建築・都市システム学課程

課程・専攻紹介

建築・都市システム課程・専攻は、従来の学問分野である建築学と土木工学を融合させ、同時に社会科学及び人文科学の要素を積極的に取り入れた新しい学問分野として構成されています。また、このような技術を習得した技術者を育てるための教育プログラムを提供しています。
研究分野では、「建築・都市デザイン学分野」及び「都市・地域マネジメント学分野」の2本柱を立て、デザイン研究とマネジメント研究を推進することを目標に掲げています。そして、これからの社会に安全・安心で質の高い生活環境を提供するために、都市・地域の建築・社会基盤施設及び国土環境をデザインするとともに、それらをシステムとしてマネジメントするための技術を研究しています。
教育分野では、都市や地域の持続的発展のために必要な基盤的研究や、未来社会に新しい価値を生み出すための創造的研究を教育課程に反映させることにより、建築・社会基盤分野の専門知識とそれらを活かすデザイン力・マネジメント力を備え、国際的に活躍できる実践的・創造的技術者を育てることを目標としています。
加えて、安全安心地域共創リサーチセンターとの連携によるBCP・防災をテーマとした持続可能で安全安心快適な社会的システムの設計・マネジメントに貢献できる国際的なエンジニアの育成も目指しています。

コース名と概要<建築・都市システム学課程に設置するコース>

建築コース

建築設計,都市・地域計画,建築史,建築設備,建築環境,建築構造など,建築に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,社会基盤分野についても基礎的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。建築コースの分野は,主として6つの研究領域から構成されています。

社会基盤コース

土木構造,材料・施工,水工水理,地盤,都市・交通計画,環境システムなど,社会基盤に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,建築分野についても基礎的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。社会基盤コースは,主として6つの研究領域から構成されています。