卒業生メッセージ

臨床も研究も存分にできる環境

医学専攻 博士課程 先端医学研究者コース 第2学年
医学科 平成27年度卒業

 肺癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の進歩は凄まじいですが、全員に効果があるわけではないのが現状です。臨床医として患者さんに向き合う中、何故効果に差があるのか疑問に感じ、それを解決し多くの患者さんに最善の治療を届けたいと思い大学院へ進学しました。現在生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)でプロフェッショナルの先生方の指導を受けながら癌免疫の研究をしています。臨床だけでは得られない様々な技術、経験、発想を得ることができ、毎日充実しています。生まれた疑問を解決するために、いつでも十分に研究できる環境が本学にはあります。


大学院修士課程での看護学研究

看護学専攻 修士課程 研究コース 第2学年
看護学科 令和4年度卒業

 私は学部で卒業研究を行う中で、まだ誰も明らかにしていない疑問を解き明かすためにデータ収集や分析に工夫を凝らし考察していく看護研究の面白さに魅了され、大学院に進学しました。
 大学院での日々は、自分が興味を持ったテーマを様々な視点から、誰よりも深く掘り下げていくものであり、様々な知識や経験を持った先生方からのご指導や、様々な視点や目標を持った学生との関わりの中で、今まで以上に自由に楽しく学んでいます。
 今後は、臨床での経験も積みながら研究活動を続け、臨床で生じた疑問への答えを学術的に還元していける助産師になりたいと思っています。


看護学博士を目指して

看護学専攻 博士後期課程 生涯発達看護実践科学部門 第1学年
看護学科 平成26年度卒業

 私は本学を卒業し、附属病院で6年間助産師として勤務した後、大学院修士課程へ進学しました。修士課程では、研究方法を基礎から学び、研究の楽しさを感じるとともに、研究成果を看護臨床へ還元すべく、学術的に発信していくことの大切さを学びました。さらに自身の研究課題を追究し、研究力を向上させたいと考え、博士後期課程へ1期生として進学しました。生涯発達看護実践科学部門では、対象者を生涯発達する人として捉え、看護倫理に基づき、最善の看護方略について探究しています。日々新しい学びがあり、充実した研究・学生生活を送っています。修了後は、看護学教育者・研究者として看護への貢献を目指し、精進していきたいと考えています。


滋賀県医療に貢献できる医師を目指して

滋賀医科大学医学部附属病院 研修医
医学科 令和5年度卒業

 私は、医師として滋賀県の地域医療に貢献する父の姿に憧れ、父の母校である滋賀医大に入学しました。入学後、第5学年時の臨床実習にて、附属病院の救急集中治療部に心惹かれ、当院への就職を決めました。現在は救急医を目指して、研修医として働いています。各診療科の先生方が優しく熱心にご指導くださり、充実した研修生活を送っています。2年後には附属病院の新棟が完成し、高度救急救命センターが設置される予定です。それに伴い、滋賀医大は滋賀県の医療を支える更なる大きな存在になると思います。これからも止まることなく繁栄し続ける滋賀医大に貢献できる一人前の医師を目指して、これからも精進していきたいと思います。


多くの学びを得られる場所

滋賀医科大学医学部附属病院 4C病棟 看護師
看護学科 令和2年度卒業

 通い慣れた場所で知り合いも多く、安心して働けると思い附属病院への就職を決めました。4C病棟では繰り返し入院する患者さんや長期入院を必要とする患者さんも多く、最初は難しさを感じましたが、様々な関わりを通して信頼関係を築き、闘病生活のサポートができることにやりがいを感じながら働いています。これからも試行錯誤しながら、大学病院という教育制度の整った環境でよりよい看護を提供できるように頑張りたいと思います。