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第176回『AM、PMって何の略?』
 6月10日時の記念日。ファンシーな響きでなんだか素敵な記念日ですね♪さて、午前と午後を示すための、AM、PMという表現。今では、日本人の暮らしにもすっかり定着していますが、この言葉が正確には何の略か、わかっている人は意外に少ないのではないでしょうか?

 地球は自転しているため、太陽や星は空を横切って移動しているように見えますよね。例えば、太陽が東から昇って西に沈むまでの時間の中で昼は、太陽が空高く昇って、東西の中間点にある時が昼になります。従って、太陽が空のどの位置かによって、日中の時刻を知るための判断基準となります。太古の人々は、こうしたことから太陽の位置で時刻を割り出そうとしたわけです。

 時刻を正確に知るために重要なのは、正午を正確に知ることです。どこの国のどこの場所にいる人にとっても、正午は、太陽がその人の上に来るときになります。

 ここで、空を横切って引かれた一本の線を想像してください。自分のいる場所の水平線上にある真北の点から、真南の点に向かってのびる線、それが子午線です。太陽が、自分の子午線上を通過する事を南中といい、これが正午になるわけです。そこから、太陽がその子午線より東にあるうちは午前中。太陽が子午線の西側に入ると午後になります。
 「正午」はラテン語で「メリーディエース(meridies)」といいます。子午線と言う意味のmeridianという英語もこの言葉に由来しています。AMとは、ante meridiem'、つまりmeridiem(子午線)の前、pmとは、post meridiem'、つまり、meridiemの後のそれぞれの略なのです。簡単に言うと、正午の前と後という意味ですね(*゜▽゜)ノ

 日本で唯一、子午線が通っている兵庫県明石市は、時の記念日のある10日〜16日を時のウィークとして明石市立天文科学館を無料開放しています。星の勉強がてらに行ってみてはいかがでしょうか??プラネタリウムは「七夕伝説と天の川」という企画をしていますよ☆★☆

 ちょっと長い説明でしたが、概略だけでも覚えておくと、物知りになった気分になれますね。

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