YCU学生、第2回JHPS AWARDで最優秀賞

退職後の消費が下落する現象をデータを用いて明らかに
国際総合科学部4年生(国際マネジメント研究科早期履修1年目)の丹後健人さんが、慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター主催のパネルデータ論文コンテスト「第2回JHPS AWARD」において最優秀賞を受賞しました。
昨年12月の行動経済学会 第14回大会学部生ポスターセッションでのポスター報告奨励賞に続く、受賞となりました。今後のさらなる活躍が期待されます。



受賞者
丹後健人さん
国際総合科学部 国際総合科学科 経営科学系経済学コース4年生 (国際マネジメント研究科早期履修1年目)
指導教員:中園善行客員准教授(マクロ経済学)

発表演題
「日本における退職消費パズルの検証」

発表内容
退職後に消費水準が下落するといういわゆる「退職消費パズル」について、慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センターが提供する「日本家計パネル調査(JHPS/KHPS)」を用いて検証しました。JHPS/KHPS の特性を活かし、退職後の消費水準の低下が一時的な現象ではない点や、退職後の消費低下は時間選好率で説明可能である点を新たに発見しました。

丹後健人さんのコメント
今回、このような素晴らしい賞をいただくことができて大変光栄です。提供された新しいデータを用いて自分のやってきたテーマを研究することができてとても新鮮でした。このような賞をいただくことができたのは、研究が行き詰った時に指導していただいた指導教員の中園先生や一緒に議論してくれた研究室のみなさんのおかげです。今回にとどまらず今後も研究に励んで参ります。

指導教員の中園善行客員准教授のコメント
昨年の学会賞受賞に引き続き論文コンテスト最優秀賞の受賞、おめでとうございます。今回の受賞は特別に意味のある受賞でした。第一に受賞論文は丹後さんおひとりで執筆された論文であること、第二に全国の学部学生が応募可能な論文コンテストであったこと、そして第三に最優秀賞という高い評価を受けたことがその理由です。その意味で今回の受賞は、丹後さんの研究力が非常に優れていることを証明するものです。年末年始も連日研究室に通い、研究に打ち込んだ丹後さんの陰ながらの努力が実ったことを大変うれしく思います。今後も丹後さんの研究成果に期待しています。

パネルデータ論文コンテスト「JHPS AWARD」
ヨコ知り記事(2020年12月25日掲載)