学長メッセージ
大分大学は、昭和24年(1949年)、学芸学部(現在の教育学部)と経済学部からなる新制大学として発足し、平成15年(20 03年)には大分医科大学との統合により、現在は、5学部(教育・経済・医・理工・福祉)と5研究科(教育・経済・医・工・福祉)から成り、約5,400名の学生が、旦野原・挾間の両キャンパスで学んでいます。
令和5年(2023年)4月には医学部に、医学・医療の基盤を支え、自然科学と社会科学の融合による「総合知」を創造し、イノベーション創出に発展させることのできる融合人材を育成する「先進医療科学科(仮称)」を新設する予定です。
本学は、時代が求める人材を輩出し、次代を見据えた研究を行うために、絶え間のない改革を行い、常に進化し続ける大学として社会に貢献していきたいと考えています。また、研究面では、令和3年10月1日に「グローカル感染症研究センター」を設置しました。本学初の全国共同利用型の研究センターであり、喫緊の課題となっている地球規模の感染症対策について、国内外の研究機関と連携して、新興感染症の脅威に立ち向かいます。
2020年初頭に顕在化した新型コロナウイルス感染症は、世界中に広がりパンデミックの状態となりました。急速に進んでいたグローバリゼーションは一転して大きな感染リスクに変じ、人々の移動は大きく制限され、サプライチェーンの見直しや輸出入の在り方、さらには金融分野に至るまで、人類は産業構造変革を余儀なくされました。大学においても、授業や課外活動等の学生生活に多くの制約が生じ、留学生の受け入れなどにも多大な影響が出ています。しかし、これまでにも人類は感染症の世界的流行を何度も経験し、そのたびに英知を結集して乗り越えてきました。本学においても、オンライン形式での授業実施など新たな教育方法を構築することによって、学生の能動的・主体的学修を促進するとともに、附属病院は地域の中核病院として、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら、これまでと変わらない質の高い医療を提供しています。コロナ禍の中でも、学生の皆さんが安全に、安心して学びを続けられるよう多方面からサポートしていきます。
大学とは自分の可能性を発見し、成長できる場所です。本学には、幅広い教養と各学部の専門分野・人材養成の目的に基づく学問、人間性・社会性を育むサークル活動やアルバイト経験のほか、企業や地域社会と連携してリアルな課題に取り組む課題探究型教育プログラム、学問領域を超えたSTEAM教育(実社会での問題発見・解決に活かしていくための教科横断的な教育)など、様々な経験ができる環境が整っており成長のきっかけは無限大です。
本学で多くの経験をし、有意義な大学生活を送ることで、やがて社会に大きく貢献する人材に育ってくれることを心から願っています。
大分大学長 北野 正剛
令和5年(2023年)4月には医学部に、医学・医療の基盤を支え、自然科学と社会科学の融合による「総合知」を創造し、イノベーション創出に発展させることのできる融合人材を育成する「先進医療科学科(仮称)」を新設する予定です。
本学は、時代が求める人材を輩出し、次代を見据えた研究を行うために、絶え間のない改革を行い、常に進化し続ける大学として社会に貢献していきたいと考えています。また、研究面では、令和3年10月1日に「グローカル感染症研究センター」を設置しました。本学初の全国共同利用型の研究センターであり、喫緊の課題となっている地球規模の感染症対策について、国内外の研究機関と連携して、新興感染症の脅威に立ち向かいます。
2020年初頭に顕在化した新型コロナウイルス感染症は、世界中に広がりパンデミックの状態となりました。急速に進んでいたグローバリゼーションは一転して大きな感染リスクに変じ、人々の移動は大きく制限され、サプライチェーンの見直しや輸出入の在り方、さらには金融分野に至るまで、人類は産業構造変革を余儀なくされました。大学においても、授業や課外活動等の学生生活に多くの制約が生じ、留学生の受け入れなどにも多大な影響が出ています。しかし、これまでにも人類は感染症の世界的流行を何度も経験し、そのたびに英知を結集して乗り越えてきました。本学においても、オンライン形式での授業実施など新たな教育方法を構築することによって、学生の能動的・主体的学修を促進するとともに、附属病院は地域の中核病院として、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら、これまでと変わらない質の高い医療を提供しています。コロナ禍の中でも、学生の皆さんが安全に、安心して学びを続けられるよう多方面からサポートしていきます。
大学とは自分の可能性を発見し、成長できる場所です。本学には、幅広い教養と各学部の専門分野・人材養成の目的に基づく学問、人間性・社会性を育むサークル活動やアルバイト経験のほか、企業や地域社会と連携してリアルな課題に取り組む課題探究型教育プログラム、学問領域を超えたSTEAM教育(実社会での問題発見・解決に活かしていくための教科横断的な教育)など、様々な経験ができる環境が整っており成長のきっかけは無限大です。
本学で多くの経験をし、有意義な大学生活を送ることで、やがて社会に大きく貢献する人材に育ってくれることを心から願っています。
大分大学長 北野 正剛