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日本建築学会四国支部長賞を学生2名が受賞
丸山 和暉さん(システム工学群4年)と、西山 亮さん(修士課程社会システム工学コース2年)が「日本建築学会四国支部長賞」を受賞しました。
本賞は、各大学で建築系を専攻する卒業生・修了生のうち、学業成績最優秀者を表彰するものです。

西山 亮さん (修士課程 社会システム工学コース2年)
建築環境工学研究室(田島 昌樹准教授)に所属し、建物の省エネルギー性能と室内環境の向上について研究してきました。
修士研究では、冬場の浴室等で頻発するヒートショック健康被害への問題意識から、住宅の断熱性能・間取り・冷暖房使用方法の違いが、室内の温熱環境や冷暖房負荷にどのような影響を及ぼすかについて検討しました。
高知県内の住宅での実測調査や、様々な気象データ等を用いてシミュレーションした結果、主居室(リビング等)と非居室(浴室等)とが接しているか、廊下等で隔てられているかという「間取り」の違いで、冬季の温熱環境が異なることを定量的に明らかにすることができました。この「間取り」に関する定量データが、断熱性能や冷暖房使用方法の既往データとともに、住宅建設時の参考データとして活用されると嬉しいです。
卒業後はゼネコンへ就職します。大学院までの学びを生かし、将来は省エネルギー性能の高い建物を実現できるような技術者に成長したいです。




丸山 和暉さん (システム工学群4年)
建築デザイン研究室(吉田 晋准教授)に所属し、建築の意匠について研究する中で、設計者は単に見た目の良さの追求だけでなく、使いやすさや周囲環境との関わりに配慮し設計することが重要であると学びました。
卒業設計ではその点を踏まえ、「いつもの遊び場」というタイトルで、学童保育施設と地域の遊び場を設計しました。
施設の内側から外側に向けて綺麗に流れるような屋根デザインにこだわったことはもちろん、角度の違う箱が集合するように建物を配置することで、建物間の隙間を利用した子どもの遊び場を創出したり、子どもの賑わいが地域に伝わるように、窓の配置を工夫し周囲の視線を誘導する仕掛けを施しました。
漠然と"建築を学びたい"と考え入学した当時と比べると、4年間で得た知識と経験により、より深く建築と向き合いたいと思うようになりました。卒業後は大学院に進学し"中の人が建物に抱く感覚"について研究したいと考えています。