看護学部

「その人らしい生」を、支えられる人になる。

私たちは、「人」に寄り添い、「人」を尊重し、確かな人間関係を築きながら、豊かな心を持って看護に臨むことを大切にしています。
「人を助けたい」「人にやさしくしたい」という心を根底におきながら、一方でプロフェッショナルとして冷静に物事を把握し、自分を客観視する能力を培っていきます。
また、こうした心を実践に変えるための深い知識と確かな技術を9つの看護領域を学びながら、演習や実習を通してステップアップ方式で身につけていくことができます。

看護の心と能力を育む看護学部5つの特長

理論と実践を段階的に学び、多くの「臨地実習」と「自己の看護を客観的に見つめ直す機会」を経て、質の高い看護の実践能力を身に付けていきます。

特長1:理論から実践へ

看護の実践能力を4年間で確実に修得できるよう、概論⇒援助論⇒技術論⇒実習と段階的に学びを深めます。演習や実習は1年次から始まり、早くから看護職としての心構えと実践能力を身に付けます。

特長2:看護の実践を学ぶ場

札幌市内を中心とした実習の場で、看護の実践能力を養います。

特長3:一人ひとりの学びを支援

一人ひとりの学修や進路、学生生活について教職員が支援する「メンター制度」を導入しています。卒業後にも研修の機会があります。

特長4:多様な進路

助産学専攻科に進学することで助産師の国家試験受験資格が得られます。また、大学院に進学し、さらに看護学を探求していくことも可能です。

特長5:自ら学ぶ力を育てる客観的臨床能力試験「OSCE(オスキー)」

OSCE(Objective Structured Clinical Examination:オスキー)は、看護の現場で求められる臨床技能の修得度を客観的にチェックする評価システムです。
学年ごとの学修到達目標に基づき模擬患者に対する看護実践を行い、模擬患者と教員からフィードバックを受けて看護実践能力の研鑽を図ります。OSCEは、学生が自らの意思で参加を決めます。これは、「自ら学ぶ力を育てる」という本学の方針によるものです。模擬患者は、市民の方々です。市民の方々の協力により、様々な患者と接する看護の現場をシミュレーションします。率直な感想や温かい励ましは、医療を支える看護師や保健師、助産師としての貴重な礎となるはずです。