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【音楽学部 作曲科】受験生の皆さんへ
コロナ禍のなか、受験生の皆さんも、様々な不安を抱えて、受験準備をされていると思います。今年度は、音楽学部のオープンキャンパスも中止になったため、学部受験準備の一般的注意や作曲専門教育についての説明が出来ませんでした。

受験一般については、藝大ホームページの入試情報サイトの、作曲科入試過去問題と出題意図を、詳しく見ることで、受験準備の参考にして下さい。

作曲専門教育について言えば、作曲科ではヨーロッパ近代音楽の伝統に基づく、厳格な書法(エクリチュール)の習得から、様々な創作の在り方を学んでいます。音楽芸術は、突然革新的な成果が生まれるわけでなく、諸分野の知識や技術同様に、過去の蓄積とその応用から創造されるものなのです。

このような考えに基づいて、作曲科で、どのような教育が行われているかについては、藝大ホームページ内の受験生向け冊子『大学案内』で、具体的なカリキュラムを説明していますのでご覧ください。

藝大作曲科は、明治時代初期のヨーロッパ音楽受容の歴史を引き継ぐ、日本唯一のアカデミーであり、また今日的な創作の可能性を切り開いていく、音楽創造の中核・中継hubともなるものです。

来年度から修士課程作曲専攻において、コンピュータ音楽実技演習が必修化され、学部においても、その予備的学習が整備されて行きます。テクノロジーを学び、それらの応用から(狭義のコンピュータ音楽制作とは異なり)、各自の作曲の方法論を探究します。「音楽」は、人間の「知」に深く関わるものであり、それは音楽の伝統的な在り方とも重なります。

受験生の皆さんは、厳しい技術の習得を伴うとはいえ、限りなく未来に広がる創造の世界に足を踏み入れていくことになるのです。

音楽学部作曲科エクリチュール専攻入学者選抜の実施について(2020年度合格者1名)