【Web開催】ぶらりがく『宇宙にあるのか「ハイパー原子核」』(6/23開催)

 原子の中心にある原子核は陽子と中性子からできている、と教科書に書いてありますが、それは古い常識です。我々は、陽子・中性子・ハイペロンの3種類の粒子からなる「ハイパー原子核」を人工的に作り、その性質を調べてきました。

 この特殊な原子核は、寿命がとても短く、地球や太陽系には存在しません。しかし、ハイパー原子核は、宇宙のかなたに多数見つかっている超高密度の天体「中性子星」の内に壊れずに自然に存在しているらしいのです。これが本当だとすると、物質は陽子・中性子と電子でできているという我々の常識が覆されます。それをどうやって突き止めたらいいでしょうか?

 加速器を使った我々の地上実験と天体観測とを組合わせた研究の最先端をご紹介します。



開催概要

日時
2024年6月23日(日)13:00-14:30

開催形式
オンライン

講師
物理学専攻
教授:田村 裕和(たむら ひろかず)

対象
高校生・一般

定員
30組/先着

参加費用
無料

申込方法
申込フォームから

申込締切
2024年6月10日(月)

詳細(ぶらりがくウェブサイト)
申込(Googleフォーム)


主催

理学研究科

問い合わせ先

理学部・理学研究科 広報・アウトリーチ支援室
保手濱(ほてはま)
電話:022-795-6708
Email:pr-staff*mail.sci.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)