学部・学科案内

幅広い視野を持つ人材育成をめざして

本学は、管理栄養士、看護師・保健師・助産師、社会福祉士・精神保健福祉士、特別支援学校教諭・栄養教諭、保育士・幼稚園教諭という、対人ケアを中核とする専門職の養成を担う大学です。 現代社会のグローバル化の流れの速さや多様な環境に対応できる、視野の広い、現場での判断力に優れた創造的な人材育成を約束します。

保健福祉学部のご紹介

「食」を通じて健康増進に寄与できる知識と技能を持った管理栄養士を養成します。


栄養学科が求める学生像

栄養学科では、医療機関・行政機関・福祉施設、教育機関等の第一線で活躍する管理栄養士の育成を目指しています。
したがって、栄養学科では「人びとの健康と生活の質の向上に貢献し、栄養管理および栄養教育ができる専門家を目指す学生」を求めています。

栄養学科の教育目標

  1. 高度化する医療の分野において患者の食事管理はもとより、特定疾患の傷病者に対する療養のために必要な臨床栄養指導および食事療法の開発研究を行える人材を育む。

  2. 地域および職域における栄養改善の推進、栄養評価計画への参画等を通じて、地域の人々の健康と生活の向上に貢献することができる人材を育む。

  3. 地域における生活を理解し、乳幼児、要介護者、単身高齢者等の個々に対する食事援助、栄養補給の開発等が行える人材を育む。

  4. 児童・生徒に対する「食」の指導はもとより、保護者を啓発し、「食」のあり方をともに考え、改善に寄与することができる人材を育む。

  5. 保健・医療・福祉の概念と、これら職種間の連携・協働の意義を理解し、チームとしての業務に参画できる人材を育む。

栄養学科の定員・取得学位・取得可能資格

定員

1学年40名

取得学位

学士(栄養学)

取得可能な資格

・管理栄養士国家試験受験資格
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に受験資格取得が可能です。管理栄養士資格取得には、国家試験合格が必要となります。

・栄養士資格
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得します。

・食品衛生管理者任用資格
・食品衛生監視員任用資格
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得が可能です。

・栄養教諭一種免許状
※詳細は教職課程のページをご覧ください。
管理栄養士国家試験受験資格取得のための単位に加えて、教員免許状取得のための単位を取得することにより、卒業時に取得可能

「人間」「社会」「健康」「看護」を 総合的に捉えることのできる看護職を養成します


看護学科が求める学生像

看護学科では、医療機関や行政機関など保健・医療の第一線で活躍する看護職の育成を目指しています。
したがって看護学科では、「看護のあり方を幅広い視野で探究するとともに、地域社会への関心をもち、自ら学びを深める姿勢をもつ学生」を求めています。

看護学科の教育目標

  1. 人間の基本的権利を尊重し、人間を全人的に広く理解し行動できる人材を育む。

  2. 科学的根拠に基づいた看護の実践的判断ができる人材を育む。

  3. 対象となる人々の生活の質(QOL)を考慮して、主体的、自律的に看護を実践できる人材を育む。

  4. 地域社会の保健・医療・福祉ニーズを明確に捉え、住民および関係職種の人々と連携・協働し、保健・医療・福祉の統合、向上に取り組める人材を育む。

  5. 主体的に学習する能力と自ら研究する態度を持ち、継続的に自己を研鑽する人材を育む。

  6. 異文化を理解するとともに多様な価値観を認識し、国際的視野を持って活動することができる人材を育む。

看護学科の定員・取得学位・取得可能資格

定員

1学年50名
(保健師 1学年15人)

取得学位

学士(看護学)

取得可能な資格

・看護師国家試験受験資格
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に受験資格取得が可能です。看護師資格取得には、国家試験合格が必要となります。

・保健師国家試験受験資格(選択制)
所定の単位を取得することで保健師国家試験の受験資格を取得することができます。
保健師資格の取得には、看護師と保健師の国家試験合格が必要となります。
本学の保健師課程は選択制になっており、3学年前期から選択科目が開講となります。
4学年進級時には、保健師課程の履修希望者に対して選抜試験が行われます。

・助産師国家試験受験資格(選択制)
所定の単位を取得することで、助産師国家試験の受験資格を取得することができます。
助産師資格の取得には、看護師と助産師の国家試験合格が必要となります。
本学の助産師課程は選択制になっており、3学年前期から選択科目が開講となります。
3学年進級時には、助産師課程の履修希望者に対して選抜試験が行われます。

・養護教諭二種免許状(選択制)
保健師資格の取得をする場合、一般教養において所定の科目を履修した上で保健師課程を選択し、保健師免許を取得すると養護教諭二種免許状の申請をすることができます。

人間の尊厳と社会を深く理解し、福祉社会の発展に寄与する人材を育てます。


社会福祉学科が求める学生像

社会福祉学科では幅広い学びから、知識と経験を活かして自己を知り他者を理解することのできる、福祉社会の発展を担う人材の育成を目指しています。
したがって、社会福祉学科では「社会福祉を基盤とし、生活・健康・教育などについて幅広く学び、一人ひとりを大切にして対人援助ができることを目指す学生」を求めています。

社会福祉学科の教育目標

  1. 人間の尊厳と権利を深く理解し、人間一人ひとりを大切にして実践的に対人援助ができる人材(ソーシャルワーカー)を育む。

  2. 人間一人ひとりの生活や健康の問題について社会的視点を持って科学的に捉え具体的な支援をするために、保健、医療、教育などの関連分野と連携・協働できるパートナーシップの観点を兼ね備えた人材を育む。

  3. 個々の地域を重視しつつ、人類がかかえる諸問題と異文化にも深い関心を持ち、その発展と問題解決に係わる生き方ができる人材を育む。

  4. 優れた社会福祉の実践から学び、自治体や社会福祉団体と連携して福祉社会の形成に寄与するとともに、諸活動を通じて地域住民との交流を図り地域課題の解決や市民生活に貢献できる人材を育む。

  5. 具体的には、@地域福祉の観点を持った各種支援事業従事者、A保健・医療・福祉・教育の連携を図り、住民参加の要になれる自治体および社会福祉団体職員、B市民生活の課題解決に係わる関心を育む教職員、C保健医療福祉の連携を意識した特別支援教育に関する教職員、D地域福祉を担い福祉社会の形成に寄与する市民として活躍する人材を育む。

社会福祉学科の定員・取得学位・取得可能資格

定員

1学年50名

取得学位

学士(社会福祉学)

取得可能な資格

・社会福祉士国家試験受験資格
 本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に受験資格取得が可能です。社会福祉士資格取得には、国家試験合格が必要となります。

・精神保健福祉士国家試験受験資格
 本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に受験資格取得が可能です。精神保健福祉士資格取得には、国家試験合格が必要となります。

各種任用資格

・社会福祉主事任用資格
・児童福祉司任用資格
・児童指導員任用資格
・家庭相談員任用資格

地方自治体の職員や社会福祉法人等の施設職員の職には、法律またはこれに基づく政令により特別の資格または職名を有しなければならないものがあります。
この資格を任用資格といい、その職業に就くことではじめて有効となる資格です。
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得が可能です。

教員免許状

・高校一種(公民科)
・高等学校一種(福祉科)
・特別支援学校教諭一種(知的障害・肢体不自由・病弱児)

本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得が可能です。
なおそれぞれの免許種別によって、履修する必要のある科目が異なります。
詳細については教職課程のページをご覧ください。

※児童福祉司に任用されるためには、単位取得のほかに、1年以上の実務経験が必要です。

保育の専門家として高度な力量を身につけ、保育に関わる各分野でリーダーシップを発揮できる人材を育成します。


社会保育学科が求める学生像

社会保育学科では、「子どもをとりまく社会や環境を広く見据えた保育のあり方を探求し、課題解決に向けて積極的・自発的に学ぶ姿勢をもつ学生」を求めています。

社会保育学科の教育目標

  1. 多様な子どもを理解し、様々な困難を抱えながら育つ子どもを支援する技能を身につけた人材を育む。

  2. 社会的視野から子どもの育ちや権利に関する諸課題を発見し、その解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材を育む。

  3. 子どもに向き合い、子どもに寄り添うことのできる、たくましくしなやかな身体と感性、フレキシビリティを備えた人材を育む。

  4. 子ども・家庭支援の基礎となるコミュニケーション力を身につけ、他者との関係性を構築できる人材を育む。

  5. 地域におけて子どもに関わる他職種間の連携・協働におけるパートナーシップを実践できる人材を育む。

社会保育学科の定員・取得学位・取得可能資格

定員

1学年50名

取得学位

学士(保育学)

取得可能な資格

・保育士資格
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得します。

・幼稚園教諭一種免許状
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得します。

・特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得します。

各種任用資格

・社会福祉主事任用資格
・児童福祉司任用資格
・児童指導員任用資格
・家庭相談員任用資格

地方自治体の職員や社会福祉法人等施設職員の職には法律またはこれに基づく政令により特別な資格又は職名を有しなければならないものがあります。
この資格を任用資格といい、その職業に就くことではじめて有効になる資格です。
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に取得が可能です。

※児童福祉司に任用されるためには、単位取得のほかに、1年以上の実務経験が必要です。
 

教員の養成

教育職員免許法施行規則第22条の6に基づき公表する本学の教員の養成の状況です。

本学の教職課程の目標

栄養学や社会福祉学、保育学を基盤として、それぞれの専門性を活かしながら多様な子どもに関して理解し、子どもと向き合い、人格形成に尽力する栄養教諭や高等学校(公民・福祉)教諭、幼稚園教諭、また特別支援学校教諭の養成を目標とする。

取得可能免許状

本学で取得可能な教員免許状は次のとおりです。(平成31年度以降入学者)

栄養学科

栄養教諭一種免許状

社会福祉学科

高等学校教諭一種免許状(公民)
高等学校教諭一種免許状(福祉)
特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)

社会保育学科

幼稚園教諭一種免許状
特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)

※教職課程カリキュラム等詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.nayoro.ac.jp/faculty/teaching/index.html
 
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.nayoro.ac.jp/faculty/index.html