【高校生大募集!】大学の授業を体験してみませんか?(高校生対象・受講無料・オンライン講座)〜オープンユニバーシティ秋期講座〜

東京都立大学オープンユニバーシティ秋期講座について

本学オープンユニバーシティでは、秋期講座の受講生を募集します。
高校生のための大学授業体験シリーズは、大学で教育・研究に携わる教員が、オンラインで講義します。オンライン講座ではいつでもどこでも学べるようzoomでのライブ配信とともに録画したものを見逃し配信として開講の翌営業日以降7日間実施します。
講座は、文系・理系問わずジャンルは多岐に渡りますので、興味・関心のある講座がありましたらぜひお申込ください。

※現在、秋期講座の申込受付中です。

【オンラインスペシャル】悠久のユーラシア 魅惑の国 ジョージアを探訪する

▽10月24・31日(火)、11月7・14・21・28日(火)、12月5・12日(火) 18:30〜20:00 (全8回)※高校生は1回のみでの参加も可能です。

今回は、現在海外の旅行先としても注目されているジョージアの魅力に迫ります。
皆さんは、ジョージアという国名を聞いて何を思われるでしょうか。日本でも人気となったジョージア料理「シュクメルリ」や、ワイン発祥の地、ユーラシアの文明の十字路としての数々の世界遺産などを想像されるかも知れません。
本講座では、古くから文明の十字路として豊かな文化を育んできたジョージアの奥深い世界を、歴史・文化・政治・芸術・食・世界遺産など様々な視点から探究します。講座ナビゲーターは、本学 人文社会学部 前田弘毅教授が務め、各回には多くの研究者・専門家が登壇します。特別講師には、駐日ジョージア大使館からティムラズ レジャバ特命全権大使とダヴィド ゴギナシュヴィリ専門分析員が登壇します。
この機会にユーラシアの隠れた文化大国であるジョージアの魅力を堪能してみてください。

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【高校生のための大学授業体験シリーズ】コンピュータグラフィックスを学ぶ CGアバターのアニメーション制作技術

▽11月11日(土) 14:00〜15:30 (全1回)

■担当教員 向井 智彦 システムデザイン学部 インダストリアルアート学科 准教授

コンピュータグラフィックス(CG)技術を用いて制作された映像に登場する人物や動物などのキャラクターはアバターとも呼ばれ、作品の性格や出来を決定づける重要なコンテンツです。皆さんも映画やゲーム、動画配信サービス、各種SNS等で様々なCGアバターを目にすることが多いと思います。同時に、そうしたアバターの動きに違和感を覚える方も少なくないのではないでしょうか。それは、ヒトが様々なコミュニケーション媒体を通じて多様な情報や繊細な情緒を伝達しあう生物だからです。
もしアバターが行う細かな動きと発話するセリフの内容や音声の抑揚、アバターの周辺環境などが一致しない場合には、アバターは人形でもヒトでもない不気味な存在として認識されてしまいます。この現象は「不気味の谷」とも呼ばれ、人型ロボット開発などにおいても重要な課題とされています。
本講座では、CG映像制作における「不気味の谷」の克服に向けた技術的挑戦について紹介します。本講座を通じて、ゲームや映像において未踏のアニメーションデザインを追求するために、様々な最先端科学技術や人文学的知見を駆使する試みの面白さを感じてもらえればと期待しています。

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【高校生のための大学授業体験シリーズ】昆虫の“武器”の多様性 しなやかさ、が生き残りの秘訣!「性選択形質と表現型可塑性」

▽12月14日(木) 18:30〜20:00 (全1回)

■担当教員 岡田 泰和 理学部 生命科学科 准教授

クジャクの羽やカブトムシの角は異性を惹きつけたり、配偶相手をめぐる競争によって進化してきた性選択形質です。こうした形質は巨大で美麗であることが大きな特徴ですが、最も個体間でのバラツキが大きな形質でもあります(種内変異・種内多型)。
繁殖に有利な形質なのに大きな変異があるのはなぜでしょうか?
動物が持つ武器や装飾が様々なサイズや形に発生できる、“形作りのメカニズム”はどういったものなのでしょうか?
本講座では、主に甲虫の武器(オオツノコクヌストモドキ・クワガタなど)についての最新知見をご紹介します。カブトムシなどの武器を持つ動物の集団には必ずしもも立派な武器を持つ個体だけではなく、小型で小さな武器しか持たない個体が常に存在します。なぜこのような多様な形態が出現するのか、その適応的な意義はどんなものか、についてお話します。

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【高校生のための大学授業体験シリーズ】社会学への招待 日常生活から問いを発見しよう

▽10月31日(火) 18:30〜20:00 (全1回)

■担当教員 仁井田 典子 大学教育センター 特任准教授

「社会学者が100人いれば100通りの社会学がある」と言われています。
本講座では、社会学を続けてきた講師がどのようにして社会学を始めたのか、具体的にどのようなことを行ってきたのかについてお話します。
生物学が生物を観察対象とする学問であるように、社会学は社会を観察対象とします。言い換えれば、社会学はみなさんの身のまわりで起こっている日常的な現象を観察し、そうした現象がどのようにして生じているのかについて明らかにします。たとえば、みなさんのなかには「押し活にこんなにもハマってしまうのはなぜなんだろう?」とか、「なぜ校則に縛られて学校生活を送らなければならないのか?」などといった疑問を抱きながら日常を送っている人が少なからずいるかと思います。社会学はこうした日常における疑問を持つことから始まります。そのうえで、社会学をするにはそうした疑問をあえて問い直そうとする好奇心を持つことが求められます。
社会学において、実際に日常生活のなかで起こる出来事を観察するための方法はいくつかありますが、本講座では、「インタビュー」と「参与観察」を中心にお話しをする予定です。

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他にも多数、高校生が無料で受講可能な講座がございます。あなたもぜひ大学の授業を体験してみてください!

秋期講座一覧(予定している高校生受講可能講座)

(オンライン講座)
・チャットGPTなど生成系AIの法的課題
・安い30年 脱却への道
・松本清張文学の〈原点〉と〈現在〉
・筋肉は何をしている?
・治水の祖 武田信玄の治水施設群を分析する-洪水氾濫シミュレーションを用いて-

(対面講座)
・次世代型水道システムの実現に向けて
・国立西洋美術館のコレクション:いかにして作られたか・どう作っていくのか

東京都立大学 オープンユニバーシティ 高校生向け講座一覧(こちらからWeb申込が可能です。)

※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/34995.html