モバっちょ


竹内俊郎学長が日本農業工学会賞2017を受賞
受賞概要:
 日本農業工学会は1984年に設立され、日本農業工学会賞は2014年から開始されました。今回、竹内俊郎学長による以下の研究が、生態工学領域のみならず、農業工学分野における学術、技術の進歩・発展に十分な貢献があるとされ、同賞を受賞しました。表彰式と受賞講演会は5月16日に東京大学中島董一郎記念ホールで行われました。

業績名:
閉鎖生態系循環式魚類飼育システム構築

受賞者:
竹内俊郎学長

受賞対象となった研究の内容:
 閉鎖生態系生命維持システムのIパーツとして、閉鎖循環式飼育システムに生態学的観点、すなわち食物連鎖を取り入れた。閉鎖生態系循環式魚類飼育(槌殖)システムを提唱し、その開発を行った。まず、無重力環境下での本システムの運用を目指す観点から、航空機を用いた微小重力実験をミジンコおよびティラピアを用いて行い、ティラピアの近赤外光感知能力や微小重力への適応性の高さなどの新知見を得た。次に、魚類の循喋飼育により窒素及びリンが蓄租されることから、それを水耕栽培植物の栄養源とする、アクアポニックス(aquacultureとhydroponicsの合成語)の開発を行った。本研究は宇宙のみならず、地上における閉鎖循環式養殖システムの開発にも十分利用できる短見を提供した。