学校教育学部 学校教育教員養成課程
学校教育学部には,幼児・児童・生徒の成長・発達に関わる学校教育という全体のスパンの中で,包括的な人間理解と人間像の把握ができる教員,また,いつの時代・社会にも必要な教師としての資質能力と変化の激しい時代・社会に求められる教師としての資質能力の養成を図る目的で,平成12年度から,初等教育教員養成課程と中学校教員養成課程を統合し,学校教育教員養成課程が設置されました。
学校教育教員養成課程には,幼児教育専修,小学校教育専修,中学校教育専修及び障害児教育専修の4専修が置かれ,各専修の目的は次のとおりです。
学校教育教員養成課程には,幼児教育専修,小学校教育専修,中学校教育専修及び障害児教育専修の4専修が置かれ,各専修の目的は次のとおりです。
人間の生涯発達の基礎期にあたる幼児に関わる幼児教育学,幼児心理学,保育内容の研究の諸分野,ならびに児童福祉学についての専門的知識を学び,幼児教育の実践力を伴った幼稚園教員及び保育士の養成にあたります。
<取得できる免許状>
幼稚園教諭1種免許状及び小学校教諭2種免許状
<取得できる免許状>
幼稚園教諭1種免許状及び小学校教諭2種免許状
学生の実践的経験(教育実習)や具体的な教育課題に対する探求を重視しながら,各教科,道徳,特別活動の指導,生徒指導,学級指導などの学校教育実践における基礎的で不可欠な知識や技術の習得をねらいとし,実践力を伴った小学校教員の養成にあたります。
<コース>
・学校教育実践コース
・国語科教育コース
・英語科教育コース
・社会科教育コース
・算数科教育コース
・理科教育コース
・音楽科教育コース
・図画工作科教育コース
・体育科教育コース
・技術科教育コース
・家庭科教育コース
<取得できる免許状>
小学校教諭1種免許状及び所属コースに応じた教科の中学校教諭2種免許状
(ただし学校教育実践コースではいずれかのコースを選択します)
<コース>
・学校教育実践コース
・国語科教育コース
・英語科教育コース
・社会科教育コース
・算数科教育コース
・理科教育コース
・音楽科教育コース
・図画工作科教育コース
・体育科教育コース
・技術科教育コース
・家庭科教育コース
<取得できる免許状>
小学校教諭1種免許状及び所属コースに応じた教科の中学校教諭2種免許状
(ただし学校教育実践コースではいずれかのコースを選択します)
教員にとって必要と考えられる各教科内容に関する実践的・専門的知識を深く学び,教科内容の高度化に対応するとともに,各教科の教科指導,生徒指導,学級指導などの実践力を伴った中学校教員の養成にあたります。
<コース>
・国語科教育コース
・英語科教育コース
・社会科教育コース
・数学科教育コース
・理科教育コース
・音楽科教育コース
・美術科教育コース
・保健体育科教育コース
・技術科教育コース
・家庭科教育コース
<取得できる免許状>
所属コースに応じた教科の中学校教諭1種免許状と高等学校教諭1種免許状及び小学校教諭2種免許状
(ただし社会科教育コースの学生が高等学校教諭1種免許状(地理歴史)(公民)を取得するためには卒業要件のほかに所定の単位を修得する必要があります)
<コース>
・国語科教育コース
・英語科教育コース
・社会科教育コース
・数学科教育コース
・理科教育コース
・音楽科教育コース
・美術科教育コース
・保健体育科教育コース
・技術科教育コース
・家庭科教育コース
<取得できる免許状>
所属コースに応じた教科の中学校教諭1種免許状と高等学校教諭1種免許状及び小学校教諭2種免許状
(ただし社会科教育コースの学生が高等学校教諭1種免許状(地理歴史)(公民)を取得するためには卒業要件のほかに所定の単位を修得する必要があります)
小学校教員としての基礎的知識や技術を習得した上で,特別支援教育(知的障害・肢体不自由・病弱を主に重複・LD等,視覚障害,聴覚障害を含む)に関して,教育学,心理学,医学領域からなる専門的知識を学び,障害児指導の実践体験を重ね,実践力を有した特別支援学校教員の養成にあたります。
<取得できる免許状>
小学校教諭1種免許状及び特別支援学校教諭1種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
<取得できる免許状>
小学校教諭1種免許状及び特別支援学校教諭1種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
卒業の要件以外の単位を併せて修得することによって取得することができる教育職員免許状
・幼稚園教諭(1種・2種)免許状・小学校教諭(1種・2種)免許状
・中学校教諭(1種・2種)免許状(国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術,家庭,英語)
・高等学校教諭1種免許状(国語,地理歴史,公民,数学,理科,音楽,美術,保健体育,家庭,情報,工業,英語)
※卒業の要件以外の単位を併せて修得することにより,多くの学生が希望する教育職員免許状を取得しています。(授業時間割上の制約によって,希望する教育職員免許状が取得できないことがあります。)
また,所属する専修により,取得できない教育職員免許状は次のとおりです。
1.幼児教育専修の学生が取得できない教育職員免許状
・中学校教諭(1種・2種)免許状
・高等学校教諭1種免許状
・特別支援学校教諭(1種・2種)免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
2.小学校教育専修の学生が取得できない教育職員免許状
・特別支援学校教諭(1種・2種)免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
3.中学校教育専修の学生が取得できない教育職員免許状
・特別支援学校教諭(1種・2種)免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
4.特別支援教育専修の学生が取得できない教育職員免許状
・中学校教諭(1種・2種)免許状
・高等学校教諭1種免許状
保育士
幼児教育専修に所属する学生は,卒業要件を満たすことによって保育士資格を取得することができます。他の専修の学生は,単位修得等により保育士資格を取得することはできません。
学校図書館司書教諭
資格取得希望者は,本学の指定する5科目10単位を修得し,教育職員免許状取得後,毎年8月頃に実施される「学校図書館司書教諭講習」の受講を実施大学(本学は講習実施大学です)に申請してください。学芸員
資格取得希望者は,本学の指定する9科目19単位を修得してください。学芸員資格の証明が必要な方は,「学芸員に関する科目の単位修得証明書」の発行を申請してください。免許・資格の取得に必要な科目は「履修の手引」で確認してください。
また,授業時間割上の制約等で希望する免許・資格が取得できないことがあります。(免許・資格に関する相談は随時行っています。)