第19回神奈川産学チャレンジプログラムで4チームが最優秀賞を受賞!

2023年12月12日(火)に「第19回神奈川産学チャレンジプログラム」(主催:一般社団法人神奈川経済同友会、特別協力:公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー)の表彰式がパシフィコ横浜にて行われ、YCUからは13チームがエントリーし、4チームが最優秀賞を、7チームが優秀賞を受賞しました。
今年度は、神奈川県内の大学18校から応募総数186チーム、総勢887人の参加学生が、神奈川経済同友会に加盟する37社から提示された課題に対して、企業の方と意見交換を行い、調査、分析、提案を研究レポートにまとめ上げました。

神奈川産学チャレンジプログラムは、神奈川県内の大学と一般社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業が協同して行う、産学連携による学生の人材育成を目的とした課題解決型研究プログラムです。企業が日常の経営課題の中から実践的な研究テーマを挙げ、それに対して学生が解決策を提案するというもので、審査等はすべて企業が行います。

最優秀賞を受賞した4チームのリーダーからそれぞれ、企業から提示された課題への提案内容を紹介してもらうとともに、受賞のコメントをいただきました。


表彰式に参加した学生たち(左端は大澤国際商学部長、右端3列目は原准教授)



最優秀賞受賞の4チームを紹介
【山生チーム】


国際商学部(山藤竜太郎ゼミ)
リーダー:
やまおい かえで
山生 楓さん

企業:ALSOK神奈川株式会社
課題:「警備会社で女性社員がさらに活躍できる職場づくり」


<提案内容>
私たちは、「採用率」と「定着率」を2つの課題の軸としてあげ、提案を行いました。採用率に対しては、『魅了する』をテーマとし、SNS運用と既存のホームページの改善の2つを挙げました。これらにより、企業のリアルを発信し、新たな魅力発信に繋げます。定着率に関しては、『つなぐ』をテーマとし、社内SNSの導入、欠員補充即応専門部隊「アナウメシア」の設置、女性社員の交流会実施の3つを挙げました。これらにより、社内環境を今以上に良いものにすることができます。
上記の提案によって、企業課題として提示された女性社員の活躍だけでなく、ALSOK神奈川株式会社に所属する全ての人が長く働くことができる環境の実現を目指すものです。



<コメント>
この度は、「最優秀賞」という素晴らしい賞を頂き、大変嬉しく思います。企業内部の課題解決は、慣れないところが多く難しいところもありましたが、グループでの話し合いを重ね、満足いくものを作り上げることができました。実際に企業で働く女性社員の方々のお話を聞かせて頂き、より内部の課題を反映させた提案を行うことができました。インタビューを快く受けてくださったALSOK神奈川株式会社の皆様に大変感謝申し上げます。本プログラムを通して得た貴重な経験を大切にし、今後の学生生活、その後の人生に活かしていきたいと思います。


左から 益満さん、佐藤さん、齋藤さん、山生さん(チームリーダー)



【植木チーム】

国際商学部(原広司ゼミ)
リーダー:
うえき まゆ
植木 真優さん

企業:江ノ島電鉄株式会社
課題:「公共交通を活用した高齢者の外出機会の創出、促進策の提案」

<提案内容>
私たちは、観光地として、栄えている江ノ電沿線に住む高齢者の方々に、より楽しく外出して頂けるように、「えのまる 〜江ノ電でめぐる!ご近所マルシェ〜」、と名付けた学生主体の朝市を企画しました。各回で開催場所を変え、地元の方に江ノ電に乗って頂く機会を創出します。「えのまる」には、江ノ電主催のマルシェという意味以外に、地域の方が朝市に集う枠組みを創る、という意味も込められています。また、江ノ電沿線で行った地域の方へのインタビューを通して、イベントに期待することとして、「世代を超えた交流」が多くあげられました。大学のゼミとコラボして学生主体で行う点をポイントとし、何度でも来て頂ける仕組みとして、ポイント制度も提案しました。



<コメント>
大学生の私たちらしい魅力をもつ施策でありながら、実現可能性も兼ね備えることができるよう、最後まで何度も話し合い、検討を重ねたことで今回最優秀賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。思うように進まないことや、意見が食い違うこともありましたが、他の公共交通機関と異なっている江ノ電ならではの、ちょっとした「くすっと」を盛り込んだ体験を、地域の方に提供できる施策に仕上がったと感じています。今回学んだことや、感じたことを糧に、さらに成長できるよう、残りの学生生活を送りたいと思います。今回、江ノ電の方から実際にイベントを行いたい、というお声を頂いたため、春の開催を目指し、企業の方とともに、実現に向け、引き続き取り組みを続けていきます。


左から 斉藤さん、 菊地さん、植木さん(チームリーダー) 、 日比野さん、 大柴さん



【石井チーム】

国際商学部(山藤竜太郎ゼミ)
リーダー:
いしい かいと
石井 海登さん

企業:株式会社GRACE
課題:「UNI COFFEE ROASTERYアプリのMAUとUNIPayチャージ額を増やす取り組み」


<提案内容>
私たちのチームは、UNI COFFEE ROASTERY公式アプリのMAUの向上と独自決済手段である「UNI Pay」のチャージ額増加という2つのテーマに対して、「ATTRACT」という解決策を提案しました。その中で、各問題に対して直接的なアプローチを行い、「認知」してもらう、「アプリをダウンロード」してもらう、「アクセス」してもらう、「チャージ」してもらう、の4つの視点で提案を行いました。私たちが、特に意識したことは、「実現性があるか」という点です。常に企業側の目線で考え、ユーザーにとって、どうすれば使いやすいか、どう工夫すれば見やすいかを考えて提案しました。



<コメント>
この度は、このような賞を頂けたことを大変嬉しく思います。また表彰式当日に、壇上でプレゼンテーションをさせて頂いたことも重ねて感謝申し上げます。思い返せば、当初、私たちの提案は、受賞には程遠いものでした。メンバーのうちの2人が海外留学に行くことになり、なかなか全員で集まる機会はありませんでしたが、オンラインツールを駆使して、なるべくみんなで集まり、話し合いを重ねたことで、このような賞を頂けたと思います。協力してくれたメンバーのみんなに感謝したいと思います。最後になりますが、一般社団法人神奈川経済同友会の皆様をはじめ、「神奈川産学チャレンジ」に携わって頂いた多くの方に、この場を借りて、深く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。


左から 牧山さん、石井さん(チームリーダー)、荒川さん



【菅原チーム】

国際商学部(柴田典子ゼミ)
リーダー:
すがわら だいき
菅原 大暉さん

企業:湘南ステーションビル株式会社
課題:「環境変化に対応した豊かな暮らしを創造する新しいビジネスの提案」


私たちは、「環境変化に対応した豊かな暮らしを創造する新しいビジネスの提案」、という課題に対して、アイデアを創出しました。企業へのヒアリングやフィールドワークを通して、あらゆるビジネス案を考え、最終的に「たのしみや from 伊湘箱」を考案しました。このビジネス案は、実際にJRE MALL内で運営されている「伊湘箱 by LUSCA」、というECサイトをOMO型に発展させたものです。OMOは、Online Merges with Offlineの略語で、オンラインとオフラインを融合させたものであり、オフラインの「リアル店舗たのしみや」と、オンラインの「バーチャルたのしみや」というサービスを融合させたものを提案しました。



<コメント>
この度、最優秀賞という非常に貴重な賞を頂けたこと、本当にありがたく思います。また、この賞を受賞するまでにお力添え頂いた指導教員である柴田先生、企業の方々、柴田ゼミの先輩方には、本当に感謝申し上げます。私たちのチームは5人で構成され、それぞれが自分の強みを発揮し、一生懸命取り組んできました。そして、その強みは素晴らしいチームバランスを生み出し、最高のプレゼンテーションを完成させることができました。本番の発表に至るまでチームメンバーと切磋琢磨した経験は、大学生活の大きな思い出であり、成果でもあります。本当にありがとうございました。


左から、 山岸さん、黒木さん、川瀬さん、菅原さん(チームリーダー)、諏訪さん



※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20240110_challenge.html