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宗岡寿美教授らの研究グループが農業農村工学会優秀報文賞を受賞
 9月4日(水)〜6日(金)に,東京農工大学府中キャンパスで開催された「創立90周年記念2019年度(第68回)農業農村工学会大会講演会」において,宗岡寿美教授(環境農学研究部門)らの研究グループが農業農村工学会優秀報文賞を受賞しました。

 受賞した報文題目は「肥培灌漑(かんがい)施設の新設と河川水中の全窒素濃度の改善効果」です。宗岡教授が中心となり,北海道東部の風蓮湖等に流入する4つの酪農小流域で河川水中の全窒素濃度を20年間継続調査しました。その結果,国営環境保全型かんがい排水事業「はまなか地区」で整備された肥培灌漑(かんがい)施設の新設率が増加するに伴い,2006年度以降の調査流域では河川水中の全窒素濃度が低下することを明らかにしました。このことは,国営土地改良事業の実施を通じて酪農流域の河川水質環境が改善されたことを実証したものであり,行政諸機関からも注目を受けるなど高く評価されました。

 今回,農業農村学会誌「水土の知」で過去1年間に掲載された報文112編のうち,この報文を含む4編が優秀報文賞に選ばれました。なお,受賞者は宗岡教授のほか,東京農業大学地域環境科学部の山崎由理助教,本学の木村賢人准教授および辻修教授(ともに環境農学研究部門)の4名です。