1学期〜1年間の留学

(1)交換留学

 東京大学では海外の協定校(学生交流の覚書を締結している大学等)に、1学期から1年間の留学をするプログラムを実施しています。東京大学の学生全員が応募できるプログラム(全学交換留学)と、学部・研究科内で募集が行われるプログラム(部局間交換留学)があります。
 令和4年度は全学交換留学と部局間交換留学を合わせて266名の学生(学部及び大学院)が留学しました。

交換留学には、以下のようなメリットがあります。
@東京大学の協定校への留学だから安心
東京大学の協定校は、すべて世界的に評価の高い研究教育機関です。協定校との連携により、事前に多くの情報が得られるほか、実際に派遣された学生の報告書も公開されています。

A留学先での授業料の支払いが不要
留学中も東京大学へ授業料を納付することになり、留学先での授業料の支払いが不要です。海外の大学には、大変高額な授業料が必要な場合もありますので、これは非常に大きなメリットと言えます。

B留学先での手厚いサポート
交換留学生には、宿舎を優先的に確保してもらえるなど、特別な配慮をしてもらえるケースがあります。

C留学先で取得した単位を互換
認定の基準は、所属する学部・研究科によりますが、留学先で取得した単位を東京大学の単位に認定できる場合があります。

D留学期間が卒業に必要な在学期間に含められる
留学期間は、東京大学卒業のために必要な在学期間に算入することができますので、留学をしても所定の年限で卒業することも可能です。

E奨学金の支給
東京大学では、交換留学により海外の大学に派遣される学生のための様々な給付型奨学金(返還の必要なし)を用意しています。令和5年度は、ほぼすべての全学交換留学参加学生が本学や奨学財団等からの奨学金を受給しました。

※交換留学の協定校リスト・詳細情報等については以下のURLより、Go Global 東京大学留学・国際交流ガイドブック2024(以下「ガイドブック」)をダウンロードしご覧ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/go-global/ja/top-sitemap_00001.html

(2)その他

 交換留学以外にも、以下のようなプログラム(例)があります。授業料は留学先に納付し、休学が必要な場合もあります。単位認定については交換留学と同様に各学部・研究科の判断によります。

@UC派遣プログラム(カリフォルニア大学バークレー校・デービス校)
カリフォルニア大学2校との協力により、1学期〜1年間留学するプログラムです。東京大学を通じて応募することになります。

A海外大学のVisiting Studentプログラム
海外の大学では、Visiting Studentの身分(それぞれの大学で呼称が違う場合があります)で、他の大学の学生を1学期〜1年間受け入れるプログラムを設置している場合があります。このようなプログラムに個人で応募することも可能です。