カリキュラムポリシー(教育実施方針)
歯学部は、豊かな教養と人間性、高い倫理観と問題解決能力を備えた歯科医師、教育研究者を育成することを目標とし、以下の方針に基づき、カリキュラムを編成・実施する。
- 入学直後の1年次には、歯学を勉学する意欲の動機付け(early motivation)と歯科医療現場の早期体験(early exposure)を支援する。
- 1、2年次で学ぶ全学教育科目では、豊かな教養と人間性に裏付けられた知的探究を行う能力を涵養し、さらに、2年次以降に学ぶ専門教育科目との有機的な連携を重視する。
- 2年次以降で学ぶ専門教育科目では、分子から個体レベルまでの様々な階層における人体の構造・機能と疾患および生体材料、共生微生物叢、医療環境・制度に関する知識を包括して習得できるよう、「臨学一体」を基盤して、科目間の有機的な連携を重視する。
- 5年次で臨床実習に先立ち、基礎系の各分野に配属し、英文論文抄読から研究立案、実施、発表に至る一連の研究過程を経験する歯学基礎演習・基礎研究実習を通して「科学する心」を育み、次代の教育研究者への志向を涵養する。
- 5、6年次で、「一口腔一単位」、「全人的歯科医療」を基盤とする診療参加型の臨床実習を通して、次代を担いうる歯科医師としての技能と態度を涵養する。
- 1年次から6年次まで、海外短期留学を通して、世界の歯科医療現場を体験することにより、多様な価値観に基づく国際性を養う。
- 各段階の学修の成果は、筆記試験、口頭試験、実技試験等により客観的に評価する。教育科目の特性に合わせ、小テスト、レポート、観察記録等を活用し、評価を実施する。
学科
・歯学科