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第132回『似て非なるもの』
 みなさんは何か心惹かれるものってありますか?みんなには「それいいね」って言ってもらえなくても、なぜだか理由は分からないけど惹かれてしまう…そんなものありますよね!ちなみにDJCスタッフにいろいろと話を聞いていた時に、一人のスタッフが「土偶と埴輪が良い(・ω・)」と言いました。するとここで疑問が。土偶と埴輪ってどう違うの?確かに似ているけど違いは?と聞かれると…意外と答えられないものですね…。ということで、今回は『土偶と埴輪』についてです☆

 土偶縄文時代に作られた土製の人形です。人や動物を象ったものが北は北海道、南は九州まで、たくさん出土していますが、土製ということもあり、どこかが欠けた状態で発見されることがほとんどのようです。また、人型のものの多くは女性、特に妊婦の像や胸を強調した女性らしいものなどが多いのも特徴。はっきりとした用途は分かりませんが、おそらく出産・豊穣・再生などの呪術や祈祷に用いられたのではないか、と言われています。
 一方の埴輪はこちらも土製ですが、焼き物である点が土偶との違いです。円筒形をした円筒埴輪、人や馬などの動物を象った形象埴輪、家を象った家形埴輪などたくさんの種類があります。これは主に古墳時代につくられており、用途も割と限定されています。というのも、発見されているのが古墳から、ということが多いからです。つまりはお墓に飾る副葬品ということですね。特に身分の高い人の古墳からは多く見つかっており、富を表すことにもなったのでしょう。

 何となく似ている土偶と埴輪ですが、調べてみるとその用途も作られた時代も、全く違ったりするのですね。みなさんの周りにも外見は似ているけれど、本質が全く違うもの、ありませんか?気になることを調べることは、研究の第一歩♪ぜひ調べてみてくださいね☆

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