のために、実践力を重視した授業科目を強化し、4年間を通じてこれらの科目を体系的に受講する仕組みを作り上げました。

子どもとともに成長する教育実習
埼玉大学教育学部では、各課程・コース・専修・分野で行われる授業(講義・実技・演習など)で、各専門分野と教職についての内容を学習します。学習した内容を基礎にして、実際の学校現場で、幼児・児童・生徒の前で授業・保育を行うとともに、現場の教員と授業・保育以外の学校校務を一緒に行う、教育実習を行います。
埼玉大学教育学部では、3年次に教育実習(応用実習T)を行います。教育実習では、幼児・児童・生徒の成長と同時に実習生自身も成長することが期待され、大学での学問的な学びと学校現場での実践経験を往還的に積み重ねることで、教育現場において、数々の課題に取り組むことのできる教員を育てています。

課程・コース

学校教育教員養成課程
・小学校コース
・中学校コース
・乳幼児教育コース
・特別支援教育コース

養護教諭養成課程

※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.saitama-u.ac.jp/edu/introduction/curriculum/

理学部の特色

理学部では、自然科学を教育・研究の対象としており、その学問分野に応じて数学、物理学、基礎化学、分子生物学、生体制御学の5学科を設けています。理学は私たちを取り巻く自然現象の根底にある真理や原理を探求する学問です。学部教育では基礎的知識と技術の学習のもと、論理的・抽象的思考能力、課題探求・解決能力といった、社会に出て第一に求められる能力の養成に努めています。
 理学部では大学院までの一貫した教育プログラムを提供し、それぞれの専門分野の知識を核にして、世界とコミュニケーションできる人材の育成を目指しています。学部4年間は主に専門分野の基礎を修得する時期として、それぞれの学科の設定するカリキュラムに基づき、専門分野の基礎をきちんと学ぶための教育を行っています。

 また、理学部では「副専攻プログラム」を開講し、自らの専門分野以外の理学領域を広く学ぶことにより、学問的な視野を広げ、研究に必要な多くのスキルを修得することができます。特に「ハイグレード理数教育プログラム(HiSEP)」では学内外(外国人)の研究者による理学セミナー、研究発表に向けた科学英語教育、ディベートを重視したアクティブラーニングを導入して、専門教育を補強するとともに、専門教育を超えた、社会性・グローバルの視点からの講義を提供しています。

学科

・数学科
・物理学科
・基礎化学科
・分子生物学科
・生体制御学科

※カリキュラム等詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.saitama-u.ac.jp/sci/about/feature/

カリキュラムの概要

3つの教育原則
 「深さ」、「広さ」、「相互関連性」をキーワードとして、埼玉大学工学部は、機械工学・システムデザイン学、電気電子物理工学、情報工学、応用化学、環境社会デザイン学という5つの教育プログラム(学科)を担っています。どのプログラムも学位授与方針に基づき開設される「教養・スキル・リテラシー科目」、「専門科目」から構成され、それぞれのプログラム独自の学習・教育目標に沿ってカリキュラムが展開されています。

「教養・スキル・リテラシー科目」は、技術者や研究者として活躍するための素養として、幅広い基礎的な知識や物事を多面的に考える能力を身につけるための「人文学科目」、「社会科学科目」、「自然科学科目」、「学際領域科目」、「AL科目」、および、国際的に活躍するために必要な英語によるコミュニケーション能力を養うための「英語スキル教育科目」から成ります。

「専門科目」は、各学科の学習・教育目標に沿って用意されたもので、将来、高度技術者や研究者として活躍していくために必要な科目です。数学、物理、化学、生物など理数系の基礎を学ぶ「理工系基礎教育科目」、学科専門科目に進むための準備にあたる「学科専門基礎科目」、専門分野を体系的に学ぶ「学科専門科目」、専門分野に関係する周辺分野を幅広く学ぶ「学際専門科目」を、進級するにつれ順次履修します。平成30年度からは、工学系人材に求められる基盤的素養・職員倫理などを身につけるための「工学部教養科目」、異分野協働でイノベーション創出に貢献できる工学系人材の育成を目指した「イノベーション科目」を学科横断で開講しています。講義科目およびそれらと連携する演習・実験・実習科目の履修を通じて、学習内容を徹底的に身につけることができます。最終年次には総まとめとして「卒業研究」を履修します。

学部早期卒業・大学院秋期入学制度:優秀な学生に対して、3年半で早期卒業し、その秋から大学院での勉強に取り組んでもらう制度があります。

学科

・機械工学・システムデザイン学科
・電気電子物理工学科
・情報工学科
・応用化学科
・環境社会デザイン学科

※各科目・プログラム等詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.saitama-u.ac.jp/engineering/examinee/
※詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.saitama-u.ac.jp/dept/index.html