理学部化学科 山添研究室の研究成果が日本化学会 春季年会ハイライト講演に選出されました

理学部化学科 山添研究室の以下の研究成果が、日本化学会 第104春季年会で行われる全講演(3,709件)、全シンポジウム(40テーマ)の中から5件のみ選ばれるハイライト講演として選出されました。

発表題目

「液-固相分離を利用した空気からの二酸化炭素高効率回収技術 ジアミンを二酸化炭素吸収材とする高効率Direct Air Capture」

発表者

曹 芙蓉(理学研究科化学専攻博士後期課程3年次)、吉川 聡一助教(理学部化学科)、山添 誠司教授(理学部化学科)

研究の概要

 当研究室では、液-固相分離を利用してジアミン分子を吸着材としたDirect Air Capture(DAC)システム(大気中の二酸化炭素を回収するシステム)の開発を展開している。今回、水溶媒を用いた液-固相分離により、400ppmの二酸化炭素を90%以上の効率で吸収・除去し、100℃未満で吸収した二酸化炭素を可逆的に脱離できる技術の開発に成功した。本成果は、低エネルギーで大気中の二酸化炭素を回収する高効率DAC技術の構築につながる。

発表者のコメント

我々の研究が第104回年会のハイライト講演として紹介されて光栄に思っています。本研究は、液-固相分離現象を利用したジアミン水溶液による低濃度二酸化炭素の吸着を通じて、大気中の二酸化炭素を高効率に吸着・固定化できることを検証したものになります。本成果はネガティブカーボン技術開発の新たな方向性を示し、地球温暖化問題解決に向けた新たな希望を提供するものです。(曹 芙蓉さん)


▲左:曹 芙蓉さん、右:山添 誠司教授



※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/36487.html