国際コミュニケーション学部

「英語を習得したい!」「国際的に活躍したい!」など前向きな意欲を持っている学生たちのために、高度で実践的な英語運用能力と人文・社会科学系の専門知識を得ることができる学びの場です。


国際コミュニケーション学部は国際社会に対応しうる有能な女性の育成という本学の建学理念を実現するために、平成17年(2005)に設置されました。
自らの課題を発見し、解決する能力やグローバルな知識を身につけ、様々な背景を持った人々とも協働できる広い視野を持つ国際人を育てます。そのために、少人数で学ぶアクティブ・ラーニング形式の授業を多く開講し、お互いに切磋琢磨する学修環境を整えています。
本学部学生全員が卒業までにTOEIC800点を目標にしています。ネイティブの先生方を交えた徹底的な英語教育、約75%以上の学生が経験する短期・長期海外留学、また夏季休暇中に学内で開講される英語集中講座(STRIPE)などにより、多くの学生が目標を達成しています。
2年生からは、英語学・言語学の諸分野を学び、英語を深く理解する力を養う「英語コミュニケーション課程」と経済・経営・政治・行動科学などの専門知識を学ぶ「国際ビジネス課程」のどちらかを選択し、自分なりの専門分野を定めて学修を進めていきます。課程制なので垣根が低く、どちらの課程に所属してもクロスオーバーに学ぶことができます。(「英語コミュニケーション課程」と「国際ビジネス課程」は2023年度入学生以前のカリキュラムにおいての課程であり、2024年度入学生以降は「グローバル・コミュニケーション課程」と「グローバル社会システム課程」に変わります。)

全国で屈指の海外留学サポート

世界で活躍するためには高度な語学能力、広い視野、果敢に挑戦する積極性が求められます。そのため、長期間の海外留学には最高で40万円、短期の海外留学には最高で20万円の奨励金を交付し、留学を強力にサポート。長期間の留学中は本学への学費納入が免除され、留学先の学費を負担するだけでよく、さらに留学先の履修科目が単位認定されれば、4年間で卒業することも可能です。また、平成28年9月現在海外の8大学と交換留学協定を締結しており、今後も海外の友好大学の拡充を進めていきます。

教室を飛び出す授業

教室で座って授業を聞いているだけでは、十分な経験は身に付きません。多様な社会経験を積むことで、より一層複雑になる社会をさまざまな観点から理解することができます。海外留学はもちろんのこと、地域でのボランティアやさまざまな資格試験なども自律学習として単位認定し、教室から社会に飛び出すことを応援。また、各国の駐日大使や国際NGOのリーダーを招いて授業を行ったり、海外の第一線で活躍している実務家が授業を行ったり、教室にいながら国際社会を体験できるカリキュラムを備えています。

広く世界を舞台に活躍できる人材を育てます

英語コミュニケーション課程は、ネイティブも交えた徹底した英語教育で、高度で実践的な英語運用能力を養うと同時に、広く世界を舞台に活躍できる人材を育てます。

国際社会で活躍するために必要不可欠な語学力をネイティブの教員2名を含む語学・言語学の専門家が、4年間一貫して教授します。TOEIC、TOEFLなどの英語能力試験に対応できる力を養いつつ、英語によるディベート、プレゼンテーションなどを通じて、より実践的な英語コミュニケーション能力を身につけます。また、最新のCALL(Computer Assisted Language Learning)システムも利用しながら、着実に実践的な英語運用能力を向上させることができます。そして楽しく、国際社会で役立つ英語運用能力を養います。

課程制は、従来の学科制と比較してお互いの垣根が低く、例えば英語コミュニケーション課程にいながら国際ビジネス課程の授業を多く履修し、卒業単位として取得することが可能です。

高度な英語力や国際社会のリーダーに必要な専門知識、幅広い教養を修得

初年次には、大学や社会で役立つ基礎力や、ビジネスでも必須とされる仲間と共同して問題を解決する力を習得します。国際経済や国際政治の基礎知識も学部生全員が身につけます。

2年次からは、経済学や経営学、政治学、行動科学をベースに、国際社会やビジネス界で活躍するために必要な知識とスキルをしっかりと身につけます。アクティブ・ラーニング科目では、現代国際社会の諸問題を自ら調べ、論理的に分析し、グループ学習に取り組むことでリーダーシップを養います。

3年次になると、専門領域を深く学ぶゼミナールが開講されます。1ゼミナールあたり最大で6人の徹底した少人数で、興味あるテーマを卒業までに自立的に探求していくことができます。

全学年を通して、国際社会の最前線で活躍する各国駐日大使、NGOやビジネスリーダーによる講義が多数開講されています。最新の国際情勢や政策決定過程、ビジネス界の動向について現場の生きた知識を習得できます。
※動画等詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.gpwu.ac.jp/dep-pos/dep/int/