東京大学進学Q&A

 大学への進学は、人生にとって大きなイベントです。学部の教育内容や入試に関する情報、さまざまな制度や学費についての疑問が生じることと思います。さらに、地方から進学する場合は、受験時の宿泊先や合格後の生活にかかる費用等も気になるのではないでしょうか。ここでは、東京大学入試事務室に寄せられた代表的な質問とその答えを「受験」「教育」「学生生活」「就職」の4つに分けてご紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2021年度は各種の実施日程を変更する場合がありますので、詳細につきましては、HP等でご確認をお願いします。
■Q.東京大学や各学部について、もっと詳しく知りたい。
 東京大学では、1年を通して高校生等が参加できる各種イベントを開催しています。主なものとして、オープンキャンパス(8月)や学生ガイドによるキャンパスツアーがありますが、その他にも、五月祭(5月)や駒場祭(11月)があります。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/index.html
 また、教養学部の「高校生のための金曜特別講座(夏・冬学期)」等、体験授業などを開催しているところがあります。学部が独自に作成しているパンフレットやWebサイトをご覧ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/schools-orgs/index.html

■Q.入学前に、東京大学の教員と話をする機会はありますか?
 オープンキャンパス、大学説明会や、学部等で行われている体験授業等に参加すると、教員と直接話をする機会があります。自分がやりたいことが東京大学にあるか、探しにきてください。

■Q.年齢が高い人や浪人生は不利ですか?
 年齢が高いという理由で不利になることはありません。また、浪人生という理由で不利になることもありません。

■Q.試験日・会場を教えてほしい。
【前期日程試験】
・期日:2022年2月25日(金)、26日(土)、27日(日)
・会場:駒場キャンパス(文科各類)/本郷キャンパス(理科各類)
【学校推薦型選抜】
・期日::2021年12月中旬
・会場:駒場キャンパス(教養学部)/本郷キャンパス(教養学部以外の学部)
【外国学校卒業学生特別選考】
・期日:2022年2月25日(金)、26日(土)、3月4日(金)
・会場:本郷キャンパス
 なお、詳細は募集要項で確認してください。
 試験会場を間違えた場合、その会場では受験することができません。駒場キャンパスと本郷キャンパスのそれぞれの最寄り駅間の所要時間は、約50分です。

■Q.受験時の宿泊先を斡旋していますか?
 東京大学入試事務室では斡旋しておりませんので、東大生協や旅行会社をご活用ください。例えば東大生協では、9月下旬頃から斡旋を行っています。詳しくは下記WEBサイトをご覧ください。なお、試験会場周辺には十分な宿泊施設がありませんので、お気を付けください。
東京大学生協「受験生・新入生応援サイト」
https://www.utcoop.or.jp/start/

■Q.出願状況を知ることはできますか?
 出願期間(2022年1月24日〜2月2日)中、以下のサイトで確認できます。
▶ホームページ https://www.u-tokyo.ac.jp/
▶携帯電話サイト https://daigakujc.jp/u-tokyo/
(出願期間中は、土日祝日を除き、毎日15時頃に更新予定)。

■Q.合否結果はどのように知ることができますか?
 本学WEBサイトに掲載するとともに、合格者には「合格通知書」を送付する予定です。詳細は、11月に配布開始する募集要項で確認してください。
■Q.進学選択とはなんですか、また「指定科類」枠、「全科類」枠とはなんですか?
 東京大学では、学校推薦型選抜の合格者等を除き、原則として入学時にはどの学部・学科に所属するのかは決まっていません。1・2年生時にはすべての入学者が、駒場キャンパスにある教養学部前期課程に所属し、専門に特化しない幅広い授業を受けることになります。そして2年生のS2ターム終了時点で、3年生で進学する学部・学科等を本人の志望と、それまでの学修成績等によって決定します。この手続きを進学選択と呼んできます。
 進学選択は、特定の科類からの進学枠を指定した「指定科類」枠と、科類を指定しない「全科類」枠の二つの枠によって行われます。
(1)「指定科類」枠
・主として進学できる学部にある科類枠
・主として進学できる学部ではないが、特定の科類から一定数を学部として受け入れる場合の枠
(2)「全科類」枠
すべての科類に開かれた進学枠

■Q.1・2年生から専門的な勉強をすることはできますか、また3年次に進学する各学部の専門科目は、いつごろから開講されますか?
 教養学部前期課程(1・2年)の選択科目として、専門的な内容を含む科目も開講されています。ただし、後期課程の各学部の専門科目が開講されるのは法学部、文学部、教育学部では2年生のS1タームから、それ以外では2年生のA1タームとなります。
 教養学部前期課程では、幅広い教養や視点を修得するというだけでなく、各学部、大学院へと進学したときに基礎となる学問的力量を身につけることも要求されています。

■Q.興味の範囲が広く、さまざまな分野を学びたいのですが?
 教養学部前期課程(1・2年)の選択科目は、科類に関係なく履修ができるため、複数の分野の基礎を学ぶことは十分に可能です。まずは、東京大学の特色であるリベラル・アーツ教育でさまざまな学問分野を体験した上で、自らの進む道をある程度絞り、進学する学部・学科を一つ選ぶことになります。
 後期課程(3・4年)において所属できる学部・学科は一つだけですが、自分が所属していない学部・学科の科目でも履修できます。また、それらの科目が卒業に必要な単位として認定される場合もあります。
■Q.奨学金や授業料免除について知りたい。
 こちらを参照してください。代表的な奨学金である日本学生支援機構の奨学生の募集は、毎年春と秋に行われます。WEBサイト等で周知しますので、見落としのないようにしてください。
 大学入学前に申し込める予約奨学生制度もあります。詳細は,在籍/卒業高校や日本学生支援機構にお問い合わせください。
 東京大学の行う授業料免除については,2022年度大学案内、Webサイトを参照してください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/tuition-fees/h01_02.html

■Q.東京大学では、「世帯の年収がおよそ400万円以下の学生に対して、授業料免除を行っている」ということを聞きましたが、本当でしょうか?
 本当です。学部学生(留学生を除く)で世帯の総所得金額が218万円以下(給与収入のみの場合は400万円以下)の方は授業料の全額が免除となる制度を行っています。詳しくは2022年度大学案内やWebサイトを参照してください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/tuition-fees/h01_02.html

■Q.入学にかかる費用はどのくらいですか、また一人暮らしの費用はどのくらいですか?
 入学料として282,000円、授業料(年額)として535,800円かかります。どちらも2021年度の金額です。
 学生生活実態調査(2016年)によれば、37.8%の学生が自宅外で暮らしており、単身者の生活費は月平均で132,900円となっています。

■Q.住まいの紹介をしてほしい。
 アパート・賃貸物件の紹介は、東大生協が扱っています。例年、新入生のために、駒場キャンパス等で「住まい探し相談会」を開催しています。事前に住まい探しに関わる資料を送付するサービス(無料)も行っています。資料請求および相談会に関する連絡先は下記のとおりです。
▶東京大学生協「受験生・新入生応援サイト」
https://www.utcoop.or.jp/start/

■Q.在学中にインターンシップをすることはできますか?
 東京大学では、積極的にインターンシップを推進しています。各学部の窓口、キャリアサポート室等に情報を蓄積していますので、それらを参照してください。また、学部や学科によっては、独自のインターンシップ制度を行っているところもあります。

■Q.課外活動にはどのようなものがありますか?
 課外活動団体のうち、東京大学運動会に加入している運動部、大学へ設立・継続の届出を行っているサークル等については、下記URLをご覧ください。
http://www.undou-kai.com/club_introduction/
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/clubs/h09_01.html
 この他にも、学生の自主的・自律的な運営のもと、多彩な課外活動が展開されています。

■Q.東京大学の学生は、アルバイトをしていますか、また大学でアルバイトの紹介を受けることができますか?
 学生生活実態調査(2018年)によれば、86.4%の学生がアルバイトをしていると回答しています。また、アルバイトをする主な理由は、生活費を稼ぐためだけではなく、「学生生活を楽しむため」であり「社会経験のため」と答えています。
 東京大学では、家庭教師・塾講師・一般アルバイトなど、大学生にとって好ましいと判断されるアルバイトを紹介しています。駒場キャンパスの学生支援課厚生チーム窓口で紹介を受けることができます。

■Q.東京大学は女子学生が少ないのですか?
 現在、東京大学で学ぶ女子学生は、学部生2,782名、大学院生4,165名で学生全体の約24%です。東京大学では、もっと沢山の女子高校生に入学してもらえるよう、いろいろな取組みを行っています。例えば、女子高校生と在学女子学生との交流会を開催していますし、2006年12月には女子高校生を対象とした大学説明会をスタートさせ、今年は秋頃に開催する予定です。学部単位でも、女子高校生向けの体験授業等を開催しています。
 就職や進学といった場面では、OGの団体や現役学生のサークルも女子学生を応援しています。
 これらの機会を積極的に利用してください。
■Q.学部卒業後の主な就職先について知りたい。
 こちらに掲載してあります。さらに詳しく知りたい場合は、学科・専修・コースといった単位で卒業生の就職先を公表しているところもありますので、Webサイト、パンフレット等で調べてみてください。

■Q.卒業生と知り合うチャンスはありますか?
 あります。大規模なものですと、キャリアサポート室による学生と卒業生との交流イベント「知の創造的摩擦プロジェクト」や、企業・官庁に勤める卒業生を招いての「卒業生による業界研究会」などが掲げられます。また、学部によっては、就職活動サポート行事の一環として、卒業生を招いて学生と話し合ってもらうイベントを実施しているところもあります。
 就職活動にあたり、卒業生訪問は役に立ちます。訪問のための手がかりとなる情報は、キャリアサポート室窓口で閲覧できます。
http://www.careersupport.adm.u-tokyo.ac.jp/
 
 東京大学では、多様な学生構成の実現と学部教育のさらなる活性化をめざし、平成28年度入学者選抜から学校推薦型選抜を実施しました。この学校推薦型選抜について、寄せられた代表的な質問とその回答をご紹介します。

学校推薦型選抜の目的について
■Q.なぜ学校推薦型選抜を導入するのですか?
 本学の学校推薦型選抜は、学部学生の多様性を促進し、それによって学部教育のさらなる活性化を図ることに主眼をおいて実施します。
 選抜に当たっては、受験対策を超えた多様な取組を教育の一環として行う高等学校等が近年増え続けていることを視野に入れ、その成果を適切に評価していきたいと考えています。

前期日程試験との関係について
■Q.学校推薦型選抜に不合格になった場合は、東京大学の前期日程試験を受験できますか?
 受験可能です。ただし、学校推薦型選抜の合格発表は2月中旬ですが、前期日程試験の出願期間は1月下旬から2月上旬のため、学校推薦型選抜に不合格になった場合に備えて、予め本学の前期日程試験に出願する必要があります。なお、学校推薦型選抜に合格した場合は、前期日程試験の合格者とはなりません。

出願資格について
■Q.過年度卒業生も学校推薦型選抜に応募できますか?
 各学部が定める推薦要件に該当し、学校長が責任を持って推薦できる者であれば、過年度卒業生も応募できます。ただし、各書類において求める志願者の学習成果等については、原則として高等学校等在学中のものとします。

■Q.外国の高等学校の卒業生は、この学校推薦型選抜には応募できないのですか?
 学校推薦型選抜では日本の高等学校等(文部科学大臣が認定した在外教育施設を含む)との連携を重視していることから、外国学校の卒業生については出願資格がないものとしています。なお、外国学校卒業学生を対象とした特別選考を別に実施しています。

書類選考について
■Q.書類選考を経て面接等を受けられるのはどの程度の人数になりますか?
 募集要項や本学の学校推薦型選抜ウェブサイトにて、過去の合格者数を公開しておりますので、参考にご覧ください。

提出書類について
■Q.学部が求める書類・資料に記載されているものでないと、推薦要件に合致することを具体的に証明できる書類・資料とならないのですか?
 各学部が求める書類・資料については、「例えば」と記載のある学部の場合は、「例示」となってますので、推薦要件に合致することを具体的に証明できる書類・資料であれば、記載されている以外の書類・資料とすることができます。

大学入学共通テストについて
■Q.なぜ大学入学共通テストを課すのですか?書類選考と面接等のみで選考することはできないのですか?
 本学の教育理念として、幅広いリベラル・アーツの学修を前提としており、そのためには、現在の大学入学共通テストで課されている程度の基礎学力は必要と考えています。
 合否判定は、出願書類の内容、面接等の審査結果、大学入学共通テストの成績の3つを総合的に評価して決定します。合否判定に当たっては、大学入学共通テストの成績のみを重視することは考えておらず、また、成績の利用方法としても、1点刻みではなく、入学後の学修を円滑に行い得る基礎学力を有しているかどうかを判定する観点から、大学入学共通テストを課しています。

入学後の学修について
■Q.学校推薦型選抜での入学者については、進学選択制度の対象にならないという理解で良いのですか?また、入学後に進学先を変更することはできますか?
 学校推薦型選抜によって入学した者については、進学選択制度の対象にはなりません。また、原則として出願時に志望した学部等へ進学することとなります。

海外留学経験について
■Q.海外留学経験を積極的に評価する学部があるのはなぜですか?
 本学の基本姿勢として、海外留学経験を積むことは、視野を拡げ、知的関心を刺激し、精神面の成長を助けるなど、好ましい効果が期待できるという判断があります。ただし、海外留学をしていればただちに有利になるというものではなく、あくまで、その経験による成果が評価の材料の1つとなるものです。したがって、海外留学経験のない受験生が一方的に不利になるというものではありません。

学校推薦型選抜に関する情報
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_26.html