東京大学進学Q&A

 大学への進学は、人生にとって大きなイベントです。学部の教育内容や入試に関する情報、さまざまな制度や学費についての疑問が生じることと思います。さらに、地方から進学する場合は、受験時の宿泊先や合格後の生活にかかる費用等も気になるのではないでしょうか。ここでは、東京大学入試事務室に寄せられた代表的な質問とその答えを「受験」「教育」「学生生活」「就職」の4つに分けてご紹介します。

Q.東京大学や各学部について、もっと詳しく知りたい。

 東京大学では、1年を通して高校生等が参加できる各種イベントを開催しています。主なものとして、オープンキャンパス(8月)や学生ガイドによるキャンパスツアーがありますが、その他にも、五月祭(5月)や駒場祭(11月)があります。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/
 また、教養学部の「高校生のための金曜特別講座(夏・冬学期)」等、体験授業などを開催しているところがあります。学部が独自に作成しているパンフレットやWebサイトをご覧ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/schools-orgs/

Q.募集要項を入手したい。

 各選抜とも紙での配布はしていませんので、下記URLからダウンロードをしてください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_06_01.html

Q.入学前に、東京大学の教員と話をする機会はありますか?

 オープンキャンパス、大学説明会や、学部等で行われている体験授業等に参加すると、教員と直接話をする機会があります。自分がやりたいことが東京大学にあるか、探しにきてください。

Q.年齢が高い人や浪人生は不利ですか?

 一般選抜において年齢が高いという理由で不利になることはありません。また、浪人生という理由で不利になることもありません。他の選抜については、募集要項の出願要件等を確認してください。

Q.試験日・会場を教えてほしい。

【一般選抜(前期日程試験)】
・期日:2025年2月25日(火)、26日(水)、27日(木)
・会場:駒場キャンパス(文科各類)/本郷キャンパス(理科各類)
【学校推薦型選抜】
・期日:2024年12月14日(土)、15日(日)
・会場:駒場キャンパス(教養学部)/本郷キャンパス(教養学部以外の学部)
【外国学校卒業学生特別選考】
・期日:2025年2月25日(火)、26日(水)、3月5日(水)
・会場:本郷キャンパス

 なお、詳細は募集要項で確認してください。
 試験会場を間違えた場合、その会場では受験することができません。駒場キャンパスと本郷キャンパスのそれぞれの最寄り駅間の所要時間は、約50分です。

Q.受験時の宿泊先を斡旋していますか?

 東京大学入試事務室では斡旋しておりませんので、東大生協や旅行会社をご活用ください。例えば東大生協では、9月下旬頃から斡旋を行っています。詳しくは下記WEBサイトをご覧ください。なお、試験会場周辺には十分な宿泊施設がありませんので、お気を付けください。
▶ 東京大学生協「受験生・新入生応援サイト」
https://text.univ.coop/puk/START/utcoop/

Q.一般選抜の出願状況を知ることはできますか?

 出願期間(2025年1月27日〜2月5日)中、以下のサイトで確認できます。
▶ ホームページ
https://www.u-tokyo.ac.jp/
(出願期間中は、土日祝日を除き、毎日15時頃に更新予定)。

Q.一般選抜の合否結果はどのように知ることができますか?

 本学WEBサイトに掲載するとともに、受験者は「ウェブ合否照会」から合否確認することが可能です。詳細は、11月に配布開始する募集要項で確認してください。

Q.進学選択とはなんですか、また「指定科類」枠、「全科類」枠とはなんですか?

 東京大学では、学校推薦型選抜の合格者等を除き、原則として入学時にはどの学部・学科に所属するのかは決まっていません。1・2年生時にはすべての入学者が、駒場キャンパスにある教養学部前期課程に所属し、専門に特化しない幅広い授業を受けることになります。そして2年生のS2ターム終了時点で、3年生で進学する学部・学科等を本人の志望と、それまでの学修成績等によって決定します。この手続きを進学選択と呼んできます。
 進学選択は、特定の科類からの進学枠を指定した「指定科類」枠と、科類を指定しない「全科類」枠の二つの枠によって行われます。
(1)「指定科類」枠
・主として進学できる学部にある科類枠
・主として進学できる学部ではないが、特定の科類から一定数を学部として受け入れる場合の枠
(2)「全科類」枠
すべての科類に開かれた進学枠

Q.1・2年生から専門的な勉強をすることはできますか、また3年次に進学する各学部の専門科目は、いつごろから開講されますか?

 教養学部前期課程(1・2年)の選択科目として、専門的な内容を含む科目も開講されています。ただし、後期課程の各学部の専門科目が開講されるのは法学部、文学部、教育学部では2年生のS1タームから、それ以外では2年生のA1タームとなります。
 教養学部前期課程では、幅広い教養や視点を修得するというだけでなく、各学部、大学院へと進学したときに基礎となる学問的力量を身につけることも要求されています。

Q.興味の範囲が広く、さまざまな分野を学びたいのですが?

 教養学部前期課程(1・2年)の選択科目は、科類に関係なく履修ができるため、複数の分野の基礎を学ぶことは十分に可能です。まずは、東京大学の特色であるリベラル・アーツ教育でさまざまな学問分野を体験した上で、自らの進む道をある程度絞り、進学する学部・学科を一つ選ぶことになります。
 後期課程(3・4年)において所属できる学部・学科は一つだけですが、自分が所属していない学部・学科の科目でも履修できます。また、それらの科目が卒業に必要な単位として認定される場合もあります。

Q.奨学金や授業料免除について知りたい。

 大学案内を参照してください。代表的な奨学金である日本学生支援機構の奨学生の募集は、毎年春と秋に行われます。WEBサイト等で周知しますので、見落としのないようにしてください。
 大学入学前に申し込める予約奨学生制度もあります。詳細は、在籍/卒業高校や日本学生支援機構にお問い合わせください。
 東京大学の行う授業料免除については、大学案内、Webサイトを参照してください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/tuition-fees/h01_02.html

Q.日本学生支援機構給付奨学生として採用され、第U区分、第V区分に認定されています。授業料は全額免除にならないのですか。

 日本学生支援機構給付奨学生として採用されている場合、東京大学では第U区分、第V区分、第W区分に認定された者も東京大学の予算を使用し授業料の全額を免除しています。
詳しくはWEBサイトをご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/tuition-fees/h01_02.html

Q.入学にかかる費用はどのくらいですか、また一人暮らしの費用はどのくらいですか?

 入学料として282,000円、授業料(年額)として535,800円かかります。どちらも2024年度の金額です。
 学生生活実態調査(2021年)によれば、47.2%の学生が自宅外で暮らしており、単身者の生活費は月平均で93,540円となっています。

Q.住まいの紹介をしてほしい。

 アパート・賃貸物件の紹介は、東大生協が扱っています。住まい探しに関わる資料を作成しており、Webパンフレットもしくは無料で資料を送付するサービスを行っています。例年、新入生のために駒場キャンパス等で「住まい相談会」を開催しています。資料請求および相談会に関する連絡先は下記のとおりです。
▶東京大学生協「東大生協のお部屋発見」
https://utcoop.re-ws.jp/

Q.在学中にインターンシップをすることはできますか?

 東京大学では、積極的にインターンシップを推進しています。各学部の窓口、キャリアサポート室等に情報を蓄積していますので、それらを参照してください。また、学部や学科によっては、独自のインターンシップ制度を行っているところもあります。

Q.課外活動にはどのようなものがありますか?

 課外活動団体のうち、東京大学運動会に加入している運動部、大学へ設立・継続の届出を行っているサークル等については、大学案内で一部を紹介しているほか、WEBサイトでは一覧を掲載しています。
http://www.undou-kai.com/club_introduction/
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/clubs/h09_01.html
 この他にも、学生の自主的・自律的な運営のもと、多彩な課外活動が展開されています。

Q.東京大学の学生は、アルバイトをしていますか、また大学でアルバイトの紹介を受けることができますか?

 学生生活実態調査(2020年度)によれば、67.1%の学生がアルバイトをしていると回答しています。また、アルバイトをする主な理由は、生活費を稼ぐためだけではなく、「学生生活を楽しむため」であり「社会経験のため」と答えています。
 東京大学では、家庭教師・塾講師・学内の実験参加者募集など、大学生にとって好ましいと判断されるアルバイトを紹介しています。駒場キャンパスの学生支援課厚生チーム窓口で紹介を受けることができます。

Q.東京大学は女子学生が少ないのですか?

 現在、東京大学で学ぶ女子学生は、学部生2,802名、大学院生3,945名で学生全体の約24%です。東京大学では、もっと沢山の女子高校生に入学してもらえるよう、いろいろな取組みを行っています。例えば、女子高校生と在学女子学生との交流会を開催していますし、2006年12月には女子高校生を対象とした大学説明会をスタートさせ、今年は秋頃に開催する予定です。学部単位でも、女子高校生向けの体験授業等を開催しています。
 就職や進学といった場面では、OGの団体や現役学生のサークルも女子学生を応援しています。
 これらの機会を積極的に利用してください。

Q.学部卒業後の主な就職先について知りたい。

 大学案内に掲載してあります。さらに詳しく知りたい場合は、学科・専修・コースといった単位で卒業生の就職先を公表しているところもありますので、Webサイト、パンフレット等で調べてみてください。

Q.卒業生と知り合うチャンスはありますか?

 あります。主に、キャリアサポート室主催による企業・官庁に勤める卒業生を招いての「OBOG座談会」が掲げられます。また、学部によっては、就職活動サポート行事の一環として、卒業生を招いて学生と話し合ってもらうイベントを実施しているところもあります。
 就職活動にあたり、卒業生訪問は役に立ちます。訪問のための手がかりとなる情報は、キャリアサポート室窓口およびキャリアサポート室ホームページで閲覧できます。
https://www.careersupport.adm.u-tokyo.ac.jp/
 
<注意事項>
 このQ&Aは、受験を考えている方の予備的な判断を助けるために、過去の事例に基づいて入試事務室が回答をするものです。
 実施日程など詳細については例年の情報に基づいた参考情報となりますので、必ず募集要項及びウェブサイトを確認してください。


1.学校推薦型選抜の目的等について

Q1-1.なぜ学校推薦型選抜を導入したのですか?

 本学では、多様な学生構成を実現し、そのことによって学部教育の更なる活性化を図ることを目標としています。
 過去行っていた後期日程試験も前期日程試験とは異なるタイプの学生、具体的には「学問を俯瞰的にとらえることができる学生の確保」を目指して設計されたものですが、後期日程試験で実現できていたよりも更に多様な学生構成を実現するため、後期日程試験の後継として、書類選考及び面接等に大学入学共通テストの結果を組み合わせた方法で実施する本学校推薦型選抜を導入しました。
 選抜に当たっては、受験対策を超えた多様な取組を教育の一環として行う高等学校等が近年増え続けていることを視野に入れ、その成果を適切に評価していきたいと考えています。

Q1-2.学校推薦型選抜は、ペーパーテストによる一般選抜のような公平性を保てますか?

 一般選抜が「公平性」の面で高い評価を得ていることは確かですが、一方で、学力試験の訓練に習熟した者が有利になる結果、アドミッション・ポリシーに掲げる「期待する学生像」に合致した、ペーパーテストでは評価しにくい優れた能力を持つ学生の確保という面では、改善の余地があります。
 学校推薦型選抜は、ペーパーテストの点数を主として評価するという入試システムとは異なる尺度で選抜を行うこととなりますが、受験生間の公平性に充分配慮した選抜を行っていることについては変わりありません。

Q1-3.学校推薦型選抜に不合格になった場合は、東京大学の一般選抜を受験できますか?

 受験可能です。
 ただし、学校推薦型選抜の合格発表は2月中旬ごろですが、一般選抜の出願期間は1月下旬から2月上旬のため、学校推薦型選抜に不合格になった場合に備えて、予め本学の前期日程試験に出願する必要があります。
 なお、学校推薦型選抜に合格した場合は、一般選抜の合格者にはなりません。


2.アドミッション・ポリシー、出願資格について

Q2-1.学校推薦型選抜では、どのような志願者を求めますか?

 本学の学校推薦型選抜では、アドミッション・ポリシーの「学校推薦型選抜の基本方針」に掲げているように、本学で教育・研究が行われている特定の分野や活動に関する卓越した能力、もしくは極めて強い関心や学ぶ意欲を持つ志願者を求めます。

Q2-2.学校推薦型選抜は学部ごとに募集を行っていますか?

 学校推薦型選抜は学部ごとに人員を募集しております。
 ただし、医学部においては、医学科と健康総合科学科を別の区分とし、学科ごとに人員を募集しております。

Q2-3.後期課程で進学する学科等について、出願時にどのように登録するのでしょうか?

 医学部は学科ごとに人員を募集しているため、志望学科へ出願を行ってください。
 教養学部は第1希望まで、工学部および理学部は第1〜3希望まで、出願時に志望学科等を登録することができます。
 法学部、経済学部、文学部、教育学部、農学部、薬学部は、出願時に志望学科を登録する必要はありません。

Q2-4.学校長が推薦できる人数は何名ですか?

 学校長は、推薦要件・出願資格の全てに該当する者を合計4人まで推薦いただけますが、その内男女は各3人までとします。
 ただし、男女いずれかのみが在学する学校においては、推薦できる人数は3人までとします。



Q2-5.複数名を推薦する場合、推薦者の志願学部は重複してもかまいませんか?

 同一学部への推薦は男女各1人までとします。
 ただし、医学部においては、医学科と健康総合科学科を別の区分とし、学科ごとに人員を募集しておりますので、同性の志願者2名が医学科と健康総合科学科をそれぞれ出願することが可能です。



Q2-6.志願者1名が複数の学部を併願することは可能ですか?

 志願者1名につき出願できる学部は1つとなり、複数の学部に推薦することはできません。

Q2-7.令和3(2021)年度学校推薦型選抜の変更として、推薦できる人数の変更を行ったのはなぜですか?

 学校推薦型選抜は平成28(2016)年度入試から導入し、一定期間実施した後に検証することとしておりました。
 令和2(2020)年度入試において5年目を迎え、高等学校等へのアンケート調査を実施し、各学校の受験希望者や受験生の多様性を高めることを踏まえて慎重に検討した結果、各学校から推薦いただくことができる人数の増員を決定しました。

Q2-8.高等学校等を既に卒業又は修了している者(以下既卒者という)も学校推薦型選抜に出願できますか?

 各学部が定める推薦要件に該当し、学校長が責任を持って推薦いただける方であれば、既卒者も出願できます。
 ただし、令和7(2025)年度学校推薦型選抜からは、出願可能な期間は、高等学校等卒業後 1 年までとなりました。

Q2-9.高等学校入学前・卒業後の活動を学習成果として提出することは可能ですか?

 各書類において求める志願者の学習成果等については、原則として、高等学校等在学中のものとします。
 ただし、既卒者は、卒業又は修了後の活動について指定の様式により「既卒者の卒業後の活動報告」として提出することができます。

Q2-10.外国の高等学校の卒業生は、この学校推薦型選抜に出願できますか?

 学校推薦型選抜では、日本の高等学校等(文部科学大臣が認定した在外教育施設を含む)との連携を重視していることから、外国学校の卒業生については出願資格がないものとしています。
 なお、外国学校卒業学生を対象とした特別選考を別に実施しています。

 文部科学大臣が認定した在外教育施設一覧(外部サイト:文部科学省ウェブサイト)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/002/001.htm

Q2-11.高等学校を卒業していない場合は出願できませんか?(高卒認定試験合格者も含む)

 学校推薦型選抜では、日本の高等学校等(文部科学大臣が認定した在外教育施設を含む)との連携を重視していることから、出願資格がないものとしています。
 ただし、一般選抜(前期日程試験)においては、高卒認定試験合格者の受験が可能です。

Q2-12.学校長以外の者からの推薦のみによる出願はできますか?また、自薦による出願はできますか?

 募集要項の推薦要件にあるとおり、学校長による推薦が必要になります。
 学校長以外の者による推薦や、自薦のみでの出願はできません。


3. 募集人員、選抜方法等について

Q3-1.学校推薦型選抜に関して学部ごとの募集としているのはなぜですか?

 学校推薦型選抜では、本学で教育・研究が行われている特定の分野や活動に関する卓越した能力、もしくは極めて強い関心や学ぶ意欲を持つ志願者を求めています。
 学部ごとに求める学生像やカリキュラム・ポリシー、推薦要件等を定め、志願者や高等学校等に伝えたいメッセージを明確にすることが必要であると判断しました。

Q3-2.各学部の募集人員の「××人程度」というのはどういうことですか?

 「程度」というのは、それ以上も以下もあり得るということです。各学部の求める学生像に基づき、合格者を決定するためです。
 合格者数が募集人員に満たない場合は、原則としてその不足数を前期日程試験の募集人員に繰り入れます。
 合格者数が募集人員を超える場合でも、前期日程試験の募集人員を削減することはしません。

Q3-3.書類選考は、どのような基準に基づいて行うのですか?

  本学がアドミッション・ポリシーや募集要項で示す「学生像」、「推薦要件」に照らし、提出書類の内容を評価します。
 とりわけ、特定分野における卓越性や強い関心・意欲を審査することになります。

Q3-4.書類選考を経て面接等を受けられるのはどの程度の人数になりますか?

 募集要項や「過去の学校推薦型選抜資料」のページにて、過去の合格者数を公開しておりますので、参考にご覧ください。

Q3-5.面接等はどのように行うのですか?

 学部によって実施方法は異なりますが、プレゼンテーションや課題遂行を含む面接、グループ・ディスカッション、小論文の作成などとなります。
 実施方法の詳細については、募集要項をご覧ください。

Q3-6.なぜ大学入学共通テストを課すのですか?書類選考と面接等のみで選考することはできないのですか?

 本学の教育理念として、幅広いリベラル・アーツの学修を前提としており、そのためには、大学入学共通テストで課されている程度の基礎学力は必要と考えています。
 合否判定は、出願書類の内容、面接等の審査結果、大学入学共通テストの成績の3つを総合的に評価して決定します。
 合否判定に当たっては、大学入学共通テストの成績のみを重視することは考えておらず、また、成績の利用方法としても、1点刻みではなく、入学後の学修を円滑に行い得る基礎学力を有しているかどうかを判定する観点から、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であるかどうかを目安として判断することとしています。

Q3-7.募集要項・提出書類の様式は、いつ頃公表されるのですか?

 募集要項・学部が求める書類の様式は「学校推薦型選抜学生募集要項と出願に必要な書類」のページにて、例年7月中に公表を行っております。
 なお、学校推薦型選抜の募集要項は、紙媒体での発行は行っておりません。

Q3-8.学校推薦型選抜での入学者については、進学選択の対象にならないという理解で良いのですか?また、学科やコースまで進学先が決定するのですか?

 学校推薦型選抜によって入学した者については、原則として、合格した学部等(学部により学科・コース)へ進学することとなり、進学選択の対象にはなりません。

Q3-9.決定した進学先を変更することはできますか?

 原則として、出願時に志望した学部等に進学することになります。

Q3-10.学部前期課程は志望学部が指定する科類で学修することになっていますが、その科類はどのように決定しますか?

 本人の志望する分野や学科等に進学するにあたり、どの科類で学修することが望ましいか、各学部にて個別に判断し決定します。


4. 提出書類等について

Q4-1.出願にあたって提出を要する書類・資料のファイルサイズが100MBを超えた場合はどうすればいいですか?

 出願にあたって提出を要する書類は計6ファイルで、合計サイズが100MBまでとなっています。
 100MBを超えた場合は受理できませんので、ファイルサイズの調整、資料の取捨選択等をして100MB以内のファイルを提出してください。

Q4-2.英語検定試験について、TOEFL、英検、IELTS以外は認められないのですか?

 「学部が求める書類等」に記述した語学検定試験などについては、学部が志願者に求める能力等を客観的に判断する材料の1つとして、例示をしたものです。
 したがって、求める能力等を客観的に判断することが可能であれば、他の検定試験等の結果の提出でもかまいません。

Q4-3.「総合的な学習の時間」では、論文に限らず、学校の個性・特色に応じて、多様な成果物がまとめられていますが、それらも評価の対象となりますか?

 各学部の推薦要件に合致することを高等学校が説明できる資料であれば、「総合的な学習の時間」や「課題研究」の成果等も、評価の対象となります。

Q4-4.国際バカロレアは現在一部の高校にしか導入されていません。一部の学部はそれらの成績を判断材料に含めるということですが、それは国際バカロレアを導入している一部の高校を優遇することになり、不公平ではないのですか?

 国際バカロレアを履修していれば有利になるというものではなく、あくまでも国際バカロレアで優秀な成績を修めたことが評価されるものです。
 また、国際バカロレアは、能力を示す判断材料の一部として例示しているものです。
 あくまでも例示であり、国際バカロレアでなくても能力を示す材料は様々なものがあり得ると考えています。

Q4-5.海外留学経験を積極的に評価する学部があるのはなぜですか?

 本学の基本姿勢として、海外留学経験を積むことは、視野を拡げ、知的関心を刺激し、精神面の成長を助けるなど、好ましい効果が期待できるという判断があります。
 ただし、海外留学をしていればただちに有利になるというものではなく、あくまで、その経験による成果が評価の材料の1つとなるものです。
 したがって、海外留学経験のない受験生が一方的に不利になるというものではありません。


5. その他(問い合わせ先など)

Q5-1. 入試事務室へ直接、学校推薦型選抜に関する相談をしに行くことは可能ですか?

 本学入試事務室は窓口を設けていないため、直接の相談を受け付けることができません。
恐れ入りますが、ご質問・お問い合わせがございましたら以下のメールアドレス宛にお送りください。
※ 合否判定に関わる内容や、推薦要件に関して個別の判断・審査を要する問い合わせにはお答えできませんので、予めご了承ください。

 nyuusi3.adm◆gs.mail.u-tokyo.ac.jp (送付の際は◆を@に変更してください)