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学長挨拶
平成31(2019)年1月4日
電気通信大学長 福田 喬

 2019年、己亥の年、あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年、本学は、前身組織である無線電信講習所の創設から数えて100年の節目を迎え、創立記念日の12月8日に400名近くの関係者にご出席いただいて、記念式典と祝賀会を盛大に執り行いました。柴山文部科学大臣のご祝辞をはじめとし、多方面から、激励や期待を込めた暖かいお言葉も頂戴いたしました。改めて心から御礼申し上げます。

 この節目に立つことは次なる節目に向けた船出に臨むことに他ならず、そのための決意を本学全構成員で共有すべく、100周年標語なるものを打ち出しています。

“ひらけ、INNOVATION!”


です。冒頭の「ひらけ」は意図的に平仮名表示としており、それは、そこに漢字を当てはめようとすると、“門を開く”や“新しく始める”の意の「開け」であったり、“未開の地を拓く”の「拓け」であったり、また、“人の目を啓いて解らないことを理解できるようにする”の意の「啓け」であったりと、いろいろな意味の「ひらけ」が浮かんでくるからです。そして、この多重の想いを込めた標語、“ひらけ、INNOVATION!”の下、「総合コミュニケーション科学に関る教育・研究のダイナミズムの下、知の創造拠点であり続け、その知を社会に還元し続ける」ことを決意表明としています。

 また本学は、その決意の具体化に向けた総合戦略として、「D.C.&I.戦略」を打ち出しました。「D」はDiversity、「C」はCommunication、そして「I」はInnovationを指しており、このもとに、多元的な多様性を尊重し、その要素間の相互理解・相互触発につながるコミュニケーションを活性化させること、そして、全構成員の自発的かつ実践的な活動を促して、それらを基本とし大事にする組織であり続けるとともに、既存の枠組みに捉われることのない幅広い連携・協働を推進すること、を行動規範としています。今後も、本学は、世界から認知される高等教育研究機関として、持続発展可能な社会の構築に寄与する新たな価値を創造し続けるとともに、グローバルな環境下で社会を先導することのできるイノベーティブな人材を育成・輩出して参ります。

 電気通信大学は、その使命を果たすために、これからも全力を尽くします。そのような電気通信大学をこれからも見守って頂き、倍旧のご指導並びにご厚誼を、加えて、UEC基金へのご協力も含めたご支援を、引き続き賜りますようお願い申し上げます。