情報工学部

未来社会を創造する デジタルのエキスパートへ

地方創生や少子化など、変化の激しい現代社会の課題解決にはデジタル技術の活用が必要です。
情報工学やデータサイエンスなどの教育を通し、さまざまな課題解決に資するデジタル分野のエキスパートを育成します。

情報工学部の特徴

01.データサイエンスの専門教育

データサイエンスとは、数学、統計学、機械学習、データマイニングなどの理論を用いてデータの分析や解析を行い、新しい価値を見出す学問分野です。情報工学部ではデータサイエンスに関する様々なカリキュラムを導入し、専門知識を習得した人材の育成を図ります。

02.少人数によるゆきとどいた教育

少人数教育を中心に、一人ひとりの学生にゆきとどいた教育を行い、基礎学力の向上や人間力・実践力・創造力の養成に力を入れます。1年次には「教養ゼミ」、2年次には「デザイン思考」、3年次には「実践デザイン思考、プレゼンテーション演習、卒業研究1」、4年次では研究室での「卒業研究2」を行います。

03.デザイン思考による課題発見解決力

デザイン思考とは、利用者の潜在的課題を顕在化させ、仮説・検証を繰り返し試行することで解決策を発見しようとする思考法です。高度な技術開発を目指すだけでなく、この手法を身につけることで、これまでにない視点・柔軟な発想力、多様性を備えた、利用者の真の課題解決に取り組む技術開発者・研究者を育成します。

04.企業の技術者との連携授業

企業や官庁などで活躍されている方々を講師として招き、世の中の動きや経験、社会人になる前に身につけておくべき重要事項の講義を通じて、学生自身のキャリアの確立や職業観形成を支援します。

05.人間性豊かな技術者の育成につながるカリキュラム編成

1年次から専門教育を学習し、基礎学力と広い視野を同時に身につける”クサビ型カリキュラム”の導入により高学年次にも教養教育科目を開講し、豊かな人間性と幅広い視野を持った技術者の育成を図ります。

06.学生の自立を促すキャリア教育

学生のキャリア形成につながる実践的なプログラムを、3年次に実施します。学生の自立心と高い志で学び続ける意欲を育成し、生涯にわたり着実にキャリアを形成していく力の向上を支援します。

学科

データサイエンスで、未知の領域に挑戦。数理と技術力で新しい価値を創造する。

データサイエンスは、統計学と情報学に基礎をおいた新しい学問分野です。統計学にもとづいて大量のデータを読み解き、他者に説明する数理能力とコンピュータやプログラミングを用いてデータを収集・整理・処理するための技術力を兼ね備えた人材を育成します。さらにチームで協働してデータから新たな価値を創造し、社会における課題を発見・解決できる高度な専門的知識をもった研究者や技術者を養成します。

教育理念

データサイエンスの専門知識を教育し、社会課題に対してデータに基づき数理的に分析・推論し解決方策を導くことができ、さらに新たな価値を他者との協働で創造できる人材を育成する。

豊かな情報化社会を実現する未来を目指して

情報システム工学科では、情報工学の基礎を幅広く教育するとともに、高度な情報システム技術の研究を推進し、これらを通じて最先端の情報システムに関わる創造力と実践力を備え、グローバルな活躍と地域への貢献ができる人材を育成します。教養教育を土台として、情報工学の様々な分野に関する専門科目を通じ、高度な技術を学び専門性を高めます。さらにアクティブラーニングや少人数教育体制により、情報システム工学の体系的な知識を身に付けるとともに、創造性、主体性、協調性を養うことができます。

教育理念

社会の動向を把握しながら情報システム工学の専門性を身につけ、広範な分野で活用される情報システムを創造し、多様な人と連携して社会課題を発見し解決できる、創造性、協調性、積極性を身につけた人材を育成する。

知的なソフトウェアと高機能なハードウェアを統合し、未来の知能ロボットを創成する。

ロボット工学は機械・電子・情報工学などの多様な工学分野の融合領域です。知能ロボット工学科では、機械・電子・情報工学にデータサイエンスの技術を組み合わせる、広い視野を持ち斬新な技術開発ができる人材を育成します。人々の生活に寄りそった未来の知能ロボット創生につながる革新的な技術に関する研究を行っています。

教育理念

ロボットは、情報工学による知能と、機械、電子機器を統合したシステムであり、ロボット工学はそれらの複合領域の学問である。本学科では情報工学・機械工学・電子工学分野の知識にデータサイエンスの要素を組み合わせて、革新的な科学技術を創造できる、広い視野を持った多才な人材を育成する。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.pu-toyama.ac.jp/information_engineering/