人文・文化学群



 人文・文化学群は,基礎的な分野の教育を担う人文学類,学際的視点を重視した教育を行う比較文化学類,国際社会の中で日本語及び日本文化の発信を目指す日本語・日本文化学類という,各々独自の特色を持つ3つの学類から構成され,人文系及び文化系の教育の総合的な発展を目指す,他大学にはないユニークな教育組織です。

 人文系と文化系の学問の豊かな知見と確かな成果を基に,更にはグローバル化する世界も視野に入れながら,多様で質の高い教育を実現し,優れたコミュニケーション能力を持ち,先見性・創造性・独創性に富み,国際的にも活躍できる,卓越した人材を育成することを目標にしています。
【教育目標】
 「人間とは何か」という問いを根底において,人間の諸活動を主体的に考察するとともに,現代における諸問題にも積極的に関与しうる,真に教養ある人材を育成すること。

【構成分野について】
 人文学類は,人文学の基本的な考え方を修得することを目的とし,基礎的な学問分野の教育にあたっています。人文学類には,哲学,史学,考古学・民俗学,言語学という4つの主専攻分野が置かれていて,これらの主専攻分野はさらに17のコースに分かれています。
【教育目標】
 人類が築いてきた様々な文化を,「学際性」と「現代性」という問題意識のもとに比較・検討し,それを通じて,ひとつの学問分野に閉ざされることのない,開かれた知と批判的思考力を持った人材を育成します。また,国際的なコミュニケーション能力によって,グローバル化する社会に求められる問題解決能力と交渉力を備えた人材を育成します。

【構成分野について】
 比較文化学類は,「比較文化」という一つの専攻だけからなっています。「比較文化」専攻の下には,「地域文化研究」,「超域文化研究」という2つの「領野」があり,それらが複数の地域や学問分野を包含した6つの研究領域に分かれています。「領域」は,それぞれの学問分野を,広い視野から横断して学修できる学際的な性格をもっています。6つの領域は,さらに合計16のコースに分かれ,学生はそのいずれかのコースに属して卒業論文の作成に取り組みます。
【教育目標】
 日本語・日本文化の特質を世界の諸言語・諸文化と比較対照してとらえながら理解を深め,それに基づいて外国人への日本語や日本文化の効果的な教え方を追求するとともに,国際的な相互理解のありかたを求めようとする。

【構成分野について】
 日本語・日本文化学類は他の学類と違って,主専攻・コースに分かれていません。学類全体で一つの日本語・日本文化学主専攻です。日本語を文化という枠組みのなかで外国人に教える,あるいは日本語を教えることを通して異文化社会の人々に日本文化を伝達する。いずれも言語・文化を伝えると言う意味において,同じ目的をもつのです。