特徴のある教育プログラム
東京大学では、国際感覚を鍛える教育の充実や主体的な学びの機会の提供を進めています。そのような教育プログラムの例として、初年次ゼミナール、初年次長期自主活動プログラム(FLY Program)、トライリンガル・プログラム(TLP)、グローバルリーダー育成プログラム(GLP)、グロ―バル教養科目(Global Liberal Arts Courses)を紹介します。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/index.html#category2
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初年次ゼミナール文科・理科は『「教え授ける」(ティーチング)から「自ら学ばせる」(ラーニング)への転換』を目指した取り組みの一環として設計されました。
学生は初歩的な研究課題に取り組むことで、基礎的な学術スキルを身につけます。また、高校までの知識を習得する学びの姿勢から、自ら知を生み出す大学での能動的な学習への転換を行います。学習成果はプレゼンテーションや小論文として発表し、ディスカッションも重視されます。学生の積極的な参加を促すため、1クラス20名程度の少人数制で、ほとんどの授業に大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)が付き、丁寧な指導を行います。授業外にも能動的学習をサポートする体制を整えています。学術文献の検索や研究倫理など、分野にかかわらず共通性の高い内容については共通教材や共通授業で取り上げます。
初年次ゼミナールは大学に入学して最初のセメスターに開講される、すべての学生が受講しなければいけない必修授業です。先端の研究を行っているさまざまな分野の教員が、専門性を活かした課題を用意し、初学者でも楽しみながら取り組めるように工夫を凝らしています。文科生は初年次ゼミナール文科の授業群から、理科生は初年次ゼミナール理科の授業群から、シラバスとガイダンスを参考にして履修したい授業を選んで登録します。希望者が集中した場合は抽選になります。
学生は初歩的な研究課題に取り組むことで、基礎的な学術スキルを身につけます。また、高校までの知識を習得する学びの姿勢から、自ら知を生み出す大学での能動的な学習への転換を行います。学習成果はプレゼンテーションや小論文として発表し、ディスカッションも重視されます。学生の積極的な参加を促すため、1クラス20名程度の少人数制で、ほとんどの授業に大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)が付き、丁寧な指導を行います。授業外にも能動的学習をサポートする体制を整えています。学術文献の検索や研究倫理など、分野にかかわらず共通性の高い内容については共通教材や共通授業で取り上げます。
初年次ゼミナールは大学に入学して最初のセメスターに開講される、すべての学生が受講しなければいけない必修授業です。先端の研究を行っているさまざまな分野の教員が、専門性を活かした課題を用意し、初学者でも楽しみながら取り組めるように工夫を凝らしています。文科生は初年次ゼミナール文科の授業群から、理科生は初年次ゼミナール理科の授業群から、シラバスとガイダンスを参考にして履修したい授業を選んで登録します。希望者が集中した場合は抽選になります。
初年次ゼミナール文科
人文・社会科学のさまざまな分野の教員が、それぞれの専門分野に引きつけて授業を展開します。たとえば、対象となる学問分野の方法論を学び、それにそって課題設定・分析を行う「ディシプリン型」、基本文献を読み解きながらクリティカル・リーディングを身につける「文献批評型」、調査の方法を学んだ上で実際にインタビューやフィールド調査を行う「フィールド型」など、学問分野や授業テーマに応じて多彩なアカデミック体験が用意されています。最終的な授業成果として、学術論文に準じる「小論文」をすべての学生が執筆します。長文の読解や作成を通じて考える力を試す東京大学の文科系入試の独自性を活かし、それを大学での学びへと発展させてゆきます。初年次ゼミナール理科
全理系学部および附置研究所・センターから、第一線に立つ研究者である教員がそれぞれの専門性を活かした授業を担当します。初年次ゼミナール理科では、未知なる問いへのアプローチをする「アカデミック体験」、サイエンティフィック・スキルの習得、グループによる協同学習、プレゼンテーションやレポートによる発表などを行います。分野は多岐にわたり、基礎研究色の強いものから実学的なものまでさまざまです。「問題発見・解決型」「論文読解・演習型」「データ解析型」「ものづくり型」「フィールドワーク型」「現象シミュレーション型」「原理解明・伝達型」といったさまざまなタイプの授業の様子を、共通テキスト『科学の技法 第2版』(東京大学出版会)で紹介しています。 本プログラムは、入学直後の学部学生が、1年間の特別休学期間を取得したうえで、自らが独自に作成した計画に基づき、社会における主体的な活動を長期間体験することを通じて、従来の意識・価値観を相対化しつつ、大学での学びの意義・目的を深く考える機会を得るものです。
https://www.fly.c.u-tokyo.ac.jp/
https://www.fly.c.u-tokyo.ac.jp/
東京大学トライリンガル・プログラム(TLP)は、「グローバルリーダー育成プログラム」(GLP)の一環として、2013年度に教養学部に発足しました。グローバル化が急速に進んだ現代の世界において、国際的に活躍する人材には高度な英語力はもとより、それに加えて少なくとももう一つの外国語の運用能力が求められることが多くなっています。TLPは、こうした人材を育成するために、日本語と英語に加え、もう一つの外国語の運用能力を集中的に鍛え、関連する文化の理解を深める教育プログラムです。修了要件を満たした履修生には、修了証が授与されます。TLPは、当初は中国語のみの展開でしたが、2016年度からドイツ語、フランス語、ロシア語、2018年度から韓国朝鮮語、2019年度からはスペイン語でも展開されています。
http://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/tlp/
http://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/tlp/
GLP-GEfIL(Global Education for Innovation and Leadership)は、東京大学を代表するグローバル・リーダーを全学で養成する学部学生対象のプログラムであり、2014年度からこれまで多くの優秀な修了者を輩出してきました。2023年度にグローバル教育センター(GlobE)が発足し、全学の国際教育を推進する体制がより整備・強化されました。これに伴い、GlobEでは、GLP-GEfILの後継となる新たなプログラムの実施を予定しています。今後は、より多くの学生が挑戦することで、優れたグローバル・リーダーとなる経験を得られるよう、現在検討を重ねているところです。
新たなプログラムでは、グローバル教育センター(GlobE)が指定する授業や体験プログラム等に取り組むことが要求されるようになる計画です。その際、国際総合力認定制度(GO GLOBAL GATEWAY)における認定も重要な取り組みのひとつとなります。この新たなプログラムへ挑戦したいと考えている皆さんは、入学後まず国際総合力認定制度(GO GLOBAL GATEWAY)におけるアクティビティに取り組みレポートを申請してください。
https://www.glp.u-tokyo.ac.jp/info/gefil/detail/id=439
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/go-gateway/ja/index.html
新たなプログラムでは、グローバル教育センター(GlobE)が指定する授業や体験プログラム等に取り組むことが要求されるようになる計画です。その際、国際総合力認定制度(GO GLOBAL GATEWAY)における認定も重要な取り組みのひとつとなります。この新たなプログラムへ挑戦したいと考えている皆さんは、入学後まず国際総合力認定制度(GO GLOBAL GATEWAY)におけるアクティビティに取り組みレポートを申請してください。
https://www.glp.u-tokyo.ac.jp/info/gefil/detail/id=439
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/go-gateway/ja/index.html
グローバル教養科目は、交換留学生を含む全学部の後期課程学生・大学院生が、現代の世界が直面する喫緊の課題を英語で学ぶ授業です。特に「SDGs」(持続可能な開発目標)に関する分野横断的なトピック(ジェンダー、ダイバーシティ、健康、貧困、GXなど)をテーマとしています。クラスは原則20名程度の少人数制で、ディスカッションなどのインタラクティブな活動を中心に展開し、学問分野や国境などのあらゆる境界を越えて共に学び、考えるための創造的な場となっています。グローバル教養科目は、地球規模の重要な課題について、学生ひとりひとりが深く省み、その考えを英語で明確に説得力をもって表現すること、また異なった意見に耳を傾け、話し合いを通してよりよい道を探る方法を学ぶことを目指します。
https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/globalliberalarts.html
https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/globalliberalarts.html