学部・学科情報
美術工芸学部
日本画専攻
100年後に残る絵画を目指して美しい岩絵の具、本質を捉えた表現...この国に伝わる日本画と呼ばれる独自の絵画表現は時代とともに幅を広げつつ進化を遂げて来ました。しかしこの表現方法の習得には古来よりさまざまな「画派」の存在が示す様に、やる気や根気とともに段階を踏まえた教育が必要でした。本学の日本画では緻密に計算されたカリキュラムで日本画技術の基礎から伝統的表現を経て未来に翔ばたく日本画表現を目指す人材をアシストします。
油画専攻
基礎力を備えた新時代の芸術活動を担う人材の育成造形美術における基本的理念を理解するとともに、高度な油彩画技法を指導し、各自の個性と感性を伸展させます。 新時代の芸術分野での活動を可能にさせる美術教育を目指して、将来の作家にふさわしい人材の育成に努めます。
彫刻専攻
「自然」を見つめ「素材」と語り「私のかたち」を求めて現代では「彫刻」は限りない表現世界としてその領域を広げ、意味の解釈も表現の方法も多岐にわたっています。「彫刻専攻」では、自然観察を通じて形態の原理を学び追求すること、そして素材に身をもって触れ合うことでその可能性を最大限に引き出すことを彫刻表現の原点とし、発展させていきます。自然を見つめ、素材と語り、時代を超えていく「私のかたち」を一緒に探してみましょう。
芸術学専攻
理論と実技を学び、芸術の現場で活躍する人材を育成芸術理論や美術史研究に多様な語学を連動させ、文章力、思考力を養います。豊富な実技の学習をとおして素材、技法、そして作品に対する理解を深めます。文化財調査や企画展開催などの実践から研究に必要な専門能力を培います。
視覚デザイン専攻
人と人の間を豊かにつなぐヴィジュアルデザインを目指して“ヴィジュアル・コミュニケーションは世界で戦う平和な武器である”を合い言葉に、徹底したマンツーマン教育を実践しています。デザインに「人の心を動かすアイデア」と「魅力的な表現」は欠かせません。当専攻ではあらゆるコミュニケーションジャンルに対応できること、また社会に通用する人材育成を目的に、一人ひとりの個性に合わせた高いレベルの制作指導を徹底しています。
製品デザイン専攻
「手で考え、心でつくる」を理念に、知性と感性豊かなプロのデザイナーを目指す社会的ニーズに応える広い視野と解決力を持ち、コミュニケーション能力が高く、時代に敏感な創造性と造形力あふれるデザイナーを養成します。日用品や家具、電気製品、情報機器、公共用品、自動車などのデザインを扱います。様々な素材加工技術や思考プロセスを体験的に学び、理論を構築し、リアリティを持って社会の要請に応えうる、人間に対する理解とチャレンジ精神に満ちたデザイナー・研究者・教育者の育成を目指しています。
環境デザイン専攻
空間デザイン領域を柱として、社会に発信出来るデザイナーを目指す人のスケールを基本とした内部空間・インテリアデザインに軸足をおいており、その考えに基づいてデザイン・設計を計画、実施するカリキュラムが柱となります。そのためのデザイン演習の題材はショップ・ディスプレイデザイン、展示会やイベント、住宅や公共を目的とした施設、またそこで使用される設備、器具等や家具類です。また金沢の豊かな自然環境、都市環境に触れながら、活力あふれる独創的なデザインやまちづくりに携わる人材の育成を目指すとともに、一人ひとりの潜在能力を引き出し、現実の社会に対する提案力とグローバルな視野を養います。
工芸専攻
新しい工芸の世界を切り拓く人材の育成を目指します。工芸科では大学4年間の前半で各種伝統技法や素材について学び、特に工芸に対する知識と技術の習得を目指します。後半では「表現力と創造性」をキーワードとし、陶磁、漆・木工、金工、染織の各コースの特色をいかしながら相互に連携を保ち、専門課程を軸とした研究に取り組みます。本学士課程を通して、世界に通ずる工芸作家やデザイナー、研究者、指導者を育成することを目指します。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kanazawa-bidai.ac.jp/faculty/
https://www.kanazawa-bidai.ac.jp/faculty/